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うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

はいふり学入門 第2回 主計科研究 [2016.07.12追記・修正]

 気が付けば放送が終わってしまったが、はいふり学入門第2回を何事もなかったように開講したいと思う。

 今回は、なにかと出番の多い主計科に焦点を当てる。というのも、参考資料が機関科に次いで多く、キャラクターの掘り込みが比較的用意だからである。

 第1回開講時との状況の差異としては、資料が増加していることが挙げられる。各話の間を補完するノベル版や、まさにテキストと言わんばかりの分量を持つ円盤冊子など、はいふり学に関する資料は発掘が盛んになっている。この学問はいよいよ勃興の兆しを見せている、という前置きをした上で、以下にて主計科の研究を始めよう。

 

 1. 主計科概要

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 作中においては、主計長1名、給養員3名、衛星長1名、の計5名が該当する。

 晴風の主計科の特徴として、なにかしらの委員も兼任していることが挙げられる。主計長は会計、給養員は炊事委員、衛生長は保険委員を兼任しており、ここが学校なのであると再認させられる要素となっている。最も、これが主計科全般の特徴なのかは定かではない。

 また、劇中にてどのような存在が主計科に該当するかはいまいちわからない。ただ、かつての大日本帝国海軍では庶務・会計・被覆・糧食といったことを引き受ける部門だったとのことであり、晴風においても、直接の航船運用とは関わらない職務を担当すると推測されることは確かである。会社で言うなら総務担当にあたるだろうか。

 

2. 主計科メンバーについて

 というわけで以下では主計科の5名を列記していく。5名とはいえ、この中には双子が存在するため、おぼえかたとしては3人+1組という要領となる。全ての科を通して人数が少なく、各々が比較的キャラ立ちしているため、主計科は意外と記憶に残りやすいのが特徴だ。

 

等松 美海(ミミちゃん)

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  • 晴風における会計の長。ただし会計っぽいことをしている描写はほぼ見ない。
  • 会計どころか9話でシュペー突撃要員に加わっていた。会計は物理。
  • 「東京都兜町金融船団」という物々しい出身地がインパクト大。デイトレードが「趣味・特技」の欄にあるっていうのもヤバい。
  • 本編中では「マッチ(野間マチコ)にぞっこん」という描写が際立って目立つ娘。というかこの印象が強いのもあって、まさか会計担当だと思っていない人も多いのではないか。
  • マッチにぞっこんな理由はコミック版にて語られる。簡潔にまとめれば「入試会場で迷ってたところを助けてもらった」というものである。その際の彼女にはマッチはまごうことなきイケメンとして映っている。
  • どうにせよレズ要員であることは間違いないが、本編中におけるクロマロン推しがあまりにも強くて埋もれている感じもする。
  • 7話でマッチに抱きついた明乃に対する反応を見るに厄介な女であることに違いない。

 

伊良子 美甘(ミカンちゃん)*1

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  • 炊事用員その1。「双子ではない子」という認識は身も蓋もないが正しい。
  • よくよく見るとCV担当が麻倉もも。TrySailの一角である。
  • 双子と比較して単体でも機能するからか、出番が多め。さりげなく4話の買い出しメンバーの1人である。
  • 杵崎姉妹とは入学以前から知り合い。「小豆を杵崎和菓子店におろしにいく」というコミック版の描写から、実家が問屋かなにかで、彼女らはそういう付き合いだったとも考えられる。
  • 杵崎姉妹が横須賀海洋を目指すきっかけになった人。コミック版にて、彼女が志望先に選んでいるのを聞いたことで、杵崎姉妹は海洋学校への志望を決めている。
  • 実はカメラが趣味だとのことで、海洋学校を志望していると発言した際には、杵崎姉妹に「記録員になるの?」と聞かれたほど。本編中でそういう描写があったかは定かではない。
  • よくよく公式立ち絵を見ると猫口。あざとい。
  • 「小柄だが力持ち」らしい。そう言いながら杵崎姉妹はなぜか胸を揉んでいた。あざとい。
  • 上のカットの存在などからも、実ははいふりきってのあざとい要員だったのでは説がある。実際かわいい。

 

杵崎 ほまれ・あかね(ほっちゃん・あっちゃん)

