うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

琥珀さん、おれアズールレーン始めたわ。

 8月から11月にかけて燃え上がったクソプロジェクトを鎮め、遅めの夏休みも消化し終えて落ち着いてきた11月。まぁブログを更新していなかったと。

 独り身のさもしいオタクが1ヶ月なにをしていかたと言えば、まぁ『HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION』で最後のケンカにブチ上がったり、ウルトラサンムーンで「かがやきさま」に6タテされて茫漠としたりしてもいたが、とりあえず『アズールレーン』を始めていた。それに尽きる。

 

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 先日から流れ出したCMから、アズールレーンが達磨一家と藤森会でも流行していることが判明したのは明らかだが、たしかにこのゲーム、遊んでいて楽しいというか、かなり快適に遊べる。うっかりSWORDの住人に触れても問題なく遊べる。適当に遊んでもサクサク進行する。そのあたりは素直にすごいと感じる。

 そのあたりを今日は気取らずに書いていこうと思う。

 

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ニコニコ焦げ付くクレッシェンド

 先日のニコニコ動画新バージョン発表会を受けて、めでたくニコニコ動画のプレミアム会員を解約するに至った。

 というのも今年の頭くらいから「月500円も払うほどニコニコを使ってねえ」と薄々気づき始め、じゃあ解約しよっか、と会社の中で思いつくも、退社している間に忘れるというのを10回くらい繰り返していて、今回無事忘れることなく実施できた次第だ。「失望した」「ニコニコは死んだ」「たつき監督を返せ」とかいう怨恨はない。その500円で安ワインを買ったほうがいいという判断に過ぎない。

 で、退勤後も忘れなかった程度に盛り上がったニコニコ発表会。改装工事というより「誰も使わない掘っ立て小屋を増設」みたいな新機能に、肝心の改装工事は「来年まで待ってくれ」という。ずさんさをある人は笑い、ある人は罵倒し、ある人は死んだような顔になるという地獄絵図だったらしいが、ひよっこIT土方の身としては「あっ、燃えてる燃えてる」という薄ら寒さをおぼえていた。

 「重要な部分だから時間がかかっている」ってそれは純粋に技術不足なだけでは。というよりそのあたりの仕様を把握している人が消えて、技術力の薄い人がブラックボックスの扱いに手をこまねいているだけでは。わかるわかる。僕も現在進行形でそういう状況にいる。

 

ぼく「これ次に改修するんですけどどういう仕様ご存知ですか」

有識者「わからない」

ぼく「じゃあどのドキュメントを参照すれば」

有識者「ドキュメントはない」

ぼく「ではこの機能はどうやって作られたので」

有識者「誰もわからない。気がついたらできていた」

 

 こんな感じのやりとりをして、3000行は軽く超えてる謎のClassの解読を涙を流しながら励む羽目に陥るケースが昨年から何回か起きている。

 期日が差し迫って炎上すると設計書は後回しになり、それが修正されないまま次のプロジェクトが始まり、やがて担当者が離任して「仕様不明でドキュメントもない機能」が爆誕、誰もさわりたがらないエリア51と化す。おカタいところのシステムでもこうなのだから、イケイケなWebサービスではドキュメントのドの字もないのだろうと思うと、罵倒よりも先に胃がキリキリ痛む。そんな現場には行きたくねえ。

 

 とはいえ、ドワンゴの内情がどうなっているかは知らないので、全ては想像に頼る他ない。と思っていたら、内部告発じみたブログが2年前に発射されていたことを知った。

hiroki-uemura.hateblo.jp

 想像していたよりもだいぶやべえと感じる。商用SQLひとつに承認リレーとか地獄でしかないでしょう。そんな環境からお金がジャブジャブ湧きそうなソシャゲ業界に引き抜かれるのも「順当」という感じではある。

 で、そんな感じで技術者が大量に流出して、コアである動画機能の改修を行える人材が消えてしまったとなると、ニコ生に挟まれる薄ら寒いFLASHゲームといった「現状の技術レベルでのお茶濁し」を連打するのも致し方ないかもしれない。昨今の「ニコニコというコンテンツ」としてウェイなノリでアホみたいな機能を増やす流れも、「それしかできない」と思うと……やるせない気持ちにはなる。

 逃げるにせよ残ってあがくにせよ、現場には罪はないだろうし、クソじみた管理者が早めにくたばればみんな幸せになるのだろうなぁ、と一連の騒動を眺めていて思っていた次第だ。やっぱりIT土方なんて辞めるべきじゃない?

