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うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

「セックスなきAV」としての『OneRoom』について(1~4話)

CLIP アニメ

 改めて『OneRoom』の花坂結衣編を見た。「あにトレ」の系譜に連なるんだからそりゃだいたいセックスだろうよ、とは踏んでいたが、いざ見てみるともう紛うことなき「セックスのないAV」でただただ感嘆の息が漏れた。

 まだ見ていない人向けに説明すると、1話だいたい4分、それが4本で花坂結衣(CV:M.A.O)というキャラがメインの話になる。その内訳は以下である。

  • 1話:あなた(独居男子大学生)の隣にJK・花坂結衣ちゃんが引っ越してきたよ! しかもあなたが通う大学が第一志望なんだって! しかも勉強教えてだって!
  • 2話:あなたは花坂結衣ちゃんに勉強を教える仲になったよ! 断水の日にはいっしょに銭湯にも行ったよ! 向こうもまんざらではない顔だ!
  • 3話:花坂結衣ちゃんはとうとう手料理を振る舞ってくれたぞ! しかもあなたの部屋に置いてあったエロ本も見ちゃうし、勉強中に寝落ちしちゃう油断モリモリの状態だ! 襲え!
  • 4話:めでたく花坂結衣ちゃんは第一志望に合格! 「両親が出会った大学だったから」という衝撃の志望理由を話しつつ、「もうステキな出会いがありました♡」といきなり告白! めでたし!

 という感じで完全に恋愛シュミレーションである。でも「第一志望大学通いの男に勉強を教えてもらっていたら惚れて告白した」とかなかなかにスリリングなシチュエーションで「それってときめける?」とハラハラした。でもこういう方がスッと「恋愛だ…」とは思えそうな気もする。そう思える僕の脳はキモオタ回路。

 上記のような話が、ほぼ全て一人称視点によって描かれ、しかも「あなた」からのセリフは一切なし。アニメ艦これの提督を想像してもらえればいいだろう。そしてご想像どおり、これはものの見事にグラドルのイメージPV、もといイチャラブAVの導入パートである。いわんやその先に待つのは射精である。

 というか、このシナリオラインを抽出して、花坂結衣を任意のキャラに置換すれば、いともたやすく「俺嫁」な二次創作が作れてしまうのでは……凶悪だ……俺もココアが隣に越してきたら理性が保てないぞ……

 

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 ていうかおっぱいの大きい子がセーラー服の上からピンクカーディガンを羽織ったらマジで性器なんですよね。そう、ココアもピンクカーディガン勢だ。あぁ、そういうことなんだなぁ……(真理を得る)

 あっ、上掲画像みたいに、一人称アングルからのズームがことごとくキモオタチックなのもすごくポイント。スケベな心はスケベな視線に現れる。そういうことを学ばされる。

 

 「知能が低下する」との触れ込みでけものフレンズがバズっている最中だが(僕も加担した感がある)、考察班が活躍できる深みも有するけものフレンズと比べれば、よほどこちらのほうが知能を落とせる感じがある。「ウッ!セックスしたい!」という原初の欲求に従いたい場合は、『OneRoom』の方が推奨されるだろう。

 なお、5話からは桃原奈月(CV:村川梨衣)という、若干マセたロリ妹が押しかけるというシチュエーションに変わる。セリフから推測するに「あなた」は1~4話とは別人と思われるので、「あの……別れたんですか……?」という心配は無用だ。世話焼きロリに思う存分「ドゥフフフゥ」となろう。

金があるのに、理屈をつけてコンテンツに金を落とさない」連中について

DIARY

 昨日タイムラインで話題になったのは、「アニメの円盤を買うかどうか」ということである。

  このツイートに対して「円盤を買わないとファンじゃないのか!?」とか「円盤以外にもグッズとかCDとかあるだろ!」とか、いろんな声が飛んでいた。

 いろいろコメント見ていて僕もめまいがした。「円盤は高い」とか、「無料で見たものをなんで金を払うのか」とか、そういった類の声。

 「好きだったアニメのBlu-rayを買う」ことの一体なにがおかしいのか。Blu-rayの映像は綺麗で、作画も修正されていることがあるし、キャストインタビューなどの見逃せない情報が載ったブックレットがついてくることもある。

 なにより、好きになったアニメが、Blu-rayという形で手元に残る。それって素敵なことでしょう。

 その価値を知らないのか、無視しているのかわからないが、「好きなアニメを手元に残す」というごく単純な想いは忘れてはいけないものだ。ニコニコやdアニメストアで見放題な時代だからこそ、それはむしろ忘れてはいけない。

