うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

人を二次元美少女にしてインターネットに放流する

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 今日もインターネットは元気です。

 

 ざっと述べると、「街で見かけた女子学生を美少女イラストにしている絵師が女性向けサイトコラムに取り上げられて騒ぎ出した」というはなし。

 

 概要

togetter.com

www.lovepiececlub.com

 

 「A氏っていう書き方してるのに自意識過剰かよ」とは思ったり。でもコラム原文を読むと、フォロワー数やツイート内容まで割と特定可能なレベルまで書いてるので、本人が見れば気づくのはしゃーなしかもしれない。

 とはいえ「見なかったことにする」という選択ができなかったのか。火種を自分から探してばらまく趣味ならばしょうがない。僕もそういうのすきです。

 

 ただ、さっくりGoogleにこの絵師のお問い合わせをすると、どうやらいろんな方面できな臭い人らしいとわかる。

virates.com

 インターネットは松明とガソリンのマッチングが本当に巧みである。

 

美少女化というコンテンツ

 極めて冷静に考えてみると、「街で見かけた少女を美少女のイラストにしてインターネットに放流する」って、割とヤバい行為ではある。

 想像しよう。ある日突然、自分が二次元美少女にさせられて、SNSに晒される。それも詳細なコメント付きで。

 群がるのは不特定多数のオタク。「カワイイイイイ」と豚のように喚き、RTして、あわよくばシコるかもしれない。そこまでくると、もはやリベンジポルノと大差がない。

 ということを考えるのも、「美少女化=コンテンツ化」という意識があるからだろう。

 僕らの周りにはすっかり「なにかを美少女化する」というコンテンツであふれている。すっかり慣れてしまったけど、「二次元美少女の織田信長」が何人も存在する今の状況は、とても異様なのだ。だけども「歴史の偉人の美少女化」はすっかり手垢のついた方法になってしまった。いまや美少女化は地方活性化の手段にもなりつつある。碧志摩メグ、お前のことだ。

 どの先例を連想するかは人によって異なる。だがどの先例であっても、「美少女にすればコンテンツになる」という意識にはたどり着くだろう。許可無くコンテンツにされてインターネットへ放流されたら、多分ほとんどの人が怒る。先の絵師もコラムというコンテンツにされて、「過去のツイート漁られて気持ち悪い」と思ってるようで。

 

蛇足

 脱線したけど、コラム側も「女性向け商品を陰核でダウンジング」とか言っててなかなかキマってるし、キチガイがキチガイを引き当てたよくある交通事故だったのだろうと思う。

 ただ、こういう事例も出てきたので、「お前も二次元美少女にしてやろうかァ!」という脅し文句が通用する時代が来るかもしれない。たぶん来ない。でもフォロワーを勝手にカスタムメイド3Dで美少女化してcusファイルを放流すれば、それは立派なリベンジポルノになるし、やっぱ来るかもしれない。

 人を勝手に美少女にしてインターネットに放流する。ドクとマーティが裸足で1985年にバックしそうな世界に誰がしたよ。