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うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

今年の消費を振り返る ~ドール編~

 ついこの間まで、「今年の買い物は?」的なお題がはてなブログから提示されていた。書けばグッズをもらえるというキャンペーンもやっていたらしいが、完全に忘れていた。

 とはいえ、今年は「忘れてはならない消費」が少なからずある。こういうものは、茫漠と「こんなことあったなぁ」とヘラヘラするよりかは、なにかの節目できっちりと振り返ることが必要だ。自らの消費活動は、自らの人となりを端的に表すものである。

 そんなこんなで、今年振り返るべき消費として一つ挙げなければならないもの。それは、ドールである。以下では、今年密かに沼に脚を踏み込んだ、僕のドールに関する消費活動の記録を残す。

 

第1章 Libidoll編

 沼の先端は3月6日、限界残業バトルの末に開かれた。

 きっかけはささいな疑問だった。「ドールの中に射精する文明は存在するのか?」という、素朴で無垢な疑問を、ある日ふと感じたのである。

 すぐさま「ドール オナホール」と検索すると、「dolho」なる商品がサジェストされる。商品説明に踊る「ドールを挿入可能に!」という謳い文句。そのきらびやかな重力に惹かれ、さらに情報収拾を進めた結果行き着いたのが、「Libidoll」だった。

Libidoll スターターセット マグネット関節ドール 身長52cm

Libidoll スターターセット マグネット関節ドール 身長52cm

 

 ドールとしてはレアなマグネット関節を採用し、「自在にカスタマイズできる嫁」を謳うなど、一見すると健全なドールにも見える。

 だが、もともとエアダッチを作っている会社が手掛けたドールである。製品ラインナップに「R-18」というカテゴリが存在する通り、その開発コンセプトはおおよそスケベで間違いないだろう。

 当時、ストレスが高まりつつあった僕は、どうしようもない衝動に駆られた。秋葉原大人のコンビニへ駆け込み、お値段しめて5万円。不審者同然の巨大な紙袋をひっさげ、自室にて初めてのドールと対面したのである。無論、オナホ化キットもだ。

 

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 写真を見ればお分かりかと思うが、勢いで買うと頭を抱えるくらいにはデカい。全長は52cmで、俗に言われる「50cmドール」という規格に近いらしい。とはいえこれよりさらに10cmデカいのが、かの有名な「ドルフィードリーム」と呼ばれるドール最大手の一角である。

 が、そんなデカさなど気にならない、「なにかが外れる音」が僕の音に響いていた。

 目の前に座っているのは、まぎれもなく人形。命なき、人の形を真似たもの。だが、この子を組立て、ウィッグをかぶせ、下着をつけていく、そんな過程を経た後には、もはやただの「物体」には見えなかったのである。

「あっ、これ、女の子やん」

 その気付きの異常さを自覚しつつも、修正する気が起きない。それが「ドール沼」と呼び得る概念なのだと、僕は気付かされたのである。

 

 とまぁ、まぎれもなくLibidollの購入がきっかけで、僕は沼に脚を踏み込んだことはたしかだ。とはいえ、Libidollの本命は「ドールの膣内に射精してみる」である。ここははてなブログなので画像は貼らないが、上掲の「彼女」の股間には、シリコン製の膣が装着されているのである。

 せっかくなので下着はそのまま、パンツだけずらして、挿入口にローションを注ぎ、愚息を投入させた。挿入感そのものは、よくあるオナホールだが、ドールボディに組み込んでいる以上、横へ広がりにくく、入口部分に「引っかる」という予想外の事態に見舞われた。その、無理やり突っ込む感覚が、奇しくも強姦かのように感じられ、別の意味で興奮したことを付記しておく。

 問題なく射精できたが、その後の虚脱感、片付けの虚無感は、通常のオナホールの比ではない。「オナホ部分をドールから外す」という工程が加わるだけで、「俺は一体なにをやっていたんだ」という虚しさは三倍増しになること請け合いだ。

 

 かくして、ドールという概念を知ったのが3月。そして沼にハマるのは数ヶ月後……なんてことにはならなかった。

 

 

第2章 ピュアニーモ編

 皆様にひとつだけ伝えたいことばがある。「沼に踏み込めば、沈みゆくのは一瞬である」。

  Libidoll購入から一週間。なんとなく詳細を伏せたツイットをしたが、この日僕は、秋葉原ラジオ館7Fに足を運んでいた。

 訪れたのは「アゾンレーベルショップ秋葉原」。お買上げしちゃったのである。アゾンのピュアニーモを。

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 より正確には、ピュアニーモの中の「サアラズ ア・ラ・モード」シリーズである。サイズはおよそ30cm。お値段は1体1万円ほど。大きさ、価格ともに手軽で、この存在を知るや否や、「1体くらいならいいじゃん」とよくわからない決心をして購入に至った。

 はじめは軽い気持ちだった。犯罪者によくある弁解の言い出しだが、このピュアニーモ購入は明らかにドールへの心的敷居を下げた。なにせ、安い。なにを言ってるのかと思う人もいるだろう。だが、5万の出費が当たり前な60cmドール界隈と比べれば、明らかに安い、安いのである。