 

 まぁ、それはさておき。

 この退会処理時に出てくるこれ。これだけでニコニコに対する好感度がマイナスになったし、せめてこれだけでもやめるべきじゃあないのか。

「嘘でつながる少女」の物語 ~『プリンセス・プリンシパル』全12話を終えて~

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 美少女とスパイ。その組み合わせ自体は、ともすれば珍しくない組み合わせ。そんな「美少女スパイ」を、単なるキャラクターの要素で終わらせず、一つの物語として完成させたもの。それこそ、この夏クールに放映していた、『プリンセス・プリンシパル』というアニメなのだと僕は考える。

 今季も優れたアニメが輩出されたが、その中でも本作は、冗談抜きで「直近5年の中でも優れている」と語れる一作になった。脚本、作画、キャラクターなどなど、様々な点で秀でた、近年稀に見る秀作といっても過言ではない。

 そんな本作だが、先日Blu-ray第一巻が発売され、そして全話無料配信まで開始された。まもなく秋が始まるが、こいつを見てから秋に突入しても遅くはない。そのぐらいすばらしいアニメなので、滑り込みではあるがここに『プリンセス・プリンシパル』の簡潔なプレゼンを書き残しておく。

 

ch.nicovideo.jp

 

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本当に空中庭園だけが「拷問」なのか? 〜異世界スマホ第11話について〜

 2017年夏クールも終わりに差し掛かる中、土壇場でささやかな椿事が発生した。

 

togetter.com

 

 ここ最近リアタイで追えていなかったせいで、最初は「おっ、11話目でさらにバケモノとして一皮剥けたか」と、当初はドキドキしながら11話目を見た。

 しかしながら、この下馬評は全くの杞憂であった。異世界スマホ第11話『ぱんつ、そして空中庭園。』は、これまでの11話の中では比較的おもしろい部類だったのである。

 

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グラブルの女たち2017Summer ~最新のスケベ十天衆 その排出率~

 夏だ。海だ。エロ本だ。

 そう。今年も夏のコミケが開かれ、グラブルのエロ本市場も更新された。

 本記事は、夏の空のスケベ事情に関する調査レポートである。

wasasula.hatenablog.com

 

調査概要

 例によって、とらのあな店頭でスケベブックを確認、登場するキャラクターを計上し、登場数でランキングを作成した。

 今回サンプルとしたスケベブックは、合計245冊。範囲的にはC92〜C90のものが主要だったと思われるが、それ以前のものも含まれている可能性も多分にある。

 このため、よくよく考えると「2017年夏におけるエロ本ランキング」とするには、サンプルの出版範囲が不適切と判断した。よって今回は、「この夏とらのあなに行くと出会えるグラブルスケベブックの排出ランキング」とした上で、本家にならって「排出率(登場数 / サンプル数(=245冊))」も算出、「この女のエロ本に出会える確率」も数値化を試みている。

 なお、参考までに、本家グラブルにおけるSSR恒常枠排出率は、0.039%とのことである。同人ショップ店頭においては、虹色の石と遭遇するビジョンを浮かべながらスケベブックの表紙と対面すると、いろいろと捗るであろう。

 

ランキング

順位 お名前 登場数 排出率
1 ジータ 46 18.78%
2 ナルメア 42 17.14%
3 カリオストロ 21 8.57%
4 ヴィーラ 12 4.90%
5 ヴァンピィ、ゾーイ、ヘルエス 9 3.67%
8 サラーサ、ベアトリクス 8 3.27%
10 クムユ、ゼタ、ダヌア、ヤイア 7 2.86%
14 アニラ、カタリナ、メーテラ、ラムレッダ、ルナール 6 2.45%
19 アンチラ、ククル、クラリス、シルヴァ 5 2.04%
23 ヴァイト、コルワ、スツルム、ソフィア、ハレゼナ、フェリ 4 1.63%
29 アリーザ、アルメイダ、アンスリア、イシュミール、セン、ネモネ、ユエル、ユグドラシル、ラスティナ 3 1.22%
38 アステール、アリシア、サラ、ジェシカ、スーテラ、フォルテ、マギサ、メルゥ、ユイシス、ディアンサ 2 0.82%
48 ロゼッタ、アーミラ、アルドラ、アルルメイヤ、アンナ、アンリエット、エッセル、キャサリン、ボレミア、ジャスミン、シャルロッテ、ジャンヌダルク、スカーサハ、スフラマール、スリーピィ、ソーン、ソシエ、リナリア、ハリエ、カンナ、ジオラ、ティナ、ファラ、フィラソピア、ブリジール、ミニゴブ、リリィ、ルリア、黒騎士 1 0.41%

