うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

この二ヶ月のアクセス動向から「はてなブログのゴールデンタイム」を探る

昨年の年末に、この記事で「月間(約)1万PV達成」と小躍りしていた。

その翌月、あれやこれやと月間PVは8万を超えてしまった。かつては「月に1000PVいけば大勝利だな」と思っていたのに、いまや日平均が1000PVというありさまだ。*1

そんなこんなで、最近は変動するアクセス解析グラフを眺めるのが趣味になった。非常に趣味の悪い人間だと思う。で、グラフをぼんやり見ていると、やはりアクセスが集中する時間帯の存在に気づく。それに気づいたが最後、やはり「記事の投稿タイミング」を意識するようになってしまった。

Twitterでネタツイートを投下していたことから、この手の「ネットのゴールデンタイム」には敏感になっている。そのころの皮膚感覚を思い出しつつ、ここ二ヶ月で感じた「はてなブログのゴールデンタイム」について、いくつか推測を書き残しておこうと思う。

 

 

時間帯について

ひとまず、最新のデータとして、一昨日から昨日(2/22〜2/23)にかけての当ブログのアクセス遷移グラフを見てみる。*2

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ちょうどよいことに、この期間は記事を更新していない。このアクセス数の動きが、おそらく当ブログの「素の状態」だろう。

こうしてみると、目立つのは昼の12時付近。他にも朝の7時〜8時夕方18時〜20時夜22時〜24時が目につく。

この時間に多くの人がやってくるのはなぜだろう。それぞれの時間を、一日のシーンと照らし合わせると、なんとなく察しがつく。

  • 昼12時:ランチタイム。ごはんを食べながらスマホをいじる。
  • 朝の7時〜8時:出勤。電車の中でスマホをいじる。
  • 夕方18時〜20時:一般的な退社。電車の中でスマホをいじる。
  • 夜22時〜24時:就寝前 or 遅めの退社。電車か自宅でスマホをいじる。

そう、これらの時間帯、みんながヒマになる時間帯だ。

いや、ヒマと言ってはいけない。多くの労働者にとっては、これらの時間帯が数少ないプライベートタイムなのだ。仕事から離れ、はてなの海を流れる知見を貪りたいのである。*3

 

この事実には、はてなブログでアクセス数を気にした人ならば、高確率で気づくようだ。「はてなブログ アクセス数」でググれば、上記のようなことを書いたブログがズコバコ出てくる。

「ランチタイムをねらえ!」だの、「22時までにバズればビジネスマンが読むぞ!」だの。狩りの知恵をせっせと放流するあたりは、さすがは「集合知」のインターネットだ。

 

話題とタイトルについて

上記のような「アクセス増やすメソッド」を記したブログでは、当然ながら時間帯以外のノウハウも伝授してくれる。

「キャッチーなタイトル」「みんなが気になること」「SEO対策」「検索流入をはかる」などなど、どれもこれも情報商材として売れば、テレビ一台は買えそうなきな臭さを誇る。

しかし、これらのノウハウを前に、しかし僕は心の底から笑えなかった。半分くらいは実践しちゃっていたのだ。

論より証拠。当ブログのバズられ三銃士を紹介しよう。

これらの記事に対し、「自覚的にタイトルをつけましたか?」と質問されれば、僕は「多少はぁ…」と返答するほかない。そもそもサムネイル*4の可燃性が高い。

とはいえ、記事の内容自体はほぼ勢いだけで書いている。いざ投稿、というタイミングで僕はタイトルをつけることが多い。「序文は本文の後に書きなさい」という卒業論文講座がしっかり活きている。

それと、「なんとしてでもはてブを撃たせたい」という目的があるなら、いっそ長文にしてしまうといい気がする。「あとで読む」を使ってもらうのである。通勤時に長文に出会った時が、「あとで読む」の使いどきの一つだ。

 

観測の範囲では、「話題のアニメ」「ネットの嫌われ者」「最近のラノベ」などをテーマにして、ある程度の攻撃性を与えた記事はバズられる可能性が高めだ。もちろん半分は炎上である。

この他だと、「政治」「退職」「転職」「就活」「働き方」に関する考え方や、「アフィリエイト」や「勉強法」といったノウハウ系も強い。逆に「純粋な日記」は、よほど文体に個性がないとウケない気もする。

基本的に、はてなの民は「知識」や「思想」に飢えている印象がある。それらをおさえた上で「流行」も混ぜてやれば、ゴールデンタイムで拡散する確率は高くなるのかもしれない。

 

