うらがみらいぶらり

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「女装少年島風」のプレゼンテーション

ここ二週間、自分の中でホットなイコンが二つある。

一つは「東京都文京区ちゃん(清楚で黒髪短髪で読書が趣味で小柄で物静かな美少女)」である。23区の中でもとびきり小さく、老人の居住率と「23区で住むのに最も安全ランキング」をほしいままにする文京区は、清楚で黒髪短髪で読書が趣味で小柄で物静かな美少女であるという仮説である。ちなみに文京区は四方を大きな区に囲まれることでハーレムor輪姦、ドイツのカイザースラウテルン市と姉妹都市であることで金髪白人少女とのレズファックもカバーしている。

そしてもう一つが、「女装少年の島風艦これ)」である。ドスケベな格好で多くの人間を艦これ沼に沈めた、誉れ高きホロ駆逐艦が「実は女装した少年ではないか?」という仮説である。

当然ながら、島風をはじめとした艦娘は全員女性である。よって「女装少年(=男性)の艦娘」という概念が成立するためには、特殊な条件が必要となる。このエントリーが提示するのは、「女装少年の艦娘」が成立し得る設定条件と、「ぼくのかんがえたさいこうの女装少年島風」の概要である。

 

 

1. 少年が艦娘になるための前提条件

まず、艦娘は女性である」という根本的な設定を鑑みて、「少年が女装して艦娘になる」というケースは極めてレアであると考えられる。

同時に、「なんらかの特殊な事情で、男性が艦娘になってしまう」という現象が、ご都合主義的であれ成立する必要がある。

以上のような前提が成立するならば、それは「♂のハピナス」並に矛盾した存在である。しかし、艦娘ポケモンではないので、そのような矛盾は考慮すべきではない。

そもそも昨今は、女の子のように見える少年が魔法少女になる時代である。「魔法少女は女性である」という前提が崩壊し、誰もが自由に魔法少女になれる時代である。いわばジェンダーフリーという風潮が到来している以上、「男性が艦娘になる」ということも十分に考え得るのである。

 

 

2. 『鶴翼の絆』における艦娘の設定

男性が艦娘になることがレアケースであることがわかったとして、では具体的にどのようにして男性は艦娘になるのか。そもそも、前項で提示した前項条件は「人間が艦娘になる」ことが前項となっている。僕は最近こうつぶやいている。艦娘っていったいなんなんだ」と。

次に考えるべきことは、艦娘の設定そのものである。参考までに、ドラゴンマガジンで連載を開始した公式ノベライズ『鶴翼の絆』における設定を紹介する。

  • 艦娘は人間の姿で建造される。
  • 艦娘は艦船だった時の記憶を引き継いでいる。
  • 艦娘になる直前の記憶は、自らが沈む瞬間の光景である。
  • 艦娘は「自分は艦船だった」という認識を持つ。
  • 自らおよび他の艦娘が女性であることに違和感は持たない。
  • ゲームで見慣れたあの姿・装備は、どこからともなく召喚される。
  • 普通に飯を食う。(ex. 天龍が龍田作の竜田揚げを食べている)

以上をまとめると、艦娘人造生命体+魔法少女である。なおかつ、「自分たちは女性である」という認識が常識となっていると推測される。つまり、「艦船は女性形」という習わしに従うため、「艦娘には男性もありうる」という現象は成立しない。

これではいけない。この設定では、少年が艦娘になることなど見果てぬ夢である。

しかし、田中Pは言った。「それぞれの提督が考えたことの全てが、それぞれにとっての答えでいい*1と。

ならば、本記事もまた「ぼくのかんがえた艦娘設定」を提示すべきであろう。それが(少なくとも)「女装少年島風仮説」にとっての答えである。

 

 

3. 最も都合のよい艦娘の設定の考察

「女装少年艦娘」を成立させるためには、「鶴翼の絆」の設定では問題があることを前項では述べた。問題点は、「艦娘=艦船の人間化」と「艦船のころから女性であった」という先天的条件である。最初から女性形だったものが人間になるのだから、もはやくつがえしようがない。

ならば、「女装少年艦娘」が成立するためにはどうすればいいか。艦娘に、後天的になれるようにすればよいのである。

本記事が提唱するのは、霊魂憑依による変身、いわば後天的魔法少女である。筆者が考えた設定概要を以下に記す。

  • 二次大戦期に活躍した艦船には魂が存在する。
  • 魂の多くは海中に沈み、一部は艦船のパーツに宿っている。
  • 魂が人間に宿ると、衣装と艤装を身につけた姿に変身する。
  • 魂が乗り移るのは女性であるとされる。ゆえに「艦娘」と呼ばれる。

自分で書いていて気付いたが、完全にニンジャスレイヤーである。カンムスソウルが宿りカンムスになる!ネオヨコスカ・チンジュッフで死闘が始まる!

