うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

2016年のシコリティをにぎわせた美少女を思う

 年の瀬も近い。過ぎゆく年を思い返すことほど虚しいものはないが、それでも思い返し、総括すべきことがらは、人生にたくさんある。

 たとえば、その年で一番シコられたキャラクターについてだ。

 

 1月から3月の冬。僕がことごとく荒野に目を向けている間、世間では着々と、スケベな娘を見出すフローが進んでいたように思う。

 殊によく見かけたのがギャル子ちゃんだと記憶している。オタク好みにチューンナップされたスケベ体系のギャル。ドスケベランジェリーでアヘ顔をしている画像はよく見かけた。ある意味、「オタクカルチャーにおけるギャル」が確立した契機なのかもしれない。

 双璧をなしたのが『無彩限のファントム・ワールド』のリンボー舞先輩だろうか。初速で言えば、間違いなく勝っていた。意味不明に盛った乳を、意味不明なまでに揺らす京アニの意地に感嘆し、あの武田弘光聖人もリンボースケベを最速で描いた逸材だ。それ以後の消息は聞かないが、腰ゴムリンボーダンスで生計を立てているかもしれないと思うと、わびわびを感じるものだ。

 他にも、最弱無敗は伝統的石鹸枠にして、かなり精緻な品質を保った石鹸ヒロインを排出し、お茶の間の愚息をにぎわせたことだろう。このすばもアクア様のデザインが明らかにイカれたものであった。

 とはいえ、まだシコリティダービーとしては、まだまだ駈け出しもいいところだった。最速絶対的勝者の不在に安心しつつ、そうしているうちに春が来た。

 

 2016年の春。萌木のまぶしいこの季節に、おそらく今年を代表するであろう、シコリティの権化が現れた。リゼロのレムである。

 告白するが、リゼロはすっかり見忘れた。だが、レムのエロ画像だけはたくさん見届けてきた。青髪のメカクレ、童顔にして巨乳。とどめとばかりにメイド。さらに、ガチなシナリオも上乗せされ、正ヒロイン認定がどこかで下る始末。条件は見事にそろっていた。シコリティレートバトルの、トップメタの誕生である。C91を眼前に控えた今でもなお、スケベブック市場では間違いなく一番見かける女であり、実際、僕も彼女はかわいいと思うし、スケベだと思う。なんとかリゼロを見なければ。

 今年の春はレムの誕生が決定的だ。だが、周囲も見てみれば、まずカバネリの無名があった。春の時点では、レムに追随するスケベ率だったと記憶している。ロリの枠ではくまみこの雨宿まちが嗜虐心を煽り、ネトゲ嫁では伝統的介護女が巨乳を引っさげ現れた。中には『少年メイド』に欲情した紳士もいただろう。はいふりやばくおん!から、隠れた逸材を発掘する喜びもあった。

 春は、常にうららかで、股間のひきしめを緩ませる陽気にあふれている。その法則は、今年も健在だったといえよう。

 

 情欲を抱えたままやってきた夏、僕らの前には、伝承となったμ'sの後継者が、潮騒のリビドーを漂わせて現れていることを、忘れてはいけない。

 メイン年齢の2年生では、渡辺曜。理髪で活発な雰囲気を匂わせつつ、髪色と立ち位置は、μ'sの搾精魔人・南ことりその人。これによがしとおっぱいは大きく描かれ、夏の市場に切り込んできた。熟れた性欲を表象する3年生には、第2回総選挙で1位を得た松浦果南がまぶしい。ウェットスーツより顕現するバストは、肉感のAquariumという他ないだろう。1年生だと国木田花丸が強かっただろうか。明らかに一人だけ体系が恵まれながら、「ずら〜」と強固なキャラ付けを忘れない強かさは、我々は見習うべきだろう。

 夏はとにかくAqoursの攻勢が圧倒的な印象がある。その裏で、『この美術部には問題がある!』の宇佐美みずきのスケベ本が、チラホラながら手堅く見かけられた。なるほど、たしかに1カット1カットはたしかに扇情的であった。「ぞい」こと涼風青葉のスケベがさほど見られなかったのは、色気のなさと、時々見せる小悪魔故か。

 

 激戦が続く春と夏に続くと、秋はアニメにおいては控えめといえるだろうか。オカルティック奇乳が初速においてゲキヤバ。しかし出落ち感が否めないのも考え過ぎではあるまい。あるいはたわわ。あれはもはや暴力という他あるまい。しかしながら、「一枚絵だからこその破壊力」というのも立証されてしまったのは、Youtube公式動画削除も相まって、痛烈な皮肉と言うべきか。とはいえ、たわわのスケベ量産のきっかけとなるならば、尊い犠牲ではないだろう。

 一方で、ポケモンという巨大なプラットフォームにおいては、リーリエスイレンという二大巨塔がダブルバトルを仕掛けつつある。ポケモンは、毎タイトルごとにスケベ本を大量生産するスペックを有するが、今回はなお格別だ。精緻な美しさと百合の親和性を備えたリーリエ、控えめながら強大な「性の奔放さ」と「隠しスク水」という凶器を隠し持ったスイレン。いずれも甲乙つけがたい、我々のポケットのモンスターの大敵といえよう。

 

 今年も様々なシコリティが現れ、我々の愚息を悩ませてきた。

 上記の美少女たちは氷山の一角にすぎない。そう言えることは、間違いなく幸福である。来年は、どんなシコリティの権化たる少女と出会ってしまうのだろうか。あるいは、それ以前の年の女たちが、引き続きリビドーを賑わせてくれるだろうか。来年も雄々しく、たくましく生きたいものである。