うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

2017年冬アニメ感想 〜ゆるい日常と政変〜

 フリフラロスから立ち直るために、今期も少しずつアニメを見始めている。

 今年の冬はちょっと控えめ……に見せかけて、チラホラと爆弾も見かけている。単にピックした作品がよかったのか、前期がフリフラ一本のみ集中視聴だった反動か、今のところ満足度の高い冬になりつつある。

 昨年の冬のように、各作品を貪るようにつまんではいないので、とりあえず見ている作品の感想を適当に記しておく。

 

ガヴリールドロップアウト

 今期の動画工房枠。あるいはうまるちゃん二世。ただし居候ではなく独居のひきこもりなので、うまるほどの畜生味は感じない。そのかわりやさぐれてるのがガヴリ―ルちゃん。

 視聴後の満足度がかなり高い。話は特におもしろくないというかむしろ退屈な部類だけど、その分掛け合いは楽しく、よく動き、話題はゲス寄り、と「何気ない会話」が割といい感じ。その上ところどころえっち。だらしない太ももに、妙にこだわりを感じるパンツの描写が、ソフトなスケベ感をそっと添えている。

 基本的に脳機能を完全に止めて楽しめるので、月曜の勤労明けにちょうどよい30分だと感じた。妙に見えるパンツ描写も相まって、オタクに最適化された栄養食として開発されたのかもしれない。きっと宇宙に行っても役に立つ。

 ちなみにサターニアちゃんはかわいいけど、大学時代の後輩たちが「ねねっち枠」認定を下してしまって、諸行無常を感じている。

 

うらら迷路帖

 今期のきらら一派。和風ファンタジー世界のきらら空間。それ以上でもそれ以下でもないがそれだけで十分。あとは千矢ちゃんがストレートにえっちなのは驚いた。全体的に体つきがエロく描写されているような気がするけど、それは元からの作風だったりするのだろうか。

 たぶんなにも問題ないクオリティのはずなんだけど、なぜか脳裏を『猫神やおよろず』がよぎる。何故か。そのせいか刺さり具合が弱い。

 

スクールガールストライカーズ

 3D美少女動物園ソシャゲのアニメ化。未プレイなのでキャラが分からずだいたいこんな気分になる。

 アニメそのものの品質はかなりいい。たぶんちょっとでも原作やってれば「あっ!あの子が!動いてる!」と素直に喜べるぐらいにはアニメーション品質が良いし、2話時点でのおはなしも当たり障りがないしで、とても安心して見れる。ファンには当たりのアニメ化かもしれない。

 エッジを削って味をまろやかにしたアンジュ、みたいな印象。だけどもこのトラディショナルなキャラデザはいったいなんなんだろう。

 

小林さんちのメイドラゴン

 まさかのここにいたか京アニ。でもたまに『日常』とかみたいなのをやってるし、たぶんその流れなんでしょう。

 キレッキレな田村睦心が最高なので個人的に好きなんだけど、OPがガチで正気度が下がる映像でキツいし、作中はIT土方ワードがゴロゴロ転がってくるので常に息が苦しい。内容そのものはまぁまぁゆるい。

 とにかくOPが本当にキツいので、ここだけ切り飛ばして田村少年のツッコミを聞くアニメとして見ようか、とは考えている。いやマジでOPキテるよ、これ。

 

One Room

 カントク絵のおっぱいがデカい美少女と一つ屋根の下で暮らせってェ〜? つまりセックスだなァ〜???

 としか思えなかった5分アニメ。あにトレの一族が作ってると聞くとなるほどな作品。アパートの隣の部屋に女子高生が引っ越してきて「受験勉強教えてください!」と頼まれたので自室に上げる。完全にAVの導入パートなので笑ってしまうし、がんばればその5分だけでシコれるやもしれない。

 AVの導入パートを3ヶ月放映し続けたらどうなるのか、という社会実験の場として興味がある。でも(視聴者の)視線の動かし方が完全にキモオタのそれなのが悲しい。

 

アイドル事変

 断言する。これは見ておいた方がいい。ありあまるアホ要素を「アイドル」と「政治」の二本柱でゴリ押しするグラディエーター。サーヴァントとして召喚すれば、間違いなく狂化:EXのバーサーカーだ。

 無駄にアイドルオーディションが始まったと思ったら、無駄に特訓をして、無駄に選挙して、無駄にバンジーをして(しかもロープが切れて川に落下する)、最後はオーラ(実際に放たれる)とともに歌って洗脳して全てが解決する。そしてこれら全てをひっくるめて「政治」と断言する。あらゆる要素に狂気があふれている。

 先日猛威を見せつけられた『かわいい!ジェニー』とタイマンを張っても劣るところがない。正直言って強すぎる。アバンの「不況!貧困!広がる格差!(CV:立木文彦)」「そのオーラゆえに」などのパワーフレーズにも恵まれている。挙句、「アイドル議員」なる設定が特殊すぎるのにノー説明という潔さも相まって、30分で確実に脳細胞が破壊される。

 いちおうスマホゲーム(音ゲー)が同時進行するメディアミックス企画らしいが、そんなものがどうでもいいレベルで、このアニメそのものが「事変」である。この奇跡的な祭政一致はぜひ見届けたいし、できれば皆と一緒に見届けたい。

 

 

 とりあえずこんな感じ。今のところ『アイドル事変』が好きになってきているけど、単品で走るには劇物なので、『ガヴリ―ルドロップアウト』や『スクールガールストライカーズ』で中和するとちょうどいい。

 もっとも、消費カロリーが激高なフリフラを終えた直後なので、どちらかといえば消費カロリーが少ない作品から手を付けているきらいはある。ちょっとずつ体が慣れてきたので、なにやら楽しそうな『幼女戦記』、なにやらエロいという『クズの本懐』『セイレン』、なにやらきな臭そうな『ハンドシェイカー』あたりはタッチしておきたい。

 タッチしたらまた感想書くかも。今期はそのくらいのゆるさでアニメと付き合いたい。