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うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

二度目のソープで、ココアお姉ちゃんで童貞を卒業した話

CLIP えっちな話

 ちょうど一年前、僕は場末のソープにその身を投げ込まれた。

 

wasasula.hatenablog.com

 

 飲み会帰りの判然としない意識。前日にシコったばかりの体。目の前に現れたのは、幼き日々を想起させる、「垂乳根の母」の姿。人生初めてのソープにて、僕は射精にすら至ることができず、半ば笑い話としてこの一件は語っていた。

 だが、あれが最初の経験であっても、最初で最後の経験にはしたくない。そう思い、ふつふつとリベンジの機会をうがかっていたところ、一つの知らせが舞い込んできた。

「6万円でコスプレセックスができる店がある」

 こうして僕は、意を決して二度目のソープへ踏み込んだ。以下は、そのどうしようもない記録である。

 

 6月も終わりに近い日曜日の朝、炎天下の上野に僕は立っていた。じりじりと焼けつくような暑さの中、一台の車が目の前に現れた。送迎車だ。

 紹介してもらったお店は、いわゆる吉原ソープランドである。料金は総額6万円ほど。伊勢佐木町の場末のソープとはスタートラインの時点で格上のようで、そもそも送迎車が出ているのだから、サービスここに極まれりといった趣きだ。

 車に揺られて10分ほどで店に着き、待合室に通される。席に着くなりボーイさんがおしぼりを渡してくれ、「飲み物はどうされますか?」と尋ねてきた。伊勢佐木町のソープではここまでの接待はなかった。トイレに行けば「お客様トイレに入られまーす!」と声が上がり、出てくれば即おしぼりを渡してくれる徹底ぶりだ。

 こういうサービスっぷりを目の当たりにすると、ソープが「風俗の王様」と言われる理由もわかる気がする。客は徹底的に持ち上げられる。不思議だが気分の良い世界だと思う。

 

 さて、今回の目的は「ソープのリベンジ」以上に、「コスプレセックスというものをしてみる」というものがあった。童貞の夢 of 夢。同時に「セックスは裸の方が感じる」という言説の真偽を確かめる、という大義もあった。

 その記念すべき機会に選んだ衣装は、これである。

cospatio.com

 誠にアホなのだが、このラビットハウス制服を、わざわざこのためだけに買ってきた。4万くらいはかかっている。これに加えてウィッグ、ウィッグネット、黒ストッキングも仕入れているので、今回のソープチャレンジだけでかかった金額は割と途方もない。だが、将来の備蓄よりも今の射精。そうでしょう?

「ココアとえっちができるかもしれない」

 そう思えるのならば、コストパフォーマンスなど藁の家も同然だ。

 

 そんなこんなでラビットハウス制服をボーイへ渡してしばらくすると、いよいよ嬢と対面となった。

 待合室を出て右を見やれば、階段に立つココアお姉ちゃんの姿があった。

「おおっ」

 思わず声が漏れたのをおぼえている。クオリティの高さとかではない。自分が買った衣装を女性が着ているという事実に、いささか興奮した。いま書いていて思うが、この自分の性質、割とどうしようもない。

 嬢は普段コスプレはしない子らしく、ちょっと恥ずかしいと笑いつつも、「こういうの普段できないから楽しい」などと言っていた。僕も「いやはやすみません」などとしゃべりつつ、プレイルームへと案内された。

 部屋にはやはり風呂があり、そしてベッドが置かれていた。伊勢佐木町と変わらぬ、ソープランドの原風景がそこにあった。だが、垂乳根の母と邂逅したあの時とは違い、僕の目の前にいたのはココアの格好をした嬢だった。

「ここまで長かった」

 愚息のざわめきをおぼえつつ、僕は心内でうれしみをかみしめた。

 

 こうして二度目のソープランド体験が始まった。

 前回と異なり、今回は白昼からの営み、意識もはっきりとシラフである。とはいえ、この手の店でどう事を進めるかはまだ不慣れなので、とりあえず裸になることにした。

 ココアに服を脱がせてもらい、丁寧にたたんでもらう。よくよく考えずとも至福体験である。ラビットハウスはいつ娼婦館になったのだと思わなくもないが、スケベ同人時空ではよくある話だろう。

 そうして全裸になり、軽くキスをした後、嬢による乳首舐めの洗礼が訪れた。乳首舐めは初体験だったが、これがかなり効いた。僕にもMの資質があるということなのだろう。しばらく乳首舐めが続いた後、ココアお姉ちゃんは僕の上にまたがった。「かくしちゃえー♪」と言いながら、ゆっくりと騎乗位で挿入。接合部をロングスカートで覆い隠され、若干のわびさびを感じた。