はてブと拡散ルートについて

しかし、話題をおさえていても、ブログ本体への導線が拓けていなければ意味がない。

じゃあ僕の場合、どの程度アクセス導線があったのか。上記のバズられ三銃士が拡散していった時の様子を、思い出しながら記していこう。

 

第一波:TwitterでRT

はてなブログに片足を突っ込んでいるとはいえ、僕の拠点は未だにTwitterだ。記事の投稿通知もツイートで流す。

この投稿通知だが、投稿後10分以内に10RT以上されると、勢いがデカくなる。

このあたりは、ツイートが多拡散する感触と大差はない。個人的な経験では、Fav:RT=1:3 だと長期的に伸びる。なぜかはわからない。

 

第二波:はてブ(初動)

ある程度RTが重なると、はてなブックマークが飛んでくるようになる。

はてブが短時間内に積もれば、おそらく「ホットエントリー」として紹介される。そこまでくると、言わずもがな大きな導線の入り口が開ける。「いま人気のコンテンツ」というものに人は弱い。僕も弱い。

 

第三波:はてブ通知ツイート

第二波が軌道に乗り始めると、Twitterでも加速が発生する。はてブ通知ツイートがタイムラインに流れ、そこからまた導線が生まれるのだ。著名な人のはてブ通知や、秀逸なコメント付きはてブ通知ならば、誘引性能も高いと思われる。

第三波まで到達すると、「RT先でRT」という状況になる。自分が手心を加える必要はない、というかそもそもスキがない。炎上方面で伸びると「あら大変」となる。

 

第四波:「人気のはてなブログです」

基準は不明だが、一定のはてブが取得されると「人気のはてなブログ」として、他ならぬはてなブログ公式が紹介してくれる。Twitterにも通知してくれるおまけ付きだ。

ここに至るまでに一定のRT数、はてブ数を獲得していると、あとはよそ見をしている間に伸びていく。

 

EX波:ニュースアプリが取り上げる

第四波がとりあえずの終着点だが、たまにニュースキュレーションアプリが拾い上げることがある。

名前も知らないオタク情報専門アプリはともかく、たまにSmartNewsやgunosyあたりが取り上げていることがある。なにかと思ってSmartNewsを見てみたら、はてなチャンネルが増えていたという。なるほどなぁ。

 

以上が、このブログにおける主な流れである。3回しかないけど。

人によって依存媒体が異なるので、上記ルートが一般的かどうかは不明だ。

 

検索流入について

率直に言えば、なんかバズってしまうとGoogle検索から入れ食い状態になるようだ。

艦これアニメの如月轟沈について記して爆散したのは先月の話だが、今や「如月」だけで検索をかけてもあの記事が出てくる*5。これが現ブログの主要アクセスルートなのだろう。

 

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また、ニッチな単語でそこそこアクセスを稼いだ場合でも、ある程度の流入が起き得ると思われる。

上は「ビビッドパンチ」でググった時の結果をキャプったものだ。トップ3総なめである。五輪でもここまでの快挙はなかなか起きないだろう。純粋にビビッドパンチを調べたい人にとってはたまったものではないが。

 

SEO対策については、意図的にやったことが皆無なのでもはやわからない。そもそもSEO対策ってなにすればいいのだろうか。HTMLに「ドラクエ」「艦これ」って仕込むとかやるのかな。

 

おわりの雑感

こんなことを言っても、二度デカめのバズりを起こして8万PV/月だ。安定してウン十万PVを毎月叩き出すブログとくらべて、まだまだみみっちい。ドヤ顔で語れることではない。

また、こういうことを意識しだすと、「伸び悩みスランプ」に陥りやすいと思う。報酬を渇望しながら更新するブログほど窮屈なものはない。なるべく、自然体を心がけたいものだ。

 

余談だけど、アクセス数を弾き飛ばしたいなら、話題の本を30冊くらいまとめて書評し、Amazonのリンクを貼り付ける戦法が強い気もする。はてなブログは、とにかく書評が集まるイメージが強い。でもたしかに、人の書評って気になるものだ。

*1:2015年2月24日時点。もっとも更新をサボると700〜800程度になる。

*2:本当は「昨日から一昨日」だったのだが、日付をまたいでしまったのは内緒だ。

*3:こんなことをいうのも、「はてなブログは社会人が多い」という、完全な僕の偏見である。しかし、少なくともTwitterと比べれば、ニートや学生の比率は少ないだろう。

*4:主なクソコラ生産環境はGIMPとIllustratorである。

*5:2015年2月24日現在。今朝もギリギリ1ページ目に居座っていた。