うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

「小説家になろう」ハイファンランキング観察日記(5/8~5/14)

 なろう観察日記が今回で1ヶ月継続と相成った。ひとまずめでたい。いや、なにがめでたいかまるでわからないけども。

 でもなー! これが異世界ならなー! かわいくておっぱいのでけー美少女奴隷に「さしがです!」ってほめてもらえるんだろうけどなー! けどなー! カーッ!

 というわけで5月第2週目のランキング観察日記を以下につける。

 

【5/1~5/7のランキング観察日記】

wasasula.hatenablog.com

 

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「小説家になろう」ハイファンランキング観察日記(5/1~5/7)

 観察も3週目。あと1週間こなせば1ヶ月続くことになる。こう捉えるとなかなかにすごいように思う。きっとなろう小説なら「1ヶ月続くなんでさすがです!」とほめてもらえるだろう。うわぁめっちゃ気持ちいいなそれ!

 というわけで5月最初の1週間の観察日記。

 

【4/24~4/30のランキング観察日記】

wasasula.hatenablog.com

 

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病気休業中の声優はなにをしているのが望ましいのか

 病気療養中の種田梨沙が、休養中にグラブルをしていたことがわかり、それに対して親の仇のごとく怒り狂う人が現れたらしい。

 なぜ怒っているのかわからないが、この手の話題で辛辣な言葉を発するのは「その人が嫌い」か「その人には特に興味がないが行動がいけすかない」ということが多い。あるいは好きをこじらせて「期待を裏切られた!」と逆ギレするアホだろう。「病気で休んでいる時にゲームをする人」にキレる人は、きっと箸が転んでもキレるだろうし、真面目に取り合わないのが身のためである。

 というところで今日の日記としようと思ったが、ふと気になったことがあった。「病気療養で休業中の声優は、なにをしているのが望ましいとされるのか?」ということである。

 

 まず、「病気療養中にグラブルなんて!」という怒りはどうして生まれるのか。その心情の土壌はおそらく「病人は休むべき。決して遊んではいけない」だろう。

 病気に対して真面目であれ。真面目な病人。真面目な療養。つくづく日本のわびさびを感じる心のうごきだ。

 では、そう固く信奉する人たちを怒らせない、声優の療養中の過ごし方とはなにか。以下に列記してみる。

 

①ボイストレーニングをする

 声優は声が命。たとえ病床にあっても、ボイストレーニングを欠かさないのであれば、「なんて真摯な声優なんだ…!」という感動すら誘うだろう。職柄にあった療養生活ならば、起こる人も少なくなるだろう。

 もっとも、声帯まわりの病気(ポリープなど)を治療した直後にボイトレとかしたら逆効果な気がしないでもない。

 

②ラジオ体操をする

 寝ている時間の多い病人であれば早起きもするだろう。そういう場合にはラジオ体操だ。「ラジオ体操をこなすなんて勤勉だ!」と感心する人は多い。特に年寄りからのウケは良いだろう。

 実際、体が動くのであれば、少しは運動をした方が体力も落ちにくいし、気が紛れる。もっとも、汗をかいて風邪を引かないように気をつけるべきではある。

 

③読書をする

 ゲームは娯楽と思われてしまうが、読書ならばその可能性は多少は減るだろう。とはいえラノベなどの娯楽小説ばかり読んでいたらキレる人が出てくるので、本の選択は重要だ。『存在と時間』とか、『夜と霧』とか、『人間革命』とかなら、「遊ぶ病人」と罵られることもないだろう。

 小説であっても、「療養中は太宰治を片っ端から読んでます」と報告すれば、厄介な人も黙りそうなオーラを出せるかもしれない。芥川龍之介もいけるだろうか。

 

④闘病ブログを書く

 闘病ブログは的確な安否報告となる上、「治療しようとがんばっている」姿勢を明確に示すことができるので、おそらく効果的だろう。たとえ軽い病気や怪我でも、「いま療養中です!」と報告すれば、「療養を理由に遊んでいる」と騒ぐような人種は納得して帰っていくはずだ。

 ただし、更新頻度が多すぎると、「もしかしてすでに治っているのでは?」という疑いもかけられそうではある。難しいところだ。

 

 上記のようなことをしていれば、「病気を理由に遊び呆けている」というあらぬイチャモンをつけられるスキを減らせるとは思う。「病気であっても真面目」という姿勢を見れば、古き善き日本人は満足して離れていく。

 もっとも、なにかしら患っている時は気力が思いっきり減退するものだし、そんな状態で手につく心の清涼剤といったら、片手間でも遊べるソシャゲなものである。

 療養中だからこそ遊び、遊びで養った英気をもって、病を治療するのである。僕も今年インフルエンザになったが、リレンザを吸って古戦場を回していたら(※団には勤務先の人間が所属している)ケロッと完治した。療養とはそういうものである。

 