 

ランキング所感

 前回に引き続きジータが首位。次点でナルメア、二名に少し差をつけられる形でカリオストロが追随する、というTOP3となった。

 この上位3名は、前回調査から登場数もほぼ同じ、つまるところ不動である。イベント主役抜擢、かつ新規SSRも実装されたカリオストロであるが、勢力を伸ばしきれないというより、ジータとナルメアがいかに高い求心力を有するか、ということだろう。

 躍進が目立ったのはゾーイ、そしてサラーサ。この2名は前回調査時にも有力株として見込んでいた。以下、個別に考察を記す。

 

・ゾーイ

 数ヶ月程度では壊れっぷりが揺らぐこともなく、夏の水着ガチャでは多くの人々が人権を求め、天井をノックしたことが各所の爆死報告からうかがえる。そしてその性能こそ、彼女の子宮口をノックしたいと渇望する原動力となっていることもたしかである。

 観測範囲での話だが、水着の方のスケベが多かったというのが第一印象である。これは、水着が全裸の延長線上にあるスケベの権化である、という基本法則もさることながら、「水着版の方が本家よりも入手しやすい」という事情も無視できまい。

 

・サラーサ

 ゾーイ以上の大躍進(前回6冊登場/14位)。やはりというべきか、メスドラフは常にエロ分野において強大である。

 加えて彼女の場合、今年の水着イベントにゲスト出演という大抜擢。セーラー服っぽいシャツを上に着込んだビキニという、なかなかに攻めたスタイルの新規イラストは、十天衆取得者の増加も相まって、大きな追い風となっているだろう。

 今後、取得者の増加にともなって十天衆のエロ本も増加する(とりわけ同じく水着が披露されたソーン)と考えられるが、メスドラフは彼女一人のみ。開幕グラゼロ大爆破のごとく、今後もスケベ市場において一歩リードすると考えるのが妥当であろう。

 

 他には、ラムレッダとクムユが地味ながら勢力を伸ばしている。ラムレッダはまさかのイベント起用、そして新規SR実装が大きな追い風だろう。

 逆に、前回まで高い位置にいたクラリスが順位を落としている。祖先の天災美少女錬金術師と明暗が分かれる形となったが、目下の原因はすぐに思いつかない。新規SSRでは影が薄かったか。ベアトリクスもやや陰りが見える。

 また、前回有力株と見込んでいた、アリーザママことアリシアも順位が落ち込んでる。やはりスポット参戦のNPCという立ち位置は分が悪いか。それでもルリアよりエロ本の数が多いのは、さすがメスドラフというべきか。

 新顔としては、メスドラフのくっ殺枠ことラスティナがお目見えしている。いかにもシコれといわんばかりの設定、そしてビジュアルではあるものの、上位陣に殴り込むほどの勢いを確保できていないのは、実装から日が浅いためか、それとも他のメスドラフが強すぎる故か。

 

 また、今回は改めて種族ごとの集計も実施した。

 

種族名 人数 登場数
ヒューマン 29 96
エルーン 17 52
ドラフ 15 108
ハーヴィン 6 11
星晶獣 3 14
??? 6 62
モンスター 1 1

(※???にはジータも含む)

 

 単純なキャラクター数ならば、実装数が最も多いヒューマンがトップ。しかしながら、登場数は上から3番目のドラフが抜きん出ている。

 ヒューマンのおよそ半分くらいのキャラクター数でありながら、スケベ本登板率を上回っていると考えれば、どれだけこの種族がスケベの戦闘民族であるかがわかるだろう。乳は正義である。

 

総括

 TOP3こそ揺るがないものの、10位圏内ではチラホラと順位の変動が見受けられる。

 とりわけサラーサの増加は、このソシャゲのエンドコンテンツへタッチしたユーザが着実に増えていることを物語る証左であろう。十天衆にサラーサ以外の女性も多くひしめいている以上、さらなる変動が発生することが容易に想像される。

