うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

わたしとVRとモザイクと

 VRがある生活もずいぶんと馴染んだように感じる。

 とはいえまだGoogle Cardboard、PSVR、そしてViveしか持ち合わせておらず、「生活に溶け込むVR」筆頭格ことOculus Goはまだ手元にはない。それでも、いつでも「うむ」と言ってHMDをかぶり、仮想世界へ潜り込めるのは心地よい。なにより、いつでも美少女になれたり、美少女と触れ合う機会を得られる点は、クソの如き独り身のオタクにはどんな福利厚生よりも恵みである。

 もっとも、VRデバイスの強みは完全な仮想世界だけではない。全方位を覆う実写世界の体験も実に心地よい。すなわち、VR-AVである。

 

 AVもいまやVRの時代である。僕はそれをPSVRで観た。

 とはいえ、トラッキングがバリバリ働く本格VRとはほど遠い。正確に表現するならば「360度没入型AV」とでもなるだろう。実物を貼るとBAN必至なので、類似品を貼り付けて雰囲気の伝達を試みよう。

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 このタイプのAVは、おもにDMMなどで配信されており、一度再生すれば全方位をAV女優が囲み、パンティを見せてきて、乳首を舐める。

 その体験は認知を揺るがすには十分である。

 僕が見たのは「お嬢様女子校*1に転入してしまった僕がお嬢様たちにえっちな興味を寄せられる*2」というものだった。うっかり女子生徒たちの着替えをのぞいて無防備にも営んでしまうが、男性に関心が深い女子たちに逆に営まれるという展開。乳首舐めとフェラ。これを我が視点の上で展開される。それが演技だと悟りつつも、モニタで眺めるのと「眼前」で眺めるのとでは勝手が違う。

 だってね、眼の前でね、舐められるのよ。乳首を。それってさ、ヤバイよね。

 モニタで眺めるのと「そこ」から眺めるのではまるで違う。PSVRは、驚くべきゲーム体験以上に、おどろくべき性体験をもたらしたのだ。

 

 しかしながら、没入を遮る問題もあった。

 ひとつは「完全な空間ではない」という点である。これらAVは360度カメラで収録した「映像」であり、前後左右首を動かすことはできるが、接近することは叶わない。VR-AVの中において、我々は動かぬトーチカに過ぎない*3

 驚くべき体験ではあるが、定点から動けないという点はなかなかに惜しいところがある。そのあたりをうまく工夫して映像を作ろうとしているので、そうした工夫を愉しむもよし、発展に期待するもよし、ではある。

 もう一点の問題はより重大である。それは、「自分の視界にモザイクが入る」である。

 性的映像とモザイク処理は不可分である。日本男児はそれを成長とともに自然と学習していく。しかし、モニターに映る映像ではなく、自分の視界上にモザイクがかかると、まるで自らの視界がハックされたかのように感じてしまい、言いしれぬ違和感・不安感を抱くものである。

 「俺が眺めるイチジクなのだからモザイクをかけるのはどういうことか」という義憤ならまだいい。己がローエングリンにモザイクがかけられているのを見ると、「俺のこいつは不健全指定物なのだなぁ…」とやけに悲しくなってくる。「自分の視界」という不可侵の領域を侵犯されるという体験は、「眼前に映るのは虚構である」という線引を自ら引きやすいものだと感じた。これが日常的に起きるのが『攻殻機動隊』の世界だと思うと、あぁも少佐たちが自己について悩むのも無理もないと感じるものである。

 

 さて、PSVRでえっちなフルダイブと視界のハックを経験したのは、かれこれ半年以上前の出来事である。今月、僕はさらに一歩進んだエロスの仮想領域に踏み込んだ。Viveで覗く『カスタムオーダーメイド3D2』の世界である。

 

wasasula.hatenablog.com

 

 僕は美少女になるためにViveを用意した。もちろんその体験は無類である。

 だが、やはりこのゲームの元祖たるVR用途は「眼前で美少女と触れ合う」である。そこから手を抜くつもりはない。僕はいつだって真剣だ。

 

 

 気がつけば深夜までこのような営みをしている日々が続いている。毎日寝不足だ。だが女遊びとはそういうものであろう。

 VRモードで遊んでいてやはり思い知らされたのは「空間を自由に動き動かせる」点に尽きる。僕はエンパイアクラブのあらゆる部屋を自在に行き来し、そしてメイドたちを自在に呼び出し、配置できる。そう、自在だ。監督は僕らだ。最高のシチュエーションを両手で生み出す権利を持っているのだ。

 そしてなにより、「視点を自分で決定できる」というのが一番大きい。ハイエンドVRデバイスはトラッキングがとても優れているので、かぶってしまえばそこはもう一つの現実である。女の子と触れ合う距離感、セックスの距離感は、現実とまったく差異がない。俯瞰する営みではなく、「いまここで」見る営み。それを自分の動き一つで演出できることが、圧倒的な没入感を創出していく。

 なにが言いたいかといえば、上掲ツイのようなことをしている間、自分はほぼ常時ガチ恋距離にいるということである。

 

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 全て僕の視界で起きたことである。なんというか、全ての体験が致死量の毒そのものと言ってよい。僕はキスフェチなせいもあって、気がつくと眼前の子とガチでキスをしている。傍目に見れば末法の光景だが、主観的には間違いなく桃源郷である。

 なお、モザイク問題はこちらでも健在なのだが、抜け道がないわけでもない。MOD機能の偉大さに酔いしれる日々でもある。

 

 VRはホラーやシューターとの相性がバツグンとされている。しかしながら、それに匹敵する相性の良さを誇るのが、エロの分野であろう。それは『VRカノジョ』がSteamを通じて全世界へ解き放たれ、さらにエロパッチも別方面で配信するという事象からもうかがえる。

 一方で、アダルト媒体特有のお約束が自らの視界上で発生した時、モニタで眺めていた時以上の違和感が生じるリスクを孕んでいる。それとどう折り合いをつけていくべきなのか。

 いずれにせよ、VRの海はまだ開かれたばかりだ。VR-AVもさらに発展する可能性もある。エロは常に技術を革新させ、人類を前へ進めている。それを心待ちにしよう。

 

 じゃあ、シコって寝ますね。

*1:とはいえどう見ても予備校の教室であるし、女子生徒はAV女優である。

*2:「あの子おとなしそうで勉強得意だし、よく見たらかわいくな~い?」的なオタク大サービスなお世辞が聞ける。競泳水着への着替えを見せながら。

*3:これと微妙に異なる話として、「こちらに女優がキスをしてくる」という場面は、ちょっと首を手前に引くと「虚空へベロチューをする女」というおもしろい映像を見ることができる。無論、没入を望むのであれば自ら顔を近づけにいくとよい。