 今回、種田梨沙は少なくとも「グラブルができる」ということが明らかになった。これはつまり、「グラブルもできないほど弱っている状態ではない」ということであり、彼女がひとまずは無事であることを喜ぶのが、ごく普通の感性というものだろう。

 そして、いま真っ先に治療すべきは、「病人は病人らしく遊ばず寝ているべきだ」と思い込む精神疾患に他ならない。

「小説家になろう」ハイファンランキング観察日記(4/24~4/30)

 更新を忘れていたが、なろうの観察は意外なことに続いている。

 始める前は交通量調査のバイトのようなものだろうと思っていたが、ランキングはやはり生き物で、人の往来よりもよっぽど観察に値する動きを拝める。各作品も味付けが微妙に異なり、やはりここは生存競争の戦場である。

 というわけで、4/24~4/30までのランキング観察日記を以下に記す。

 

【4/17~4/23のランキング観察日記】

wasasula.hatenablog.com

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「小説家になろう」ハイファンランキング観察日記(4/17~4/23)

 先週から「小説家になろう」のランキング観察を始めた。

 きっかけはこちらでも取り上げた『WEB作家でプロになる!』なる書籍。この本の一節に、「なろうで覇権を握るならランキング作品をマネろ」という「書籍化への助言」が記されていたのである。

 模造品の大量生産、おぉ、なんたる地獄か! というのは冗談として、つまるところランキングはその時節の流行を如実に映し、そして流行に沿った「フォロワー作品」を作れば、流行に乗せたヒットが期待できるということである。まさに市場調査だ。なろうはそのくらいビジネスライクな戦場である、というのが上掲の本の主題でもある。

 とはいえ、本を流し見た程度では「という与太話がありました」で終わってしまう。真実はアマゾンの奥地に眠っている。真実を知りたくば、藤岡弘、になるしかないのだ。

 というわけで、遠くから眺めてそろそろ2年ほど経つ「小説家になろう」を、新年度より真面目に観察してみよう、という試みである。

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チノです。

 こんばんわ。チノです。

 実は嘘です。わさすらです。でも今日は、わたしの中で1年弱練り上げた「内面的チノ性」を確認するため、実質チノとして書いていきます。

 なんだかなりきりアカウントみたいですね。ちなみに、わたしの卒論のテーマでした。なりきりアカウント。いま思えば「死ね」って感じですね。みなさんは卒論くらいまともにやらないとダメですよ。

 

 さて、ここ最近はわたしもコーヒー党として成長しつつあります。

 元々は母遺伝の紅茶党なのですが、社会に放り出されてから、オフィスでタダで飲めるコーヒーばかり飲んでいたせいでしょう。環境適応ですね。生きものはたくましいです。シャロさんもこんな感じで、セレブ学園に適応していったのでしょうか。

 ところで、コーヒーばかり飲んでいると、どうなるか知っていますか。はいココアさんが早かった。「体からチノちゃんのにおいがするようになる」……惜しいです。不正解なのであとで尿道バイブ責めです。

 そう、おしっこです。おしっこからコーヒーの香りがするようになるんですよ。なのでわたしやココアさん、リゼさんのおしっこも……えっちな同人誌を作る時の参考にしてくださいね。

 

 あっ、コーヒー党、とはいっても、豆のちがいとかはまだわかっていません。あっ、内面的チノ性が下がる。いけませんね。実質チノなのに、バリスタレベルは実質ココアさん……それも需要アリ、かもしれませんけど。

 いまはお店で飲むことがほとんどです。最近ひんぱんに通っているのが、ブルーボトルコーヒーです。品川Atreにできたお店です。ドリップするところをコーナーがあって、それを眺められるのが好きです。そして飲みやすくて、香りもいいんですよね。お値段は500円程度で、昼時に週2回飲むのがちょっとした贅沢です。

 で、ブルーボトルでドリップ待ちをしていると、家でもドリップしたいと思ってきます。なので、勢いで手挽きミルまで買って、家に死蔵されていた豆を挽いてはみましたが、コーヒーフレーバーのお湯ができあがって、がっかり。

 豆は全てコーヒー焼酎へと転用されました。いずれ新鮮な豆で再チャレンジしたいですね。

 

 コーヒーと言えば、えっちな本ではシャロさんがセックスする口実として定番のツールです。援交前に緊張してしまい、でもやらなきゃ! じゃあカフェインね! というのがお決まりの流れですよね。

 描きやすいのか、最初のころはシャロさんのえっちな本はとても多いものでした。研究が進み、バランスが取れてきているのはよろこばしいことです。もちろん、シェア1位はわたしなのですが。日本にはロリコンが多いから仕方ありませんね。

 

 とりあえず初回なので、実質チノごっこは今日はここまでにします。

 やはりむずかしいですね。なりきりアカウントさんも大変なのだと、深く実感しています。ではココアさんのお部屋に行ってきますね。今日も朝までいい声で鳴いてもらおうと思います。