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  • 炊事用員その2・3。台所を守る双子である。ちなみにご丁寧にふたご座。
  • 双子ではあるが、実は特徴がはっきりしているので区別は用意。
  • 姉のほまれは「エプロンが赤い」「髪を結んでいない」「前髪付近に髪留めをつけている」が特徴。
  • 妹のあかねは「エプロンが水色」「髪を後ろで結んでいる」が特徴。
  • つまるところ色で識別可能。「あかねなのに水色?」という違和感さえ拭えれば、配管工兄弟よろしく即座に識別可能だろう。
  • というように外見上の区別はつきやすいのだが、本編中では2人セットで出ることが多く、性格面で大きな差異がないため、結果的に「区別がつかない」という印象が持たれやすいように思う。
  • ノベル版では、語り部担当のましろに「杵崎姉」「杵崎妹」という呼ばれ方をしている。雑。
  • 和菓子屋船というこれまた面妖な出身地だが、コミック版でその全容を拝むことができる。まさに「店舗が乗っかった船」という出で立ちは、はいふりの世界観を端的に表現する有力な資料だ。
  • 和菓子屋時代から新メニューの開発をしていただけあり、調理能力は高いものと思われる。ノベル版では有名ケーキ屋の争奪戦になった時に「食べさせてくれればそれを完コピします!」と宣言するほど。すげえ。
  • 晴風の食卓といえば晴風カレーを連想するかと思うが、この2人が得意なのはシチューとのこと。晴風内でシチューが振る舞われたかどうかは定かではない。

 

鏑木 美波(みなみさん)

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  • 本作におけるジェバンニ。経歴から能力からなにからなにまで超人の便利屋である。
  • クルー内では最小の143cm。それもそのはず、クルー内でぶっちぎりの最年少12歳である。
  • 「12歳で海洋医大を飛び級で卒業して博士号まで取得」という島田愛里寿も真っ青な設定の持ち主。しかもこの設定が8話という後半に唐突に現れる。コミックにも数カットしか現れないので、完全に不意打ちである。
  • 船の中の保健室で、未知のウィルス持ちネズミを解析して抗体を作ってしまうという離れ業を披露している。彼女がいなかったらはいふりは血みどろ大惨事になったことだろう。
  • 「理系の天才が全てなんとかする」という流れは『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』を思い出しますね?
  • そんな彼女の出身は「御前崎港所属 医療法人洋州会・駿河湾沖総合病院船」というもはや認識困難な日本語である。イメージ的には巨大客船全部が病院施設みたいなところなんだろうか。いずれにせよ「医者の娘」という感じであるため、ぽっと出の才能ではなさそうなことは確か。
  • 超人っぷりばかり際立つが、10話の赤道祭では「みんなで歌いたい」と言い出すかわいい一面もある。何気に私服姿を披露している数少ないメンツだったりもする。
  • どうでもいいけど、はいふりエロ同人を作る際には、雑導入要員としてめちゃめちゃ最適な気がする。媚薬とか惚れ薬とか媚薬とかな! ちなみにアンソロでは惚れ薬を作ってるぞ!

 

 以上が、主計科の面々である。

 あらためて特徴を書き出して見ると、なにかしらのキャラ立てが行われていて、かつ「この子はどんなことをしているか」が艦橋組並にはっきりとしているので、認知がしやすい造形になっている。鏑木さんを筆頭に、シナリオに関わりが大きかったのもそのためだろう。

 また、役割がはっきりしていることから、物語の起点になりやすいように思う。特に給養員の3名は、食事絡みの話題を展開させるには持ってこいであり、「美少女とごはん」という構図を容易に生み出す土壌を作りあげている。このあたりはノベル版が顕著だったか。

 等松美海を除き、過去の経歴を知りやすいのも特徴といえば特徴だろう。鏑木さんは本編で、給養員の3名はコミック版にて、どのように海洋学校に来たかを知ることができる。そういった意味で、視聴者に掘り起こしを促しやすいだろう。

 

 さて、上記はアニメ終了時点で明らかになっている情報をさらったものである。関連情報も増えてきたが、どうにもスピンオフ展開は続きそうであり、資料はさらに増えるものと推測される。本編終了後は、こうした後出し文献の見逃しが増えてくるので、はいふり学を専攻したい方は、今後もアンテナ感度を十分に保つことが求められるだろう。

 

余談

 こういうのを見つけてしまった。

www.chikuwork.com

 パロオナホの登場はもはや驚くべきでもない事象だが、選抜されているのが明乃、もえか、そして美甘*2。開発会社にはTrySailオタクがいるに違いない。

 

追記[2016.07.12]

 インターネッツにてちらほらと補足等を発見した。

 コメントでもご指摘いただきました。全国の美甘ちゃん推しの方、大変申し訳ありませんでした…

 おそらくカタカナのニックネームでおぼえているケースが多いため、うっかり漢字誤りに気づかなかったものと思います。はいふり学履修にあたって最も気をつけたいところ。

 

 ミミちゃんすげえ。めちゃめちゃきっちりしててがめついんですね。じゃなきゃ財布のお守りってできないだろうけど。

 そしてご指摘の通り、アライブ本誌まで追えていない。迂闊すぎる。バックナンバー仕入れないとですね。

 

 なんかたまに「はいふり学権威」だの「教授」だの言われているが、ご覧の通り筆者はまだまだはいふり学を修学しているとは言いがたい。今後も資料が増えるであろうこの学問は、みんなで作り上げていくものだと思う。僕も学ばせていただきたいので、みなさまもお力をお貸しいただければ幸いです。

*1:[2016.07.12]「美」という誤記を修正。美甘ちゃんごめんね。

*2:[2016.07.12]*1 に同じ。