うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

それでも社会に出なくてはならない新社会人へ

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にわかに信じがたいが、社会人になってから1年経ってしまった。

1年前の今日、就活以来のスーツを着て、満員電車に詰め込まれて会社へ向かった。まるでアウシュビッツへ運ばれるユダヤ人のようだと思い、願わくばこのまま転覆事故に遭って人生が終わらないかと両手を合わせたものである。

 

wasasula.hatenablog.com

 

今、偶然にもこのブログを目にしたあなたも、新社会人としてアウシュビッツへ輸送されている途上かもしれない。

 

今すぐにでも死にたい? あなたは当然のことを思っています。あなたは、これまで学生として遊びたい放題、自由な時間を謳歌した、人生の絶頂期にいたのです。拒絶反応が起きるのは当たり前のことだから、恥じることはありません。

 

そんな死にたいあなたでも、とりあえずはお給料をもらいたい欲求があるかもしれない。労働を続ければ、いずれなにか得られるとも考えているだろうか。そんな新卒の人々に、最低限注意してほしいことが3つある。

 

まず、自分が仕事に生きる価値を見出だせる人間かどうか、早々に見極めよう。

仕事に価値を発見し、自己成長のために邁進できると思えるなら、その通りに突き進めばきっと幸せになれる。逆に、仕事からどうしても人生の価値を見出だせなければ、仕事の外にそれを見つければいい。趣味でも、副業でも、職場の外で熱中できるものがあるだけで、労働を続けることができる。

「お給料をもらうために働く」という価値観はまったくもって正しい。それを否定するような会社は、よほどのことがない限り去った方がいいだろう。

 

次に、会社の人とはほどほどに仲良くするようにするべきだ。

敬愛までする必要はない。ただ、何気ない世間話ができる程度の距離を保つと、余計なストレスは抱えなくていい。上司の発言にイラッとすることもあるだろうけど、歳の離れたおじさんなのだから、価値観がちょっと違うのは当然だ。ある程度は「おじさんの偏見」としてスルーし、嫌悪に変えないほうが無難だ。

もっとも、露骨な悪意を受け入れていいはずもない。そんなクソみたいな人間関係しかない会社なんて、さっさと辞めてしまえ。

 

そして、体がどんどん悪くなることを覚悟し、念頭に置こう。

外回りならまず足が壊れ始める。内勤ならまず背骨が曲がり始める。ストレスで胃の調子は悪くなるし、PCを見つめればドライアイになる。寝不足がたたればニキビができ、頭髪が散り、最悪睡眠障害になる。からだの悪条件が重なれば心も病んでくる。

なにより、あなたの体は老化を続ける。以前のように素早く全快することはなくなる。絶頂期のつもりで動いてからだを壊すパターンは多い。会社はたくさんあっても、からだは一つだ。自分の身を大事にしてもらいたい。

 

学生から社会人への転身は、想像以上の負荷がかかる。よほどのスーパーマンでない限り、つらいと思うのは普通のことだ。

だが、「普通だから」という理由で無理に飲み込む必要はない。社会に出るということは、つらいことなのだ。そのように感じる己を恥じることはない。

入社式で働きたくないオーラを出すのはちょっとまずいので、せめて同期と昼食に行く時くらいのタイミングで、「社会人ってクソだな」と言えるくらいの心意気でいこう。そして、最初の一ヶ月の目標は「初任給でなにか買う」くらいに定めて、ゆるく労働に励むと気が楽だろう。

 

恥じることはない。たくさんの人が、給料のために働いているのだ。