「思考盗聴」という物語

 「思考盗聴」という言葉を聞いて、なにを連想するだろうか。僕の場合はSFである。

時は2030年。特殊なマイクロ波による思念通信技術が発達し、人々はより円滑なコミュニケーションを享受していた。一方で、思考を他人に傍受される「思考盗聴」が社会問題となりつつあった。思考盗聴によって生計を立てている思考ハッカーの少年・トウゴーは、ある日、ビルの屋上から落下してきた少女を救う。イルミナティと名乗る少女は、宗教団体Xから思考盗聴の被害を受け、苦しさのあまり自殺しようとしていたという。「私のココロ、守ってください…!」トウゴーはイルミナティを守ることができるのか。そして「思考盗聴」の真実とは――電磁波パンクアクション、開幕!

 こんな感じのラノベっぽいあらすじが思い浮かぶ。だが、どうも一部の人達曰く「思考盗聴」は実在するとのことである。

 

mkawa.jp

 

 曰く、それは「テクノロジー犯罪」とカテゴリされ、改造トランシーバーなどが放つ特殊なマイクロ波によって、人々の思考が読み取られたり、音声などを脳内に流されたりするらしい。コワイ!

 しかも「根本的な防御策はない」らしいが、コンクリートやミストサウナで遮断できるらしい。スゴイ! ちなみに集団ストーカーなる犯罪も関わっており、元凶は秘密結社イルミナティらしい。やっぱコワイ!

 他にも情報はないかと調べてみると、Googleではおよそ5〜6ページに渡り「思考盗聴被害を受けている!」「思考盗聴はSGIのしわざ!」「東芝が思考盗聴機を作っている!」「思考盗聴被害はこちらにご相談を!」などのサジェストが連続する。

 こんなにも被害報告がある。思考盗聴はあったんだ! この真実を人々に伝えなきゃ!!

 

 とまぁ、健常な人はさすがに気づくと思うが、これはモロに統合失調症の症状である。「思考伝播(考えが人に漏れてるという思い込み)」や「自生思考(勝手に考えが浮かんでくる)」といった症状が、この「思考盗聴」に該当するだろう。

 実際「思考盗聴」でググると、「思考盗聴 統合失調症」というサジェストされるので、世間的にはよくあることなのだろう……と見せかけて、「思考盗聴と統合失調症の見分け方」「警察や医者は統合失調症と決めつけます!だまされないで!」などと訴えるページが多い。地獄である。

 もしかすると本当にそんな技術がどこかで確立している可能性もあるかもしれないが、そんなハイテク技術を、ただの一般人に向けて何度も使うようなヒマな組織はそうないだろう。信者をタダ使いしても、そんなことに手間をかけたら献金も吹き飛ぶ。そもそも時の偉い人が今ごろ大変なことになっているだろう。

 

 正直、「電磁波攻撃」並にナンセンスな概念だし、かといって新規性にも乏しい。ラノベの企画書にもなるまい。今さら槍玉にあげて論じるほどのものでもない。

 今日、この話題になって驚いたのは、Googleですら「思考盗聴を肯定するページ」が上位に連続する状況だ。これはつまり、「私は思考盗聴の被害を受けている」と感じてインターネッツに救いを求めても、精神科への道が開かれないことを意味する。治療の可能性が大幅に低まる。それどころか、「相談」を謳うコールセンターや興信所にむしりとられる末路に行き着くかもしれない。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 この興信所は50万円の報酬ゲッツに成功しているようだ。正直、思考盗聴専門興信所とか立ち上げてみたら儲かりそうだし、将来のキャリアプランに加えときたい。

 とはいえ、この検索状況は素直に胸糞が悪いのも正気な感想だ。

 

 精神疾患はしばしば自覚がないことが多いと聞く。「思考盗聴」が、自分の中で高度に醸成された物語であると気づかぬまま、非実在の陰謀を信じ込むケースは多いのかもしれない。

 これが現在だと、フィクションだと自覚できないうちにネットに書き込み、形になって残ってしまう。それをまた誰か「思考盗聴」を疑う精神を病んだ人が見て……という流れで、「思考盗聴」という物語はノンフィクションとして、一定の範囲に共有されてしまっているのだろう。

 いかな聡明な人でも、統合失調症を患えばトンチキなことを容易に信じる。実際、上掲のサイトの運営者は京大卒なのだとか。なので、最も大事なのは「そうしたことに惑わされない教養を得る」こと以上に、「思考盗聴されてる!」と訴えた時に「わかった!医者に診てもらおう!」と笑いながら連行してくれる、優しい友人の存在だろう。

 そして、うっかりこのブログに出会った「思考盗聴」を信じる人にも、同様に告げておこう。「とりあえず明日お医者さんとこに行きましょう」

 

 にしても5ページ以上にわたって肯定派がサジェストを占める状態は普通にヤバいと思うし、このクソブログでサジェスト上位に殴り込みたいものである。