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うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

僕と同僚たちの3人でポケモンのプレイスタイルが全くちがった話

ゲーム CLIP

オメガルビー・アルファサファイアが発売されてから1週間とちょっと経った。ついに全自動タマゴ産みロードを手に入れ、入れ食いとばかりに3V固定伝説オールスターズが各地に集結し、各地のトレーナーたちはウキウキになっているころだと思う。

僕も発売日に即予約していたダブルパックを受け取り、みっちり三連休を使ってひさびさのポケモンを堪能していた。最終的に、所用のため3日間に分けてプレイし、総計15時間ほどで初殿堂入り、追加シナリオの「エピソード デルタ」も2時間程度で片付けた。

そのことを会社の同僚や先輩に話したところ、「えっ…」と真顔で驚かれてしまった。曰く、「あまりにも早過ぎる」「ガチ勢だ」とのことである。個人的に少し遅めだったという認識だったので、この反応はとても意外だった。

しかし、発売日前から攻略パーティを考え、なるたけ最適化したプレイをしようと心がけていたので、「攻略が早い」という評価は適切ではある。僕みたいな人を、世間では「早解き勢」と呼ぶのだと思う。

さて、職場には僕と同じ年に入社した同僚が二人いる。彼らもORASを買って遊んでいたのだが、このプレイスタイルが自分とまるっきり違ったので、実におもしろかった。

まず一人は、最初の一匹で一人旅だった。よくある縛りプレイだが、実は実際にこのプレイで進めている人と出会ったのは初めてだった。ソロ手持ちは、最適化された少数精鋭とは全く異なる立ち回りを要求される(とはいえ半分はゴリ押しらしいが)、別の意味で頭を使う遊び方だ。「ほとんどワンパンだったよ」とは言ってたものの、ワンパンに持っていくためにどうすればいいか、かなり頭を使うところのはずだ。これには素直に尊敬した。

もう一人は、とにかく時間と愛情をかけて進むタイプだった。なんとまぁ、旅パなのにスパトレでみっちり努力値を稼ぎ、結果としてサーナイトだけでジム戦を蹴散らしていったのだとか。スパトレがめんどくさすぎて、XYは殿堂入り後に開いた自分とは、まるっきり正反対である。

加えてこの人、大のミツル好きであり、なんとミツルくんが登場するイベントを全て録画しているのだという。そのせいで、「録画待ち」としてあえてゲーム進行を止めることもあるらしく、発売から1週間経った先週の金曜に進捗を聞いたところ、「録画待ちでセンリさんの手前で止めてる」と語った。そんな悠長なことは僕にはマネできそうにないし、その愛情の深さにはただただ敬意を払うしかなかった。

と、このように、3人が同じゲームを買って、3人ともプレイスタイルが全く異なるというのは、とても興味深いことだと思った。ゲームに対してなににこだわるか、ということは「ゲームを遊ぶ」上でとても大切なことだ。最近はやれ「にわかの遊び方」だの「厨のやることだ」の、ゲームの進め方ひとつで騒ぎ立てるようになってしまうようになったけども、そうやって騒ぐ人は「楽しむ」ことを忘れがちだし、「楽しみ方」は人によって違う、ということに気づいてなかったり、忘れていたりする。

いまやポケモンですら「嫁ポケ(爆笑表現)で勝とうなんてのは甘え」と誰かが声高に唱え、炎上して物議を醸す時代だ。ポケモンはそれこそ、コンテストやひみつきちなど、様々な遊び方があるゲームなんだと、定期的に思い出したいものである。

 

ちなみに、3人のそれぞれの最初のポケモンは…

 ・僕:ミズゴロウ

 ・一人旅の人:キモリ

 ・ミツル録画の人:アチャモ

見事に分かれた。このあたりもおもしろいなぁ、と感じた。