うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

わたしとVRとモザイクと

 VRがある生活もずいぶんと馴染んだように感じる。

 とはいえまだGoogle Cardboard、PSVR、そしてViveしか持ち合わせておらず、「生活に溶け込むVR」筆頭格ことOculus Goはまだ手元にはない。それでも、いつでも「うむ」と言ってHMDをかぶり、仮想世界へ潜り込めるのは心地よい。なにより、いつでも美少女になれたり、美少女と触れ合う機会を得られる点は、クソの如き独り身のオタクにはどんな福利厚生よりも恵みである。

 もっとも、VRデバイスの強みは完全な仮想世界だけではない。全方位を覆う実写世界の体験も実に心地よい。すなわち、VR-AVである。

 

 AVもいまやVRの時代である。僕はそれをPSVRで観た。

 とはいえ、トラッキングがバリバリ働く本格VRとはほど遠い。正確に表現するならば「360度没入型AV」とでもなるだろう。実物を貼るとBAN必至なので、類似品を貼り付けて雰囲気の伝達を試みよう。

www.youtube.com

 このタイプのAVは、おもにDMMなどで配信されており、一度再生すれば全方位をAV女優が囲み、パンティを見せてきて、乳首を舐める。

 その体験は認知を揺るがすには十分である。

 僕が見たのは「お嬢様女子校*1に転入してしまった僕がお嬢様たちにえっちな興味を寄せられる*2」というものだった。うっかり女子生徒たちの着替えをのぞいて無防備にも営んでしまうが、男性に関心が深い女子たちに逆に営まれるという展開。乳首舐めとフェラ。これを我が視点の上で展開される。それが演技だと悟りつつも、モニタで眺めるのと「眼前」で眺めるのとでは勝手が違う。

 だってね、眼の前でね、舐められるのよ。乳首を。それってさ、ヤバイよね。

 モニタで眺めるのと「そこ」から眺めるのではまるで違う。PSVRは、驚くべきゲーム体験以上に、おどろくべき性体験をもたらしたのだ。

 

 しかしながら、没入を遮る問題もあった。

 ひとつは「完全な空間ではない」という点である。これらAVは360度カメラで収録した「映像」であり、前後左右首を動かすことはできるが、接近することは叶わない。VR-AVの中において、我々は動かぬトーチカに過ぎない*3

 驚くべき体験ではあるが、定点から動けないという点はなかなかに惜しいところがある。そのあたりをうまく工夫して映像を作ろうとしているので、そうした工夫を愉しむもよし、発展に期待するもよし、ではある。

 もう一点の問題はより重大である。それは、「自分の視界にモザイクが入る」である。

 性的映像とモザイク処理は不可分である。日本男児はそれを成長とともに自然と学習していく。しかし、モニターに映る映像ではなく、自分の視界上にモザイクがかかると、まるで自らの視界がハックされたかのように感じてしまい、言いしれぬ違和感・不安感を抱くものである。

 「俺が眺めるイチジクなのだからモザイクをかけるのはどういうことか」という義憤ならまだいい。己がローエングリンにモザイクがかけられているのを見ると、「俺のこいつは不健全指定物なのだなぁ…」とやけに悲しくなってくる。「自分の視界」という不可侵の領域を侵犯されるという体験は、「眼前に映るのは虚構である」という線引を自ら引きやすいものだと感じた。これが日常的に起きるのが『攻殻機動隊』の世界だと思うと、あぁも少佐たちが自己について悩むのも無理もないと感じるものである。

 

 さて、PSVRでえっちなフルダイブと視界のハックを経験したのは、かれこれ半年以上前の出来事である。今月、僕はさらに一歩進んだエロスの仮想領域に踏み込んだ。Viveで覗く『カスタムオーダーメイド3D2』の世界である。

 

wasasula.hatenablog.com

 

 僕は美少女になるためにViveを用意した。もちろんその体験は無類である。

 だが、やはりこのゲームの元祖たるVR用途は「眼前で美少女と触れ合う」である。そこから手を抜くつもりはない。僕はいつだって真剣だ。

 

 

 気がつけば深夜までこのような営みをしている日々が続いている。毎日寝不足だ。だが女遊びとはそういうものであろう。

 VRモードで遊んでいてやはり思い知らされたのは「空間を自由に動き動かせる」点に尽きる。僕はエンパイアクラブのあらゆる部屋を自在に行き来し、そしてメイドたちを自在に呼び出し、配置できる。そう、自在だ。監督は僕らだ。最高のシチュエーションを両手で生み出す権利を持っているのだ。