 また、上層部にいたとしても、その地位は不動とは限らないことは、クラリスとベアトリクス、そしてアリシアの落ち込み具合を見れば明らかであろう。というよりかは、(スケベ的)人気に火がつくきっかけが存在し、その波に乗っかった結果として、スケベブックが多く生産されるのだと考えるのがスジだろう。

 そう、エロ同人誌コーナーとは、キャラクター人気を測るにはうってつけの定点観測所である。そしてグラブルの場合、日々やってくる様々な更新事項によって、流行り廃りが潮位のごとくあっという間に変化していくのである。スケベブックとは、人の心が生み出した自然現象、と言えるのかもしれない。

 なお、ガチャ排出率に倣って、今回は「排出率」というものも計算してみたが、1冊しか登場していないキャラクター(ランキング的には48位、0.41%)の層は、単純計算するとその排出率は0.014%――本家ガチャにおけるSSRの排出率よりも低い。

 

 つまり、これらのキャラが登場するエロ本と出会えたのなら、それはSSRを引き当てること以上の幸運と言える。そう思うと、スケベブックコーナーが宝の山に見えてはこないだろうか。こない? まぁそういうこともあるよね。

 とはいえ、このランキング調査は、同人誌ショップの店頭という、ごく一部の範囲で行われたものに過ぎない。世の中には委託販売されていないスケベな本がたくさん存在する。そうした未流通の薄い本にて、上掲ランキングにいないキャラが登場していたとしたら、それはもうこの上ない幸運に違いないだろう。

 空は広い。スケベブック市場も広い。そしてメスドラフは強く、ジータは引き続き全空の覇者であった。今回の調査も学びが多いものとなった。これが冬にはどう変動するのか。それは今後のイベントとガチャ次第である。

異世界スマホという「祈り」

  アニメを視聴すると少なからず感情が芽生える。

 喜び、怒り、悲しみ、興奮。

 そういった感情は、作品に対する思い出として紐付き、ときに絶賛の口調として、ときに罵倒の口調として、人々の前に表出してくるものである。

 しかし、ごくまれに、そうした「視聴中の感情」が、まるで生じない作品に出会ってしまうことも起こりうる。

 喜びも、怒りも、悲しみも、興奮も。

 まるで死者の心電図のように、波打たぬ感情。30分間は起伏のない時間であり、すなわち「無」である。それは往々にして「退屈」へと収斂しがちだが、徹底された平坦は、「退屈」をも通り過ぎて「安らぎ」へと変ずる。

 そうしたアニメと出会うのは容易ではない。個々人にとって、なにが「無」であるか、そして「安らぎ」と感じるかは、まるで異なるからだ。だが、そのようなアニメと出会えたとしたら、それは幸運であろう――あなたは、毎週30分間の「祈りの時間」をえたのだから。

 

 僕の場合、今季の「祈り」とは、『異世界はスマートフォンとともに。』(以下「異世界スマホ」)である。

 

 異世界スマホには歴史的価値がある。おそらく世に出た最初の「典型的なろう異世界転生小説アニメ」だからだ。

 これまで、「小説家になろう」から映像化にたどり着いた異世界転生作品はいくつかある。だが、その多くは、大なり小なり「定型からずらそう」という意図があった。今季の同期の一人『ナイツ&マジック』も、ハイスペックな主人公を用意しておいて主軸に据えているのが「ロボット開発」であり、「典型的異世界転生」をイメージして視聴すると「おや?」と小首をかしげるだろう。

 だが、異世界スマホは、異世界転生というフォーマットに極めて忠実に作られている。

 主人公が、神さまの手違いで死に、お詫びに全能力を最強にしてもらって、そのままの姿で異世界へGO。転移先ではチヤホヤ大活躍。

 この美しい流れを寸分違わず実施する、それが異世界スマホの魅力である。

 定型から逸脱しない美しさを前にした時、感情の起伏は極めて少なくなる。期待以上にも期待以下にもならぬ、虚無にも近しい姿形。それを30分眺める時、心のあり方はたしかに、「祈り」に似ている。

 

 また、異世界スマホはその動きも美しい。徹底して無駄を省き、省きすぎた結果物語上の振幅も一部スポイルする、未来的な所作を示しているからである。

 異世界スマホの物語をシンプルに表現すれば「RTA実況動画」である。眼前のイベントを最速で消化し、サクサクと次のステージへと進む、効率性の具象化ともいえる物語だ。

 必要以上のドラマは作らず、そして複雑化させない。「王様のグラスにだけ毒を塗って毒殺を図る」という、シンプルすぎて逆に深読みしかねない推理を、パパっとこなして次のイベントへ進む。先に待つのはもちろん、異世界の住人による賛美である。

