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うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

エロゲで見かける「あのキャラクターのクローン体」について

 先日、知人から以下の画像が送付されてきた。

 

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出展:『彼女と俺の恋愛日常』(Parasol)

 

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 思わずこんな顔になった次第だ。

 もとより声優ネタで「金剛カレン」というものはあったが、これをアリス・カータレットと合体させ、「カナダ出身」という工作を施すことでエロゲヒロインに変えてしまう、その手腕に脱帽した。アリス・カータレットが好きだった納豆を「嫌いな食べ物」に設定しているのも味わい深い。

 

 とはいえ、このような「人気のキャラのクローン」がエロゲに現れることは、さほど珍しいことではない。むしろよくあることだ。

 最近の例に限っても、きんモザだけでなく、ごちうさも「クローン元」に選ばれている。

 

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出展:『炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園』(SQUEEZ)

 

 B114のOカップではあるが、いろんな要素が宇治松千夜である。「甘猫庵」という変え方が絶妙だ。しかもよく見ると「緑茶で酔っ払う」という設定まで有し、内面にシャロまで取り込んでいることが伺える。

 「いやいや、さすがに偶然でしょw」と言う人もいるだろう。だが、

 

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同じく、『炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園』より

 

 子宮が "ピョンピョン" してしまうのである。クローン体であることを疑わない方が、むしろ不自然であろう。

 

 なにもまんがタイムきららだけではない。上掲の『炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園』(本当にめまいがするくらいステキなタイトルだと思う)には、SAOのアスナ(っぽいPカップの陥没乳首)もいたり、デレマスのアーニャ(っぽいVカップ)もいる。胸だけ大きくなったそっくりさん、と書くと、なかなか奇妙な存在だ。

 

 デレマスといえば、城ヶ崎美嘉もクローン体が多い。こちらはエロゲ以外にも出没しているようだ。

 

 特にこのへんは見た目の一致度が高い。

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出展:『聖・逆レイプ学園~俺の精液を根こそぎ搾り尽くすオンナたち~』(ディーゼルマイン)

 

 こちらは同人ゲームなのでまた勝手が違うかもしれないが、ここまで似てしまっても大丈夫なんだ……という妙な安心感を得られる。

 

 

 直近で見かけた「クローン体」はこんな感じだが、いずれも共通しているのは、「その時流行している作品のキャラ」が複製元に選ばれるという点だろう。実際、「PC-98時代にどう見てもダンバインのキャラの脱衣麻雀があった」という話も聞いた。あと、ミドルプライスの作品だと出現率も高いらしい。

 こうしたキャラがエロゲに発生する詳細なプロセスは、業界の人間ではないので知る由もない。ただ、「芸能人の◯◯似」という触れ込みのAVが数多く出回っている現状を鑑みると、本人ではなく、「本人のそっくりさん」でシコりたい欲望は存在するのだろうと考えられる。

 ただ、二次創作で本人と性交が可能な二次元であっても、その欲望が生まれているのかは分からない。そして、そんな欲望が強いて生まれることは、個人的には不思議な気持ちになる。「似てるけど本人じゃない」という意識が、良心の呵責を抑えてくれたりするのだろうか。

 もっとも、わざとそうしたキャラを仕込むことで、話題作りをしよう、という作り手の事情に過ぎないのかもしれないが。

 

 こうしたエロゲにおけるクローン体は、この世にどのくらい生産されたのだろうか。もし「生産リスト」を作成できれば、当時の流行も追うことができて、貴重な史料になるかもしれない。

 そして、クローン体でシコる時の気持ちは、いったいどのようなものなのか。あるいはシコり終わった時、クローンのまま捨てられるのか、クローンとは別の存在として生まれ変わるのだろうか。

ジータのシコリティ論 ~可変・中立・至近~

 先日、グラブルのエロ同人誌において、どんなキャラが多く登場するかを調査した。その結果、最も登場しているキャラクターはジータであることが判明した。

wasasula.hatenablog.com

 1年前はナルメアとカリオストロに順位をゆずり、ダヌアと席次を同じくした彼女が、気がつけば「全空で一番シコられた女性」となったのである。

 それはなぜか。あらためてジータというキャラクターにフォーカスを当ててみると、彼女の内には、非常に興味深いシコリティが内在することに気がついた。そして、そのシコリティは、いわゆる「シコリティのユニバーサルデザイン」に合致するのではないか――そのような仮説を立てるに至ったのである。

 スケベの伏魔殿たるグラブルにおいて、「主人公が最も多くエロ本の題材になる」という構図は、どのようにして生まれているのか。以下は、ジータのシコリティに関する、ちょっとした論考メモである。

 キーワードは、「可変」「中立」「至近」の3つだ。

 