 そしてなにより、「視点を自分で決定できる」というのが一番大きい。ハイエンドVRデバイスはトラッキングがとても優れているので、かぶってしまえばそこはもう一つの現実である。女の子と触れ合う距離感、セックスの距離感は、現実とまったく差異がない。俯瞰する営みではなく、「いまここで」見る営み。それを自分の動き一つで演出できることが、圧倒的な没入感を創出していく。

 なにが言いたいかといえば、上掲ツイのようなことをしている間、自分はほぼ常時ガチ恋距離にいるということである。

 

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 全て僕の視界で起きたことである。なんというか、全ての体験が致死量の毒そのものと言ってよい。僕はキスフェチなせいもあって、気がつくと眼前の子とガチでキスをしている。傍目に見れば末法の光景だが、主観的には間違いなく桃源郷である。

 なお、モザイク問題はこちらでも健在なのだが、抜け道がないわけでもない。MOD機能の偉大さに酔いしれる日々でもある。

 

 VRはホラーやシューターとの相性がバツグンとされている。しかしながら、それに匹敵する相性の良さを誇るのが、エロの分野であろう。それは『VRカノジョ』がSteamを通じて全世界へ解き放たれ、さらにエロパッチも別方面で配信するという事象からもうかがえる。

 一方で、アダルト媒体特有のお約束が自らの視界上で発生した時、モニタで眺めていた時以上の違和感が生じるリスクを孕んでいる。それとどう折り合いをつけていくべきなのか。

 いずれにせよ、VRの海はまだ開かれたばかりだ。VR-AVもさらに発展する可能性もある。エロは常に技術を革新させ、人類を前へ進めている。それを心待ちにしよう。

 

 じゃあ、シコって寝ますね。

*1:とはいえどう見ても予備校の教室であるし、女子生徒はAV女優である。

*2:「あの子おとなしそうで勉強得意だし、よく見たらかわいくな~い?」的なオタク大サービスなお世辞が聞ける。競泳水着への着替えを見せながら。

*3:これと微妙に異なる話として、「こちらに女優がキスをしてくる」という場面は、ちょっと首を手前に引くと「虚空へベロチューをする女」というおもしろい映像を見ることができる。無論、没入を望むのであれば自ら顔を近づけにいくとよい。

ゼロから始めるVive環境構築とVRメイド生活 ~お前は25万円で美少女になれる~

1. 始動

 それはまさに、青天の霹靂だった。

kisskiss.tv

 カスタム系3Dエロゲの雄「カスタムメイド」シリーズ、その最新版に突如として「バーチャルアバター」機能の実装が報告された。世間を席巻するVTuberムーブメントに、地響きとともに乗り込んできた瞬間だった。

 もとよりVTuberにおいて最大の障壁とされてきたのが「アバターの用意」である。強力な資本の後ろ盾か、ある程度のCGモデリング技術(ないし、FaceRigで動かすLive2Dパーツの作成技術と絵心)がなければ、そもそも乗り込むことすらままならない。

 その問題をエロゲ一つでハイレベルに解決できてしまう……全人類バーチャル化の戦端が開かれたような心地をおぼえたものである。

 しかしながら、上記の感動以上に、僕の中ではピュアな欲望が春の芽吹きのように顔を覗かせていた。

 

「美少女に、なりたい」

 

 それは、この腐敗した世界にオスとして堕とされて以来、心の奥底に存在し続けていた渇望である。

 なにも僕だけではない。世の男子の多くが『おかあさんといっしょ』を見て心に刻み込んでいるはずだ。「女の子になりたい男の子」と――

 そして、「思った」瞬間に、僕は「行動」を終えていた。バーチャルアバター機能実装の報を聞いた、およそ5時間後のことである。

 4月19日。僕はこのようにしてVRの門戸を叩いたのである。

 奇しくもこの時、Vive通常版は価格改訂が行われ、出費は税込69,390円であった。まさに「買い時」だったと言えよう。

 

2. 障壁

 さて、まぎれもなく「行動力の化身」とも言える出だしを切ったが、ここで重大な事実に気づく。「スペック大丈夫か?」という話である。

 不安要素はあった。この時まで使用していたデスクトップマシンは、今からおよそ4年前、初任給をはたいて買ったiiyama製の約8万円のお買い得BTOだったのである。CM3D2やSkyrimは動いていたものの、CPUはCore i5-4460、グラフィックに至ってはオンボードのようわからんシロモノだった*1。もちろん、パーツの交換などまるで行っていなかった。

 それでも「いやいけるやろ」という謎めいた自信があった。いける。お前ならいける。社会の荒波に放り出されてから、あらゆる苦楽と射精を共にしたお前ならいける――

 そう意気込んでセットアップをしてみたが、まるでダメだった。

 そもそも、Viveの片方のレンズしか映像が出力されない。

 というか本体にHDMI端子がない!