 そんな「整地された歩道を最短距離で走る」ような動きを前に、興奮も起きないがストレスも生じない。そして「物語とはなにか」という問いが生まれ、やがて「祈り」へと変わるのだ。

 

 異世界スマホを視聴する30分間、僕の中からは一切の雑念が消失する。

 ただただ、平穏に流れていく30分。それは、座禅を組んで瞑想するよりも「無」に接近できる時間である。

 わたしは何者か? わたしはどこから来て、どこへ向かう?

 虚無から生じた祈りは、内面から一切の波紋を消し去り、やがて宇宙と一つになる。それは、究極の「やすらぎ」である。

 情報過多、感情過多なアニメであふれる昨今において、その身で「祈り」を体現する異世界スマホは、まさに現代が求める物語の一つの到達点と言えよう。このようなアニメに出会えたことを幸福として、今日も僕は生きていく。

 

 そして、異世界スマホ視聴から1時間後、開けたばかりのワイン瓶からワインが消えた。

「小説家になろう」ハイファンランキング観察日記(6/19~6/25 / 6/26~7/2)【終】

 なにか忘れていると思ったらこの観察日記だった。完結に安堵して完全に更新を忘れていた始末よ。

 こちらもキリが良いのでいったんこれで日記をつける体裁は終わりにしようと思う。なので振り返りもざっくりと。

 

【この前のランキング】

wasasula.hatenablog.com

 

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表1. 日間ランキング(6/19~6/25)

 

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表2. 日間ランキング(6/26~7/2)

 

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表3. 週間ランキング(6/19~6/25)

 

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表4. 週間ランキング(6/26~7/2)

 

 眺めていて思い出したのは「ドラゴン多いな」という気持ちである。少し前まではスライムがそこそこ上位にいた気がするが、実力だけでなく外見も最強モンスターになりたいということだろうか。いずれにせよ、非人間主人公モノは常に一定数存在するというのは、「小説家になろう」の一つの特色であることは疑いない。

 そして、今まで言及していたか忘れてしまったが、「書籍化が決まるとランキング上位に再浮上する」という点も特徴的だ。特に発売日が近づくとランキング20位以内にひょっこり顔を出すことが多い。書籍購入前に確認とかするのだろうか。それとも「ご祝儀」のブクマや評価が存在するのだろうか。まだまだ謎は深い。

 

 この「小説家になろうランキング観察日記」は、4月の末からだいたい2ヶ月ほど続けていた計算になる。わかったのは、日間については、かなりの頻度で作品の入れ替わりが発生すること、ある週の1位が翌週どこかへ転落するケースも大いにしてあること、そしてごくまれに長期日間入りしているケースもあり、そうしたタイトルは書籍化の晴れ舞台に立つ可能性が高い、ということだ。

 つまるところ、傾向こそ(それこそ異世界俺TUEEE系)が偏っているとしても、あぐらをかき続けられるような生ぬるい環境とは限らない、ということである。なろうランキングという魔窟は、日夜しのぎを削る地下のコロッセオだったのだ。

 そうしたことを、毎日毎日確認していると、スコッパーと呼ばれる人たちが存在する理由もわかってくる気がする。この中にない、誰も発見していない逸品に出会いたい。まさに冒険心がランキングの奥底をスコップさせるのだ。

 そういったことがらを間近に見て理解することができたこの観察日記は、「なろう連載」に並んで、意義のある営みだったと思っている。今後定期的に観察してランキングを公開する、ということはまぁいいかなと思うが、ウォッチだけは続けてもいいと思っている。先にも述べたとおり、日間は流動性が高く、そしてとんでもない爆弾がいつ現れるかわからないからだ。

 

 思えば4月から6月は、なろう漬けの日々ともいえる異様な3ヶ月だった。幸いだったのは、無駄ではなく、実りある3ヶ月だったことだ。

 新年度の初発をこうして過ごせたのは暁光かもしれない。だからこそ、2017年の残りを全て消費に費やすのももったいない。機動力が高いこそが、Web小説の醍醐味なのだ。あと一発か二発ぐらい、今年はなにかしら打ち上げていきたいものである。