 しばらく騎乗位が続いた後、こちらから頼んで正常位へ移行。仰向けになったところでロングスカートがあけっぴろげになり、僕はおよそ人生で初めて、はっきりとした意識で女性器を目の当たりにした。そして導かれるままに愚息を挿入した。

「あっ、入った」

 内心はそういう感想だった。そのまま前後させてみると、あぁそうか、オナホールはこれを模しているのだな、という感覚に包まれた。そう、これがセックスだったのである。

 無論、僕はつま先まで違わず童貞であり、テクなど存在し得ない。嬢の喘ぎ声もおよそ演技なのだろうという意識はあった。だが、それでも、「ココアとセックスをしている」という感覚だけは拭えない。その事実は実に致命的だった。快楽。ただただそれだけが存在していた。

 そして、5日ほど自慰もしなかった影響もあいまって、ほどなくして僕は射精した。

 かくして僕は、童貞から素人童貞へとジョブチェンジを果たしたのである。

 

 5日もシコらないと射精量も相当なようで、嬢も「かなり出てるね」などと言っていた。衣装を汚さないようにティッシュへ受け止めていた僕の精子の成れの果ては、たしかに分量過多といった勢いだった。スカートをたくし上げながら精液を排出する姿は「これ使えるシチュだな」と感心したのは内緒。

 直後に第2ラウンドへ突入できるほど絶倫というわけでもなく、一回ドリンクを頼み、しばらくは嬢とのおしゃべりを楽しんだ。ちなみに嬢は意外にもラビットハウス制服の正体に気づき、「もふもふのやつ?」というわかり手ぶりを披露してきて、ただただ脱帽した。

 雑談がてら一度ウィッグを取ってもらったところ、素の髪型と顔の組み合わせが(当たり前だが)かわいく、そのまま体洗いへ進んでもらうことにした。ラビットハウスの制服を脱いだ嬢の体は、ハリと潤いに満ちた、美しい女体だった。くたびれた垂乳根の母などではない。その事実だけで僕は深い満足に包まれた。

 そして体を洗ってもらい、お互い素っ裸の状態で再び雑談をしていると、不覚にも息子が屹立し、満を持して第2ラウンドへ突入した。だが、情けないことに僕はモヤシボーイであり、途中で体力が尽きた。無論射精には至らず、一年越しに「なんかすみません」とつぶやいていた。今年は体を鍛えようと思った瞬間である。

 その後、僕も嬢も眠気に誘われてしまい、2人並んでベッドで数十分寝てしまった。嬢は割とガチで寝息を立てていたのが実におもしろかった。とはいえ、裸の女性と並んで寝るなんてそうそう今後起きないだろうと思ったので、これもまたアリだなと感じた。

 そうして時間いっぱいになり、「どうも失礼しました」とお互いに笑いながら服を着て、部屋を後にした。せっかくなので、もう一回ココアの格好をしてほしいと頼んだが、「やばっこれ以上はお店待たせられないかも」と、嬢は半ば着崩れした状態になっていた。ボタンがところどころ付け忘れられ、リボンは未装着の状態だったが、「セックス後に慌てて着替えた」と思うと、それも趣深かったので満足した。

 

 こうして、僕の二度目のソープ体験、あるいは童貞破棄、あるいは「はじめてのコスプレエッチ」は終わった。

 ふりかえってみれば、きっちりとココアの格好のお姉さんに膣内射精まで体験しつつ、途中はごく普通の非コスプレなソープランドプレイ、さらには途中嬢と一緒に昼寝をするという、妙な経験も得た。風俗のプロが見れば「実にもったない」と言われそうだが、全てが異界経験だった自分にとっては、無駄な時間は一秒たりともなかっただろう。

 今回の全ての経験は、今後全てのココアシコに転用可能である。乳首舐めや添い寝は大きな収穫だろう。だが、なにより実体験としてセックスを経験したというのは、当たり前だが最大の成果である。素人童貞は侮蔑の対象にもなり得るが、ないよりはある方がいい。それが経験というものである。事実、膣内射精は純粋によろしかった。

 それと、個人的にはコスプレ状態の方が興奮するようにも、いま書いていて思う。そのあたりは、所詮キモ・オタクということなのだろう。今さら改善しても仕方のないことだ。「コスプレエッチは虚しいことなどない」と唱え続ける運動に加われば済む話だろう。

 

 なお、今回使用したココアのコス、およびウィッグは、全て店に預けてきた。お店を紹介してくれた方が「使いたい」と言っていたということもあるが、個人的には他の誰かにも、使う機会があれば使っていただければと思う(お店側にそういう話をするのは忘れてしまったが)。もし、あなたが童貞なら、ココアお姉ちゃんで素人童貞へとアセンションしてみてはいかがだろうか。