 外付けのアレな機械でごまかしてもダメ!!

 無情に出力される「ヘッドセットだめポです」的なエラー!!!!!

 勢いで突き進んできた僕はここでようやく冷静になる。「これマシンどうにかせんとダメだわ」と。

 かくして、Vive購入週には仮想世界に飛び込むことができなかったのである。眼前にとてつもない壁が立ちはだかったように見えた。

 

3. 構築

 さて、ここでViveの必要動作環境を確認してみよう。

  • GPU: NVIDIA® GeForce® GTX 970、AMD Radeon™ R9 290 の同等品またはそれ以上
  • CPU: Intel® Core™ i5-4590/AMD FX™ 8350 の同等品以上
  • Memory: 4 GB 以上
  • ビデオ出力: HDMI 1.4、DisplayPort 1.2 以降
  • USB ポート: 1x USB 2.0 以上
  • オペレーティングシステム: Windows® 7 SP1、Windows® 8.1 以降、Windows® 10

 

(左記より抜粋 VIVE™ 日本 | VIVE ハードウェアの購入

 この時点でまぁそこそこのものを要求されているが、結論から言うとこれらは最低ライン。「カクつかず、VR酔いも発生させないレベル」を求めるとなると要求スペックはさらに跳ね上がる。

 事実、巷で「VR Ready」に指定されたBTOマシンを見てみると、CPUはCore i7-7700以上、GPUはGTX 1070以上が当たり前。「快適に動かす」ともなれば、GTX 1080は最低ライン……そんな世界であった。

 ではグラボだけ差し替えればよいかというわけでもなく、そのスペックだと給電もおっつかないからマザボと電源も取っ替えないとダメ説が浮上。「Viveのためにハイスペックゲーミングマシンを1から用意すべし」という状況になってしまった。

 

 しかし怯んでもいられない。俺はなんとしても美少女にならねばならない。

 そこで、VR ReadyなBTOの値段も探りつつ、予算20万円でいい感じのマシンを組めねえものか!?と思い立った次第である。

 無論、自作経験は皆無であり、自作に強い高校時代の友人に土下座してパーツ選定に協力してもらった。時は4月30日、GW真っ只中。蒸し暑さすら感じる陽気の中、我々は秋葉原の雑踏へ繰り出した。

 休日商戦のオトク価格が跋扈する中、僕の雑多な要望を噛み砕きながら、作成するPCの方向性は以下のように決まっていった。

 

  • グラボは1080。これ以下はない。ただTi以上は予算的に勘弁*2
  • CPUもいっそ8700にして性能確保に務める
  • マザボはCPUと抱合せセットが確実なのでそれに従おう*3
  • メモリは8GB × 2枚で足りるやろヘーキヘーキ
  • 以上を考慮すると電源はそこそこパワーあるやつにしないとね
  • せっかくならSSD積んじゃおうぜ*4
  • 外付けドライブもあるからディスクドライブはパスしよう
  • 「クーラーは?」「まぁ虎徹でいいでしょ」
  • 「OSはWin10でいいよね」「CentOSとかにする手も」「やめようか」
  • 「ケースってどうすればいいの?」「見た目で選んどけ」

 

 そうしてワイワイとパーツを集めた結果が以下になる。  

パーツ 商品名 税抜価格
GPU ZOTAC Geforce GTX 1080 Mini 8GB ¥59,980
CPU Intel CPU Core i7-8700 3.2GHz 12MB Cache LGA1151 ¥31,500
マザボ ASRock Z370 Pro4 ¥11,980
メモリ Crucial PC4-19200(DDR4-2400) 8GBx2枚 ¥17,591
SSD Crucial CT250MX500SSD1 ¥8,280
電源 Antec NeoECO Gold NE750G ¥10,980
クーラー 虎徹 Mark II ¥3,582
ケース Antec P100 ¥8,980
OS Windows10 Home Edition 64bit ¥13,800