  • 1. 「可変」 ~自在なる外見と人格~
    • ①可変的外見
    • ②可変的人格
    • ③可変的設定
  • 2. 「中立」 ~空における最もスタンダードな少女~
    • ①種族的中立
    • ②身体的中立
  • 3. 「至近」 ~プレイヤーに最も近い美少女として~
    • ①主体から客体へ
    • ②製作サイドへの反映
    • ③主体としてのグランの存在
  • 総括 ~シコリティのユニバーサルデザインとの照合~
    • (1) どんな人でも公平にシコれること(公平な利用)
    • (2) シコる上での柔軟性があること(利用における柔軟性)
    • (3) シコり方が簡単で自明であること(単純で直感的な利用)
    • (4) 必要な情報がすぐに分かること(認知できる情報)
    • (5) うっかり二次創作ミスを許容できること(失敗に対する寛大さ)
    • (6) 想像力への過度な負担を必要としないこと(少ない妄想的な努力)
    • (7) おかずにするための十分な認知度と接触経路が確保されていること(接近や利用のためのサイズと空間)
    • 広がり続ける少女の(スケベな)物語

  

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「けものフレンズ考察班」概況

 『けものフレンズ』は2話目も確認した。1話と相変わらず見ているだけで不安になるCGが、吊橋を渡るようなスリル感と、ささやかなワクワク感を提供してくれている。おはなしも至極チャイルドな趣きだが、スリル感あふれる絵柄とのアンバランスさが、徐々にクセになっていく。そしてEDの謎の実写。あまりに常軌を逸した姿に、しばらく脳が停止した次第だ。

 間違いなく今期で最もヤバく、かつ憎めない、愛らしい立ち位置を確保している。だが、それ以上に奇怪な事象が起きている。「けものフレンズ考察班」という、正気の程を疑う求道者の集団が、にわかに発生したのである。

 だが、メディアミックス企画として散りばめられた諸要素を検討してみると、アニメ版の異様な姿は戦略的なものではないかと疑うほど、信じられないが考察の余地がある。この広大な大自然は、その実想像以上の謎に満ちている……のかもしれない。

 とにもかくにも、ジャパリパークに考察者がワラワラ湧く光景だけでもおもしろい。おそらくめったに見られないムーブメントなのはたしかだ。その動向を記録するための最初の一歩として、けものフレンズ考察に関わるを記録しておく。

 

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グラブルの女たち2017 ~最新のスケベ十天衆 傾向と対策~

 昨年の4月に、とらのあなに置かれたグラブルのスケべ本を数え、登場キャラクターを集計する遊びをした。

wasasula.hatenablog.com

 この集計から9ヶ月ほど経つ。当時からキャラクターはさらに増え、既存キャラもスキンをもらったりバージョン違いが出たりと、彩りを増している。

 空は変わった。さて、スケベはどうか。最新のスケベ十天衆は誰なのか調べてみた。

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カルデアの女たち ~FGOエロ本における登場サーヴァントと、今後の展望について~

 アニメやゲームと問わず、人気になってきた作品を目の当たりにすると、必ず気になることがある。「一体誰が一番シコられているのか」ということである。

 数多の偉人・英雄が結集する「未来を取り戻す物語」は燃えること間違いなしだが、起源はやはり「アーサー王で童貞を卒業する物語」であり、無数の女性キャラでエクスカリバーが解き放たれて然り、のはずなのである。

 というわけで、FGOで一体誰が一番スケベブックに登場するのか、例によってとらのあなの店頭で調べてみた。

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2017年冬アニメ感想 その2 ~冬の東西冷戦 けものフレンズ vs ハンドシェイカー~

 つい昨日「今年の冬はちょっと控えめ……に見せかけて、チラホラと爆弾も見かけている」なんて書いたが、それは真っ赤な嘘だった。特級の核弾頭が二発も埋められていた。『けものフレンズ』と『ハンドシェイカー』。それがこの冬に東西冷戦を産み出している、規格外の破壊兵器の名だ。

 この二つを見ずしてこの冬は語れまい。双方とも、見届けるだけで時代の生き証人となることができる逸材だ。有り体に「弩級クソアニメ」と言ってしまってもいいが、もはやその表現すら生ぬるく思えるような戦慄がそこにある。

 とりあえず、この衝撃を忘れないように、今のうちに書き残す。

 

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2017年冬アニメ感想 〜ゆるい日常と政変〜

 フリフラロスから立ち直るために、今期も少しずつアニメを見始めている。

 今年の冬はちょっと控えめ……に見せかけて、チラホラと爆弾も見かけている。単にピックした作品がよかったのか、前期がフリフラ一本のみ集中視聴だった反動か、今のところ満足度の高い冬になりつつある。

 昨年の冬のように、各作品を貪るようにつまんではいないので、とりあえず見ている作品の感想を適当に記しておく。

 

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