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うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

2017年春アニメ 雑感①

 春が来た。新年度の春、社畜一年生葬送の春、そして新たなアニメ開始の春が。

 しかし自宅にはSwitchがうっかり届いてしまい、100年ぶりに目覚めたハイラルの勇者になって「ヒャア!ゴブリン死ねェ!」と叫びながら馬を走らすのが楽しすぎて、一瞬アニメどころではない事態になってた。BREATH OF THE WILD、めっっっっっっっっちゃおもしろいです。

 とはいえ見るものがあるだろうと思い、おもむろに今期のアニメの視聴を開始してみたところ、いくつか好みぶっ刺さり案件が出てきて大変なことになっている。まぁまだ1話なので、肩の力を抜いて今期についてのメモを記す。

 

フレームアームズ・ガール

 FA:G沼へようこそ……

wasasula.hatenablog.com

 まぁ沼勧誘はさておき、FA:Gをしっかり「プラモデル商品」としてフィーチャーして、販促アニメとしてキッチリしてる。組み立ての段階から描き、「妖怪パーツ隠し」「切り残しで不格好になる(そして作中では武装性能を左右する)」みたいな話まで出てきて、ホビーアニメとして丁寧だなぁと感心している。

 FA:Gたちもピョコピョコとかわいらしく動き回る。個人的にはバゼ子が一番かわいらしくて「あっお迎えしてえ」と本能がうずいた。その点でも販促として上々。というわけで布服を買いましょう(勧誘)

 そんな感じでFA:Gをキャイキャイ楽しんでる身としては、よいアニメ化な印象。ただ、このアニメの主人公の源内あおちゃんがクッソかわいい上にクッソエロい、加えて性格とかモロモロが好みへクリティカルヒットしてしまい、動く源内あおちゃんが見えるだけで+3億点されてしまう。「ぼくのりそうのおさななじみ」が具現化したら源内あおちゃんになる。もう公平なジャッジはできないよね。

 

ひなこのーと

 おそらくコミックキューンのフラグシップ(と認識している)。「きらら枠がない!難民!」などとぬかす輩はまとめて放り込める枠。

 作画よし、かわいさよし、声優もいいとこぞろい、出来栄えは優等生。ただし声質がみんなふわついてるタイプな気もするので、個人的にはちょっと彩りがほしい。おはなしはどうなるかわからないけど、「劇団」というサブカル直結な単語がふわふわ美少女から発せられると、ちょっとドキッとする。

 ただまぁ、タイトルに冠せられてる主人公のひなこのカラダがエロい、エロすぎる。どういうエロさかといえば、入浴シーンで生殖本能が呼び覚まされるタイプのエロさ。安産体型。こういうあどけないけどカラダがオトナな子に本当に弱い。ひなこだけではなく、全体的にキャラデザはその傾向があるかもしれない。

 

ロクでなし魔術講師と禁忌教典

 俗な言い方をすれば「帰ってきた石鹸枠」、そして2017年度版正当進化系である。雑に要素を列記すると、

  • 主人公:要領を得ない昼行灯(でも絶対つよい)
  • ヒロイン:アタリの強いお嬢様(優等生)
  • 魔法学校:帝立
  • 世界観:ヨーロッパ風(近代くらい)
  • 制服:ファンタジーでハレンチ
  • ラッキースケベ:女子更衣室に突入
  • 決闘:1話からアリ

 などなどなど。石鹸枠の諸要素は見事に抑えている。しかし、主人公を文字通りロクでなしにしたり(=ヒロインが噛み付く理由付け)、決闘はあっさり負けたり、女子更衣室に踏み込んでしまってから「いやこういう時に目をそらすのおかしくね!?」とメタりだしたり、従来の石鹸枠とされた作品の裏をかこうとする意欲が感じられる。

 なにより注目は「女子生徒全員島風」と称される女子制服。チアリーダ―じみた格好にガーターベルト、そして謎の腹部の紐。おなか丸出しのセクハラ必至な制服はここ最近の映像化したラノベの中でも相当キテる。明らかに世界観から浮きまくり。しかも紐が腹肉に食い込む感じまで描写する謎の気合の入れようだ。

 まぎれもなくテンプレラノベバトルハーレムではあるが、上記のような裏をかこうとする気概や、この手の作品としてはかなりテンポの良いかけ合いが特徴的で、既存作品からどう差別化していくかが非常に楽しみである。

 合言葉は一小節。「本当の魔術ってもんを教えてやるよ」。

 

武装少女マキャヴェリズム

 『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』が「先鋭」だとするならば、むしろ「伝統」に近いなと感じたのが『武装少女マキャヴェリズム』だった。

 なにやら君主論のかおりが漂うが、実際にやっているのは男尊女卑学園古武術バトルである。美少女たちが刀をぶん回す中、主人公(男)は素手で殴りかかるタイプの「主人公はイレギュラー」であり、さらに1話からヒロインに決闘を挑まれ、決闘終わりにラッキースケベが発動してファーストキスまで奪う。まるでラノベアニメだが実のところ原作は漫画である。