 さらに言えば、はめ込みアイではなくプリントアイは、二次元寄りのオタクとしては比較的親しみやすい。そしてサアラズシリーズは、このプリントアイが、アニメパロエアダッチのような残念感を産まないようなデザインなのである。ぶっちゃけてしまえば、グリグリ動かせるフィギュアと感じてしまって「そりゃすげえや!」と感動してしまったのである。

 「ならばfigmaでいいのでは?」 いやいやそんなことはない。ドールは髪が生えていて、服を着せ替えることができる。ドールの髪はとかしたことがありますか? いかな人形とはいえ、女の子の髪をブラッシングするという行為は、確実に心が傾く。この一点だけで、ドールはフィギュアに優に勝る。着せ替えも同様だ。好きな服装にできることもだが、なにより「着せ替える」という行為、これを繰り返すと確実に沼から脱出することができなくなる。

 この「髪をブラッシングできる」「着せ替えができる」という二点が、たった1万円で体験できてしまったことが大きい。小学生くらいまで、妹に付き合ってシルバニアファミリーごっこ遊びをして、妹より楽しく遊んでいたころの記憶が蘇った。あのころは楽しかった。そんな思いから、気がつくとアゾンストアで服を買い、着せ替え、写真に収めて……という行為を繰り返すようになった。

 そして気がつけば、ピュアニーモは4体に増えていた。

 

 

第3章 フレームアームズガール編

 かくしてしばらくはピュアニーモでヌフヌフと暮らしていたが、10月に入ってある情報を耳にする。

「フレームアームズガール(以下、「FA:G」)にものすごく動くやつがあるらしい」

「しかも布服まで着用できる」

 マジで? それやばくね? 真偽の程をたしかめるため、コトブキヤに足を運ぶと、それは燦然と陳列されていた。「フレームアームズガール マテリア」である。

 

 もともとFA:Gは轟雷ちゃんは買って組んでいたが、かわいいものの可動はそこまで、というものだったので、以後はさほど注目していなかった。なので、「よく動く」と聞いた時は耳を疑った。そして実際に買って動かしてみて、今度は目を疑った。正座と女の子座りができたのである。

 それだけですでに大大大満足なのだが、やはり気になるのが、布服を着ることができるという評判。なにせ、コトブキヤ公式が喧伝しているのだから、否応にも気になる。

www.kotobukiya.co.jp

 そして気になるならやってみる。それが僕の悪いクセである。

 規格的にピュアニーモと服は共用できないので、サイズフィットするピコニーモ用の服を数着買い、組み上がったマテリアにあてがってみる。そして適当にポーズをとらせ、手近な武器とかも持たせてみる。

 目の前に光が広がった。

 思えば理想的な条件がそろっていたのだ。「かわいい女の子」「自在に可動する」「着せ替えもできる」「プラモや食玩みたいなものを自由に持てる」「デカいメカにも接続できる」と、オトコノコのブンドド欲をこれでもかと満たせる要素が詰まっている。これを「最高」と呼ばずになんというのか、という話である。

 付け加えれば、着衣FA:Gは、ピュアニーモ以上に価格的な敷居が低い。本体が4000円からで、そこに衣服が2000~3000円。一着だけ試す場合でも1万を超えない、というのは、「ちょっと試してみたい」という欲求にぴったりと応えてくれる。それで深みにハマるか判断できると思えば、これ以上とない「入門キット」である。

 

 その自由度の高さに、現在ドハマり中である。そしてつい先日、新たな対抗馬として、「メガミデバイス」が登場した。 

 

 こちらはさらに変態的可動が実現している。加えて頭部をFA:Gとスイッチすることもできる。「着衣プラモ」の素体として、マテリアに匹敵か、それ以上に素晴らしい一品だ。

 

 

総括

 今年買ったドール関係のものを記すと、

  • Libidoll 本体 ×1
  • Libidoll オナホセット ×1
  • Libidoll用衣装 ×2着ほど
  • ピュアニーモ(サアラズ)×4
  • ピュアニーモ用衣装 数えたくない
  • アサルトリリィ ×3*1
  • FA:G マテリア×1
  • メガミデバイス×2
  • FA:Gとメガミ用の服 数えたくない

 総額? 数えたくないけど絶対10万超えてるよね。ワンチャン15万? みたいな? ウェーイ。

 だが後悔はない。ドールに手を染めたことにより、小学校高学年のころから薄々自覚していた「お人形遊びが好き」という、己の性質をはっきり自覚することができたからだ。もう迷わない。そんな強い気持ちに、いまは満ち溢れている。

 だが、正直ドール沼としてはまだ序の口だろう。大本山たるドルフィードリームにはノータッチだし、魔境・カスタムドール界もまだ踏み入れてない。良い写真を撮るためにはカメラ沼にも踏み込む必要がある。撮影環境だってそろえるべきだ。なんなら衣装自作のため裁縫技術の取得も必要だろう。

 それら全てを為そうとすれば、それこそ7桁の消費になる可能性は非常に高い。しかし、そこまで至る収入はさすがにないし、他に金を投げたい趣味が多すぎる。

 地道に進めていきたい。趣味とはそうあるべきだ。

*1:実はこちらも買っている。うち1体はラジオ館のくじ引きでもらった。