 

 もっとも、アニメというコンテンツへの金の落とし方は複数ある。主題歌CDを買ったり、原作小説を買ったり、キーホルダーやタペストリーといった関連グッズを買ったり。

 たぶん、作品へ一番ダイレクトに寄与するのは円盤かもしれないが、そうした周辺グッズへの投資自体は、僕は否定するつもりはない。(ただ、関連グッズをバンバカ買うような人って、そもそも円盤買ってからグッズに手を付けてない……?とは思う)

 お金がない。これも深刻な問題だろう。学生は自由に使える金が限られているし、今日を生きるので精一杯な極貧の人に「円盤を買え」と脅すつもりは毛頭ない。そんな人は、「いつか買う」くらいのスタンスでいればいいのだ。特に学生さんは、バイトでお金ができてから、あるいは将来就職して給料を得てから、大好きだったアニメの映像を手中に収めるという手もある。時間をかけてグッズを揃えるというのは、決して否定されるものじゃないだろう。

 

 僕がやるせない気持ちになったのは、「金があるのに、理屈をつけてコンテンツに金を落とさない」連中の存在だ。

 dアニメに入っているから? 録画してるから? 話数が少ないから? それでも買うんだよ。本当に好きなアニメだったら、配信してようが録画してようが、ディスクという媒体で欲しくなるものなんだよ。

 信者しか買わないだろ? 自分が好きな趣味を全部「宗教」だと言うのだろうか? 「なにかが好きな人」に対して最大限の侮辱に等しいと思うのだが、そういう「趣味」しか知らないのだろうか。

 特に絶句したのはこれ。

  そんなことして売上が壊滅したら作品自体が死ぬでしょう。不買はファンじゃなくてアンチの行いでしょう。どれだけ「業界の知識」を知ってるか知らないけど、ヘタなレジスタンスはフレンドリーファイアにしかならない。

 

 結局、こういった手合は「タダ飯根性の強い乞食」なのだ。

 タダで飯は食うが、いつまでも食費は払わず居座る。そのくせ「俺は客だ。客を飢えさせるな。飯を出せ」と一丁前に口をきく。そういった輩。

 かっこ悪いと思わないのだろうか。あれこれ屁理屈をこねて、金を出さずにコンテンツに触れることを、「スマートな消費者」「現代の消費者」などと気取っているのだろうか。気取ってたとしたら大間違いで、実際はただのドケチにすぎない。

 「金を出すのが偉い」と言いたいんじゃない。なにがなんでも「金を出そうとしない」という姿勢が、卑しくて、みみっちくて、大人として恥ずかしいからやめろと言いたい。「好きなコンテンツだから対価を差し出す」という行為の意味を理解できない人間は、一生かけても「コンテンツを楽しむ」なんて資格は得られないはずだ。

 ましてや、そんな人間に「2期希望!」などと口を挟む資格もないだろう。「ごくつぶしが家を取り仕切る」ということに違和感を感じない感性ならば、もはやそれまでだ。一生ごくつぶしとして生きていればいい。

 

 だからこそ、(特にお金のない層の筆頭たる学生さんは)「理屈をつけてコンテンツに金を落とさない」ことを自慢するような人にならないでほしい。

 そんな感性を持ってしまったが最後、数ヶ月おきに、ババ抜きの札を引いては捨てるように、コンテンツを延々と消費していくことになる。一生かけて「これがとてもおもしろくってね!」と人に紹介できるようなコンテンツとの出会いはできなくなってしまうだろう。

 なにも、目にしたアニメの円盤・グッズを全て買え、ということじゃない。本気で気に入った作品と出会えたなら、その思い出として、第1巻を買ってみればいい。「私を楽しませてありがとう」と、そんな気持ちから購入してみればいいのだ。もちろん、お金を用意するために、時間をかけたって構わない。

 そしてなにより、「本気で好きになった作品に、お金を出すという形でコミットできる」ということを、それがとても素晴らしいことなのだとを、知ってほしい。その結果得られる気持ちは、ケチケチと過ごす人生では得られないものなのだ。

 

 ……ということを、怒りに任せて書き殴るということ自体が、もうなんだかすでに悲しい。

 なんだろうなぁ。「好きなアニメならどんなに高くても円盤は買う」っていう姿勢がおかしいなんて、そんなおかしなことがあっていいはずはないのになぁ。そんななりふり構わない生き方が「オタク」なんだと思っていたんだけれども。