 古武術をテーマに据えているためか、ドヒャドヒャ飛び回らない堅実なバトルシーンが印象的。逐一技名が文字付きで出てくるのがシュールだが、古武術的な原理解説も含め、眺める分にはなかなかに楽しい。おそらく魔法の撃ち合いになるであろうロクアカとは良い住み分けになりそうだ。

 

クロックワーク・プラネット

 学園ラノベがあるなら非学園ラノベもある。「時計仕掛け」がコンセプトの比較的ガッチリなSFである。

 これはもう世界観がいい感じ。「地球が死にそうなので丸ごと時計仕掛けで再現しました~」とかいうぶっ飛びな世界が舞台で、なにもかもが歯車で動いてる感じのディストピアスレスレな雰囲気が特徴的。それでいて主人公はまさかのショタナンジョルノという不思議采配。メインはみんな女性声優か、と見せかけて渋めの男もいる。「古き善きSFラノベ」とかいうと怒られそうだけど、1話から世界観周りが好きになる作品だと感じた。

 個人的に気になったのはキャラデザがちょっと昔っぽいかなというところで、これは茨乃作画を映像にコンバートした結果かとは思う。顔が縦方向にぺちゃってる感じ。そこは好みの問題でしかないけども、現状マイナス方面には働いてはいない。

 全体的にスタートダッシュかけるよりもじっくり時間をかけて盛り上げていくタイプかなとは思うし、どちらかといえば原作読みたさはあるかもしれない。

 

Re:CREATORS

 すみません、好きです(率直)

 設定だけで個人的に+3億点。「現実にフィクションが抜け出てくる」っていうのが好きだし、さらに「(作中世界の)既存作品からキャラクターが抜け出てくる」というのが好み of the 僕のドストライク、「俺これの企画監修やってたっけ…」と誤解しかねないレベルで好きなテーマ・コンセプト。ノーマークだっただけに完全に不意打ち即死だった。

 まぁTROYCA案件なので終盤にアルドノアる可能性もあるし、こういったテーマって落とし所すげー難しそうな気もするので、コケる確率6割くらいで見積もってしまっている。ちなみにTROYCA案件なためか。映像はかなり気合が入っていて、かなり激しく動くし音も重め。SEまわりは今のところ一番すき。動き方はよく見ると派手な方ではないけど。

 個人的にはめちゃめちゃ応援する。でもポエム多すぎな面も含めて不安要素も多い。とはいえコケる様を見届けるのも、コケ方次第ではあるけどそれは楽しいので気楽に見ていきたい。可能な限り。

 

正解するカド

 まさかの野崎まど案件。そんな案件が出てくるとは予想もしなかったが、中身もまるで予想がつかない。

 まとめると「羽田に謎の立方体が落ちてきて政府であれこれ対策しようと思ってたら中からマーリンが出てきた」となる。文章化すると胡乱すぎて「なんじゃこりゃ」となるけど、実際の映像はなかなかに緊迫感強め。政府官僚会議シーンも相まって、ディザスターパニックじみた雰囲気が存分に醸し出されている。

 CGアニメを謳っているが、CGで描かれているのは主要人物のみで、この手法どっかで見たようなと思っていたら『楽園追放』。そして制作はというオチだった。

 なお、多くの人は「シンゴジみてーだ」と述べていて、(最適と言い難いが)イメージを伝えるには最も近しい言葉だろう(発表時期的にシンゴジのパクリではないことは留意されたし)。ちなみに作品の「感じ」だけで言えば『残響のテロル』あたりが近いかもしれない。

 とにもかくにも、タイトルからも内容からも「この先なにをしでかすかわからない」状態で、だからこそリアタイで追いかけたいタイプ。ワクワク感は今期随一。

 

ラブ米 -WE LOVE RICE-

 前期の雄・けものフレンズ。その企画を担当したヤオヨロズが繰り出す新兵。「ハーベストショー。それは、穀物たちが自身の美味しさを周囲にアピールするライブ。」といったあらすじで脳震盪を連発させる「新米」。それが『ラブ米 -WE LOVE RICE-』である。

 米が美少年化してアイドルをやる!

 グループ名は「ラブライス」!

 立ち向かうは「イーストキング」!

 5分アニメなのに初回スペシャルで倍近い時間のキャストインタビュー付き!

 やはり「系譜」は存在するのか。そのポテンシャルは炊き立ても同然である。でもやることは楽しそう。

 けものフレンズ難民よ。次なる巡礼地はここだ。そしてそなたたちに問いかけよう。「YESか。農家!」

 

 

 とりあえず4/9時点ではこんな感じである。あとはID-0とかいうのとゼロ書、初回見逃してしまったアリスと蔵六はどこかで抑えておきたいが。

 グラブルニメは……どうしようかねぇ……