 これにパーツ交換保証1,000円を加算した、税抜167,673円、税込181,086円が総計となった。見事予算クリアである。

 一応、狙い所だったBTOマシンも税込で同じくらいの価格ではあったので、これからVRが十全に動くマシンを用意したい場合は今のところ20万出せばお釣りが来るくらいにはなる、ということだろう。今のところは*5

 これらのパーツを自宅へ持ち帰り、友人同伴のもと組み立て、さらに「先代マシンからDVDドライバ移植しようぜ」「なんならその外付けも取り込んじゃお」という提案を受け、上記に加えてDVDドライバと1TBHDDを追加した、なんとも欲張りセットなマシンが誕生した。

 本体のあまりのデカさに僕も家族も面食らう一品。しかしSSDにOSをインスコしたおかげで起動がマッハ号かってぐらい早い。グラボとケースの組み合わせのおかげか割と静音。

 

 では、肝心のスペックは? VR起動前に、手近なベンチマークテストとして、店頭でよく見かけるFF14のベンチマークツールを実行してみたところ、以下のようなスコア。

 

 カクつくことなくグリグリと動いていた。まぁ比較的易しめな設定で動かしたというのもあるだろう。

 そこで今度はさらにエグいスペックを求めているFF15のベンチマークツールを実行してみた。今度はフルスクリーンで。

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 ハイエンドというほどではないが申し分なさげ。高画質設定でも1ランク下のスコアで収まるし、次世代機相当のタイトルでもわりかし問題なく遊べそうだ。

 

 そして、最も肝心なVRの起動スペックを満たしているかどうか。Steam謹製のVRベンチマークツールを実行した結果が以下。

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 燦然と輝く「VRレディ」。オアシスへの扉が開け放たれた瞬間だった。

 

4. 没入

 満を持してViveをレディさせる準備が整ったので、PC構築の翌日に作業に着手した。とはいえやることはセットアップツールに従って各機器をぶっ刺すだけである。

 

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 悩みどころだったベースステーション設置*6は、「突っ張り棒+雲台プランク」案を採用した。場所はそこそこ取るががっちり安定するし、なにより部屋に穴を開けたくない。三脚はさらにスペースを取る上に、遊んでる最中に蹴飛ばす恐れもあったので断念した。

平安伸銅 突ぱりスーパー極太ポール 大

平安伸銅 突ぱりスーパー極太ポール 大

 

 そうして、全てのセットアップを終え、プレイエリアを立位に設定し(ルームスケールを遊べるほど部屋が広くない)、いざHMDを装着。

 

 気がつくと見知らぬ部屋にいた。

 

 没入感がすさまじい。VRそのものはPSVRで体験済みだったはずだが、「そこにいる」感覚は遥かに勝っていた。上下左右、天井から足下まで、見渡す限り「俺の知らない部屋だ…」と思える、圧倒的没入感がそこにあった。

 これは、StemaVRのデフォルト起動ソフト「SteamVR Home」が功を奏していること、そして「プレイエリア外という概念がない」ことが作用していると個人的には考えているが、そんなことはお構いなしにはしゃぎすぎてしまい、「SteamVR Home」だけで一日が潰れた。

 

 最終的に、火星にリビングルームを作って遊んでいた。こういうのよ。こういうのを求めていたのよ。

 

5.転生

 このまま火星で余生を送るのもアリな気もした。だが、本分を忘れてはいけない。思い出せ。俺は、美少女にならねばならない。

 運命の儀式は5月3日に着手した。実のところ、COM3D2は買ってインスコまでしていたが、単に営むだけならCM3D2が「完成」されていたので、完全に積んでいた。まさかの積みゲー消化である。

 単にバーチャルアバター機能を使うならすぐにでもできたが、どうしてもCM3D2の嫁イドになりたかった。よって新たなエンパイアクラブへ移籍させるために、多少ゲームを進めた。前作よりもさらに盛られたシナリオと、完全に経営シミュレーションへパラメータを割り振った新たなカスメに「こいつこんなゲームだったか?」と首をかしげつつも、無垢ちゃんはかわいかった。

 そうして金を貯めて移籍を終える。いつもの娘がやってきた。即座にスタジオモードを起動し、VAモードを開始。キャリブレーションのために両腕を前へ突き出ししばらく待つと。

 

 僕は、美少女になっていた。

 

 

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 これ以上語ることはない。夢が叶った。ただ、それだけである。

 強いて言えば、あまりに楽しすぎて2日くらいは現世に戻ってこれなかったぐらいである。

 

