うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

全てのプロブロガーは風俗レポを書くべきである

 なんとなくプロブロガーについて検索していると、はてな村のお医者さんがプロブロガーについて言及している姿を見かけた。

 

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

 内容はもとより、なにかについて語るにあたって、具体例を探してくることは大事だと痛感させられた次第である。僕もプロブロガーウォッチリストを作らないといけない気がしてきた。

 

 そんなお医者さんが見つけてきた、自由になりたいがためにプロブロガーを目指すことにした大学2年生。「1ヶ月で50万稼ぐブログに育てる」と豪語する口から、さてどんなエントリが飛び出すのか。舌なめずりしながら記事をあさってみた。

 

www.airdays.net

 

 一読して、ひどく懐かしい感覚をおぼえた。そうだ。夏休みの読書感想文に似ている。もっと言うなら、題材の取り上げ方や調べ方、それらのまとめ方は、夏休みの自由研究に似ている。そのくらい、牧歌的なエントリだった。

 とはいえ、「安さなら夜行バス、安全と速さなら新幹線」という事実は、Googleに問い合わせれば小学生でも調べられる。「醤油を水で10倍に薄めたようなクソ記事」と喝破されても致し方ないご時世である。

 これで「僕は結構自分の能力に自信があって、「ブログで成功している人がこれだけいるんだったら、俺がやっても出来ないはずがないな」と思ったのです。」と自己紹介されても、これまでYahooきっずで「プーさんのホームランダービー」しかやってこなかったのでは、と思われてもおかしくはないだろう。

 

 このままでは7月中に50万を稼げるかも怪しいだろう。7月はもうすぐ終わる。そこで、僕から起死回生の一手を伝授したい。

 今から風俗店を予約し、その体験レポを書く。これに尽きる。

 

honeshabri.hatenablog.com

 

 こちらでも指摘されているが、風俗レポは最高クラスのコンテンツ力(ぢから)を持つ。なにせマキアヴェッリも「ババアとヤッてナイアガラリバースだわ」と友人に手紙を喜々として送ったのだ。思わず彼がしたためたこと、そしてそれが今日まで残っていることからも、そのコンテンツ性がうかがい知れる。

 とはいえ、風俗レポは意識的にコンテンツになるのではない。嬢と体を通わせ、心身果てた末に、まったくの純朴な魂から生まれ落ちるものだ。

 性体験を語る時、人はとても純粋に、素朴に、それでいて仔細なことばを紡ぐ。そのことばが形作るのは、突き詰めれば「恥」である。そして人間は、他人の「恥」をこよなく愛する生きものだ。

 純朴かつ仔細な性体験は、Googleの検索アルゴリズムでは探すことはできない。いわばオンリーワンのコンテンツであり、東京―大阪間の交通費よりも需要は大きいだろう。

 お店の情報も記せば、立派な風俗取材となり、体裁も整う。だが、なにより大事なのは、己の恥を切り売りする心意気だ。知識も経験もない人間でも、体を売れば資本となる。それは、インターネット全盛期たる現代でも変わらないし、なにより「50円で1日売るよ!」騒動を見れば、否応なく理解できるだろう。

 

 自由を手に入れたいプロブロガー候補生・ハチさんには、ぜひ新宿のコスプレヘルスや、伊勢佐木町の格安ソープに足を運び、赤裸々な風俗レポを記してもらいたい。

 だが、ハチさんだけでなく、世の「プロブロガー」を名乗る全ての人たちには、風俗レポを書いてほしいと思うし、書くべきだと考える。

 性体験は半ば無意識に紡がれるとはいえ、出力される際には、ある程度の文章力が求められる。自分の体験をことばにするというのは、存外に労力がいる。そしてそれだけ訓練になるということでもある。

 風俗レポは、文章力を鍛えるきっかけとして最適なのだ。場末のソープランドで年増タイプのポケモンとバトルしたレポートを記録した後ならば、Googleで適当に集めた情報すら、どこか色づいたコンテンツへと昇華可能だろう。全てのプロブロガーにとって、風俗レポとは一つの登竜門となるのである。

 

 ちょうど世間では、ポケモンGOがリリース間近で、かつてないほどポケモン熱気が高まっている。

 トルコ風呂の淵や、ホテルの一室などへ出向き、ポケモンと邂逅する記事にそれっぽいタイトルをつければ、時節ボーナスでPVもかなり稼げるだろう。そういった意味でも、プロブロガーにとって今は重要な時期である。

 一人でも多くのプロブロガーが、赤裸々な風俗レポを世に送り出すことを願い、筆を置いてシコることとする。