けものフレンズでIQが溶ける6つの理由

CLIP アニメ

 けものフレンズの輪が広がっている。

 ジャパリパーク開拓団第一陣として「考察班」が現地入りして久しい。正気の沙汰ではない叡智の集合知たちは、今日も失われた楽園の残滓を辿り、日々頭脳を回転させている。とりわけ4話は、カバンちゃんの出自ヒントも相まって、重要な資料として流通を開始していることだろう。

 

wasasula.hatenablog.com

 

 だが、ここ最近(特に昨日から今日)になって、純粋な「入植者」たちが急速に数を増やしている。その多くは、コツメカワウソのように「すごーい!」「たのしー!」とばかり復唱し、「◯◯のフレンズなんだね!」という構文のみで会話する、考察班とは別ベクトルで異様な集団である。

 まさに、知性を奪われた「フレンズ」たちの大繁殖期が到来していると言えよう。

 だが、けものフレンズはその実、「IQを溶かす」とも表現される視聴姿勢を大いに促すアニメである。ジャパリパークのガイドツアーは、東京ジャングルで荒んだ現代人たちが、安心して知性を放棄できるための心遣いであふれているのだ。

 このタイミングでけものフレンズに接する人も多いだろう。そんな人にも向けて、けものフレンズの「IQを溶かす要因」について記しておく。

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アリス・カータレットの再生産

CLIP 短編小説

 僕は今、『きんいろモザイク』の世界にいる。

 僕、とはいっても、エロゲヒロイン1年目である今の僕は、小柄なツインテールの少女だ。金髪は諸事情で黒く染めている。今の僕に求められるのは、「目を引く美少女」ではなく、「一介のモブ少女」だからだ。

 机の上で筆記用具を整えながら、前方を観察する。アリス・カータレットだ。この物語の主要人物の一人。今の僕よりも一回り小さく、きゃいきゃいと動く姿は、愛らしい小動物のようだ。周囲には、大宮忍、小路綾といった友人がいて、にぎやかな立ち話をしている。

 彼女たちの動きを注視しながら、ノートと教科書を取り出し、3限の化学の授業に移動する準備を「見せかける」。ほどなくして予鈴が鳴り響き、教室にいる生徒たちがにわかに動き始める。

「アリス、行きましょう」

「うん!」

 大宮忍がそう声をかけると、アリス・カータレットも教科書を胸に抱いて席を立つ。ウェーブがかった金色のツインテールがふわりと跳ねる。その動きだけでもだいぶ魅せられる。僕もエロゲヒロインとして、見習うべきところがあるかもしれない。

 だが、今の目的は、学習ではなく収奪だ。

 彼女たちが教室から出払ったのを見計らい、僕も椅子から腰を上げる。教科書を抱え、スカートのすそを払いながら、先ほどまでアリス・カータレットが座っていた席へと近づく。

 そこで筆箱からわざと鉛筆を一本落とす。カラン、という小気味良い音が響く。

 それを気にかける者は誰もいない。この世界では、主要人物以外の描写はないに等しい。一介のモブ生徒の所作は、ほとんど背景も同然だ。

 床に落ちた鉛筆を拾うため、その場にしゃがみ込む。何気ない動作。だけども集中力はありったけ注ぐ。

 目を皿のように。虹彩をスキャナーのように。教室の床に、落ちているであろうものを探し――果たして「それ」はあった。

 まばゆく輝く、絹糸のような一縷の光。アリス・カータレットの毛髪だ。

 指先でそっと取り上げ、先ほど落とした鉛筆以外に何も入れていない筆箱へ収める。そして鉛筆も拾い上げ、ゆっくりと立ち上がる。

 あたりを見渡せば、教室はだいぶ人がはけている。ほとんどが次の教室へ移動したのだろう。なんでもない、ごく普通の「学校の風景」が、ここが俗に「日常系」と呼ばれた作品の世界なのだと再認させられる。

 足早に教室を出る。向かうのは次の教室ではなく、この作品の外。

 階段を下り、校舎の1階へ出て、そのまま玄関口へと向かう。下駄箱から取り出したローファーに履き替え、何食わぬ顔で玄関の外へ歩き出す。堂々たる欠席行為に見えることをしでかしても、モブキャラには注意が向かない。そもそも描写すらされていないのだ。その行為は存在しないに等しい。

 悠然と玄関から校門へと脱出すると、タイミングを見計らったように、目の前にハイエースが現れた。

「うまくいったか?」

 運転席のフロントドアガラスがゆっくり開き、中からピンク色ツインテールの女の子が話しかけてきた。紛れもなく、それはエロゲヒロインの父だった。

「これから電話してピックアップしてもらうと思ってたんだけど」

「モブキャラなら正面玄関から出ても気にかけられない。教えたのは父さんだろ?」

 そんな会話をしながら、僕が助手席に乗り込むと、ハイエースは再び動き出した。

 