総括

 以上が、全くのゼロベースからVive動作環境を立ち上げ、美少女へと転生するまでの過程である。

 Vive本体と、それが動くマシン構築費用で、総計250,476円。これにCOM3D2のお値段が加わるが、それでも25万円台であろう。

 裏を返せば、我々は25万円で美少女になれる、ということである。安いか高いかでいえば、夢が叶うのだから差し引きノーコストと言ってよい。

 

 真面目な話をするならば、Proの登場によって通常版が値下がりし、グラボも価格が落ち着き始めている今は、Viveスタートアップにはかなりうってつけのタイミングではないかと思う。初任給からはちょっと足が出るかもしれないが、給料の3ヶ月分ならある程度公算がつくだろう。

 また、「Viveが問題なく動く」ほどのマシンであれば、現行のPCゲームはおおよそ問題なく動くはずである。「買ったのにスペック足りない!」などという心配をする必要はない。普段遣いのスペックとしても圧倒的であることを踏まえれば、ハイスペックなゲーミングマシンを用意するというのは長期的に見てもメリットがある。なによりSteamの様々なゲームに好き勝手に手を出せるのはとても嬉しい……出費が加速しそうだが、その分ソシャゲの時間が奪われるので、結果的には経済的だろう。古戦場なんてなかったんだ!

 

 僕もかつては、こういったスペック問題や価格でVive参入に手をこまねいていた一人である。今回の一連のアクションは、まさに清水の舞台から飛び降りる覚悟であった。しかし、飛び降りた先は紛れもないパラダイスだった。価格以上の体験は間違いなく降ってくる。それを、拙いながら本稿で伝えられれば幸いである。

 だから、お前もメイドになれ。清く、美しく、可愛らしく、あらよくばえっちなメイドに!!!!!

 

 なお……COM3D2では、がんばれば美少年っぽいアバターも作成できる。これとバーチャルアバター機能を併用すれば、美少年エンパイアクラブオーナーとなることもできる――つまり、こんなこともできる。

 

 

 オトコノコの夢を、Viveは全て叶えてくれる。

 さぁ、Let's VR!!!!!!!!!!!!!

*1:それでもゲーム以外の普段使いには十分すぎるスペックではあった。

*2:この采配は結果的に正しかった。というのも店頭の詳しい兄ちゃんに「Viveは推奨はあぁだけどやはり1080ないとキツイっす。Proは1080Tiか、Titan必須です」などとレクチャーいただいたため。ちなみにこの人いわく「Viveは公道を走る前提の車。Vive Proはサーキットしか眼中にないフェラーリみたいなもん」とのこと。

*3:実際お値段的にもオトクになった。店舗によってはメモリも付随して全部で68,000円ちょいだったことも。

*4:どうせ外付け1TBはあるし的なニュアンスだと思ってたが、実際は下記の通り「中からぶっこ抜いてブチ込めるな」という意味。

*5:グラボはマイニング需要が急落して値下がりが始まっているらしいが、メモリがお値段高めのままなのでどうなることやら。

*6:部屋の隅に対角線上に2機設置、床からできれば2m以上、角度は30~40度、なおかつ電源プラグぶっ刺す必要あり、というかなーりめんどい設置条件がある。

『レディ・プレイヤー1』感想 〜イースターエッグと25セント硬貨〜

 今年の4月はにわかに映画ラッシュとなった。『パシフィック・リム/アップライジング』が仁王立ちしたかと思えば、今週末には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が決戦を控えている。『リズと青い鳥』も大輪の百合の花を咲かせていると聞く。そして先週末にスタートしたのが『レディ・プレイヤー1』だ。

 つい先日この『レディ・プレイヤー1』を観に行った。結果として、最後は泣いていた。クライマックスに目頭が熱くなるのを感じていた。その心のゆさぶりの軸にあったのは、「これはオタクのための最高のオタク映画だ」という確信だった。

 ここ最近、映画に劇薬的な効能を求めがちだった身にとって、竹槍を突き刺すようにスコーンッと響くメッセージはひどく新鮮で、25セント硬貨のように輝いていた。無論、インターネットで騒がれているようなネタの数々も、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさに満ちていた。純粋に、ストレートに、「なんて良い映画なんだ」とため息が漏れる、そんな作品だった。

 というわけで、以下に『レディ・プレイヤー1』に関するあれこれを書き残しておく。ネタバレも遠慮なく記す。この映画はネタバレなしで見てほしいので、まだ見てない人はこんなブログを読んでいないで映画館に行きましょう。HURRY!!

