読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

プリキュアになって帰ってきた魔女っ子 『魔法つかいプリキュア!』とりあえずの所感

f:id:wasasula:20160209231941j:plain

 このところプリキュアは追ってなかったので、新作『魔法つかいプリキュア!』(以下、まほプリ)も「ユイ=ホーリエもついにプリキュアか」くらいにしか思ってなかった。けれども日曜外出中にTwitterを見てみたら「ユリ熊だ」「ホグワーツだ」などと意味不明な単語が流れてきて、「今年のプリキュアは大変なことになっているぞ」と心がときめいた。

 そしてもう少し真っ当な感想でも投げてやろうと1話を見てみたが、キンプリから何も学んじゃあいなかった。たしかにユリ熊嵐でホグワーツだった。だけども、一言だけなにか言うとしたら、「これが『ふたりはプリキュア』なんだよ」ということだ。

 プリキュアが2人いて、固い友情で結ばれている。それが「ふたりはプリキュア」ってことなんです。もはや百合なんて言葉すら不要なんです。でも今年いちばんつよいレズになることは間違いない。以下雑記。

 

 2人同時変身方式はスイート以来。なので変身バンクもすでに2人セットで組まれている。

 そしてデフォ2人スタートというと言わずもがな初代を思い出すのですが、魔法つかいはブラックホワイト以上にガール・ミーツ・ガール。箒に乗って空を飛んでるところを発見するんだから、ファンタジー度はすでにシリーズ随一な気もする。

 1話をぼーっと見るだけでおも、まほプリは割と原点回帰を志向しているのだと察せられる。だけどもまほプリはさらに深い原点を目指している。「魔女っ子」だ。

 聞けば東映アニメーションは今年で創立60周年。さらに『魔法使いサリー』放映50周年を迎え、実は東映魔女っ子メモリアルな年なのである。まほプリがそういう意図で作られたかは不明だけども、どちらかといえばセーラー戦士に連なる武闘派集団が、ここに来て「魔法つかい」を名乗るのだから、決して無影響ではないだろう。

 ペアの片割れは魔法世界出身。箒に乗って空を飛び、魔法の杖が懐から現れ、「キュアップ・ラパパ」という一言で頭に入る呪文を唱える。さらに変身の際は、ほんの少しだけ身体が成長する*1。往年の魔女っ子がやってきたことは軒並み押さえている。1話だけ見ても、どこか懐かしい空気を存分に感じることができる。

 世代論になってしまうが、幼少期に『おジャ魔女どれみ』と『ふたりはプリキュア』を視聴していると、この1話だけで二作の思い出がかなりフラッシュバックする。僕はした。おもひでリフレインで口からコオロギのような鳴き声が漏れた。多分個人差はあるだろうけど、そんな感じである種のなつかしさに心が浄化されるプリキュアなのだと思う。OPEDもどこか懐メロっぽい。

 

 とはいえプリキュアであることに変わりなく、魔法つかいだがグーパンで敵をふっとばす。衣装も魔女っ子なわけではなく、立派にプリキュア。ただ、三角帽子をあしらったあの髪飾りがすげーかわいくって、あれだけで「魔法つかい」のタグとするデザインに舌を巻いた。

 そんでもってあのEDよ。とんでもなくかわいくて、わりかしえっちで、「おいおいレズかよ」と息を呑むカットとか、そんな劇薬めいたなにかを、東映のふしぎ技術でヌルヌル動かすんだから戦略兵器も同義です。あの1分弱でブブキ・ブランキを殺せるレベル。

 

 とにもかくにも、ひさびさの2人プリキュア、挙句魔女っ子テイストなノリとデザインなどなど、あらゆる要素がなぜか小気味よくて変な声が漏れたので、今年はひさびさにプリキュアを追おうと決めた。健康な日曜日がやってくるぞ。キュアップ・ラパパ!(挨拶)

*1:個人的にこれが一番「ま、魔女っ子だ」となった。まぁキュアエースもやってるんだけども。