この設定にするとどうなるか。本来は女性に魂が宿るはずが、極めてまれな例として男性に宿ってしまうということが起こり得るのである。その意味では、この設定はISとほぼ同じである。アニメ化も夢ではない。

「ニンジャスレイヤーとISの混合物」と書くとものすごく地獄めいている。ヤバイ。

しかし、この設定が「女装少年艦娘」を成立させるには最適であると考えられる。ちなみにこの設定なら、「解体=魂の離脱→装備が外れた生身の人間に」とすることで「魚雷とかの兵装や機関部の装備を外すと、普通の女の子になっちゃう*2」という田中Pの「ぼくのかんがえた艦娘」も実現可能である*3

 

 

4. ぼくのかんがえたさいこうの女装少年島風

前項で提唱した「ニンジャスレイヤーでISな艦娘設定」をもとに、本項では筆者が考える理想の女装少年島風をプレゼンテーションする。

 

①そもそもなぜ島風なのか

これは島風が男なら興奮する」というのが本音である。あのドスケベな格好の下にちんぽがあると思うと興奮するのである。ぶっちゃけ女である場合よりも興奮する

そういったことを抜きにしても、たった一隻の超速駆逐艦という島風の仕様自体が、「高性能な試作モビルスーツ」という感じがして実に少年マンガっぽい。その意味でも、島風が少年であることは相性がよいのである。

 

②一人称について

本体の一人称は「オレ」であるとよい。普段は「私が一番? やっぱり? そうよね! だって速いもん!」などのセリフで女の子ぶっているが、その裏では「さっきのオレめっちゃ気持ち悪いな…」などと言っているのがいい。

「ボク」ではダメなのかという疑問についてだが、なんとなく島風は「オレ」寄りのイメージである。対して雪風は「ボク」寄りのイメージである。性格的には一人称はそう分類できると推測される。伝われ。

 

③本体のスペックや事情

本体は中学1〜2年、もともと黒の短髪だったものが、島風ソウルに宿られてからは金髪ロングになってしまう、という感じが望ましい。どっちかといえば女装ショタであるといい

さらに、鎮守府では「島風は男性である」ということは秘匿事項とされ、島風本人も男性であることを隠して過ごすよう強いられる、という設定にすれば王道女装モノの完成である。ちなみに、この王道設定は「男であるとばれないよう単独行動をとる」という設定も派生され、「島風はぼっちである」という二次設定に理由付けが可能である。

 

島風(魂)について

こちらは従来通りの島風と同じである。普段の女の子めいた反応は、彼女に代行させることで島風(本体)が乗り切っているとすれば、「うわうわうわなに言ってるんだオレきもちわりいい!」という葛藤も生み出せさらに興奮する。なお、少年に乗り移ってしまった理由は「早いのが自慢=せっかち」という解釈にすれば成立する。

 

⑤ぜかましコスについて

当然ながら、島風(本体)は死ぬほどはずかしいであろう。この葛藤だけで薄い本ができるだろう。まさしくこれが女装少年島風仮説の目的である

一方、島風(魂)はむしろ「この服、かっこいいでしょー!」くらいは言ってのけるだろう。彼女にとってはあれがクールなのである。そうでもなければ、ゲーム中の島風があんな格好をしていることの説明がつかない。

ちなみにこの設定では、衣装や装備は魂が創造していると設定できる。つまり「魂に本体がふり回される」という王道展開である。

 

というようなものである。要約すると、少年マンガの主人公と女装潜入モノの主人公の複合形である。なおかつニンジャスレイヤーでISである。すでに役満になりそうな勢いだ。

なお、上記の設定を考えているうちに、SSの1話目のあらすじめいたものまでできてしまったが、文字数をさらに費やすハメになるので割愛する。

 

 

おわりに

当たり前だがすごい妄想の産物なので、絶対に真に受けないでほしい。そう願っている。

ちなみに、この設定なら島風よりさらに適した艦娘がいる気もする。元商船の飛鷹とか。

*1:『Febri vol.19』より引用

*2:同上。

*3:しかし田中Pの言う「装備」が文字通りの装備である可能性の方が2411%ほど高い