 

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『ゆるキャン△』全12話を観終えて、とてもよい映像化であったという気持ちを書き残しておきたい

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 焚き火の温もりが残っている。『ゆるキャン△』が全12話の放送を終え、数日が経った。

 とにかく感銘を受けることがとても多いアニメだった。心地よい空気に包まれた原作コミックスを、その魅力を漏らすことなく映像にしてみせた、とても恵まれたアニメ化。とりわけ最終話はCパートを筆頭にただただ絶賛したいほどだった。

 本作は、きらびやかな「きらら枠」であり、また土台がしっかりした「趣味モノ」である。そして、その2つのカテゴリーに甘んじることなく、細やかな交友関係や、本能にうったえかける食事、自然に対する情感を、妥協なく力を注いだ秀作だ。魅力を挙げるとキリがない。あんこがたっぷりつまったみのぶまんじゅうのようなアニメだ。

 そんなわけで先週木曜日から「ゆるキャン△……すばらしかった……」と感慨にふけっていて言語化できていなかったが、ようやく心も整頓がついてきたので、『ゆるキャン△』全12話を見終えた感想などと以下に記していく。

 

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「犬山あおいの胸問題」を考察する ~重力による乳の実在性獲得仮説~

  『ゆるキャン△』が今季の筆頭格ともいえる秀逸なアニメとしてブイブイ言わせ始めた最中、インターネット上では奇妙な、しかし納得せざるを得ない事象が起きている。「犬山あおいの胸問題」である。

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2018年2月18日時点での「犬山あおい」のGoogleサジェスト。

 

 そう、彼女のバストは豊満であった。それを視聴者がわからされたのは5話だった。

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 5話はKING OF EMOTIONな名話であり、それだけで本作の地位を押し上げるほどなのだが、なにより開幕数秒のこのカットが視聴者の度肝を抜き、ある者は射精し、ある者はスケベ・犬山・ファンアートを投函し、またある者がそれで射精した――無限ループ、いわば輪廻の発現である。

 今や『ゆるキャン△』のスケベなイラストは山火事のように増加の一途をたどり、本栖湖という名の湾岸地区で着実に勢力を伸ばし続けている。

 しかし、それはなぜか? 今季は他にも豊満な女体を誇るキャラは多くいる。だのになぜ、犬山あおいがスターダムに上り詰めたのか?

 それを真面目に考えない人々が多すぎる。シコるなら真面目に考えなさい。よって、以下では「犬山あおいの胸問題」を、徹底して考えることとする。

 

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そして僕らは、マヒシュマティの民となった。 〜『バーフバリ 王の凱旋』絶叫上映(2/9)レポート〜

 2/9(金)の午後8時。新宿ピカデリーは、この日に限っては「映画館」ではなく、「マヒシュマティ大使館」だった。

 『バーフバリ 王の凱旋』。世界各地でスマッシュヒットを叩き出す、インド史上最強の神話叙事詩――その「絶叫上映」が開催されたのである。

 1月からすっかりバーフバリにメロメロとなり、「サホーレ、バーフバリ…」と熱病のように口ずさむ身になってしまった僕は、予測こそできていたがこの絶叫上映の存在は胸を震わせた。絶叫したい。王を称えたい。そんな思いから、定時退社できる確証もないままチケットを確保した。

 結論を先に記すなら、ただただ、心の底から最高だった。熱狂し、歓喜し、時には涙もする、全てが光のガンジス川のようにキラキラしていた、夢のような時間だった。

 以下は、この素晴らしい時間に対する感謝として、ただただ思いの丈をつづるものである。

 

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『ゆるキャン△』 5話までの感銘を受けたところ。

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 「気持ちのよいアニメ」という感想の理由はさまざま考えられるが、そのひとつに「加点が連続する」が挙げられると思う。瞬間的に100点を叩き出すことは存外に簡単だが、「常に毎秒10点ずつ加算される」というのはむずかしい。

 『ゆるキャン△』がすばらしいのはそこで、およそこのアニメでは減点が発生せず、加点され続ける。全てが正しく、快く、自明である。これが5話も持続していれば、上のなでしこのような顔で毎週木曜23:30を迎えることができるものである。

 というわけで「アッ…アッ…」とカオナシと化してしまう余韻を振り払い、3~5話分の『ゆるキャン△』の感想を書き残す。

 

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