   * * *

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エロゲで見かける「あのキャラクターのクローン体」について

CLIP えっちな話 ゲーム キャラクター

 先日、知人から以下の画像が送付されてきた。

 

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出展:『彼女と俺の恋愛日常』(Parasol)

 

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 思わずこんな顔になった次第だ。

 もとより声優ネタで「金剛カレン」というものはあったが、これをアリス・カータレットと合体させ、「カナダ出身」という工作を施すことでエロゲヒロインに変えてしまう、その手腕に脱帽した。アリス・カータレットが好きだった納豆を「嫌いな食べ物」に設定しているのも味わい深い。

 

 とはいえ、このような「人気のキャラのクローン」がエロゲに現れることは、さほど珍しいことではない。むしろよくあることだ。

 最近の例に限っても、きんモザだけでなく、ごちうさも「クローン元」に選ばれている。

 

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出展:『炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園』(SQUEEZ)

 

 B114のOカップではあるが、いろんな要素が宇治松千夜である。「甘猫庵」という変え方が絶妙だ。しかもよく見ると「緑茶で酔っ払う」という設定まで有し、内面にシャロまで取り込んでいることが伺える。

 「いやいや、さすがに偶然でしょw」と言う人もいるだろう。だが、

 

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同じく、『炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園』より

 

 子宮が "ピョンピョン" してしまうのである。クローン体であることを疑わない方が、むしろ不自然であろう。

 

 なにもまんがタイムきららだけではない。上掲の『炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園』(本当にめまいがするくらいステキなタイトルだと思う)には、SAOのアスナ(っぽいPカップの陥没乳首)もいたり、デレマスのアーニャ(っぽいVカップ)もいる。胸だけ大きくなったそっくりさん、と書くと、なかなか奇妙な存在だ。

 

 デレマスといえば、城ヶ崎美嘉もクローン体が多い。こちらはエロゲ以外にも出没しているようだ。

 

 特にこのへんは見た目の一致度が高い。

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出展:『聖・逆レイプ学園~俺の精液を根こそぎ搾り尽くすオンナたち~』(ディーゼルマイン)

 

 こちらは同人ゲームなのでまた勝手が違うかもしれないが、ここまで似てしまっても大丈夫なんだ……という妙な安心感を得られる。

 

 

 直近で見かけた「クローン体」はこんな感じだが、いずれも共通しているのは、「その時流行している作品のキャラ」が複製元に選ばれるという点だろう。実際、「PC-98時代にどう見てもダンバインのキャラの脱衣麻雀があった」という話も聞いた。あと、ミドルプライスの作品だと出現率も高いらしい。

 こうしたキャラがエロゲに発生する詳細なプロセスは、業界の人間ではないので知る由もない。ただ、「芸能人の◯◯似」という触れ込みのAVが数多く出回っている現状を鑑みると、本人ではなく、「本人のそっくりさん」でシコりたい欲望は存在するのだろうと考えられる。

 ただ、二次創作で本人と性交が可能な二次元であっても、その欲望が生まれているのかは分からない。そして、そんな欲望が強いて生まれることは、個人的には不思議な気持ちになる。「似てるけど本人じゃない」という意識が、良心の呵責を抑えてくれたりするのだろうか。

 もっとも、わざとそうしたキャラを仕込むことで、話題作りをしよう、という作り手の事情に過ぎないのかもしれないが。

 

 こうしたエロゲにおけるクローン体は、この世にどのくらい生産されたのだろうか。もし「生産リスト」を作成できれば、当時の流行も追うことができて、貴重な史料になるかもしれない。

 そして、クローン体でシコる時の気持ちは、いったいどのようなものなのか。あるいはシコり終わった時、クローンのまま捨てられるのか、クローンとは別の存在として生まれ変わるのだろうか。

ジータのシコリティ論 ~可変・中立・至近~

PUBLISH えっちな話 ゲーム

 先日、グラブルのエロ同人誌において、どんなキャラが多く登場するかを調査した。その結果、最も登場しているキャラクターはジータであることが判明した。

wasasula.hatenablog.com

 1年前はナルメアとカリオストロに順位をゆずり、ダヌアと席次を同じくした彼女が、気がつけば「全空で一番シコられた女性」となったのである。

 それはなぜか。あらためてジータというキャラクターにフォーカスを当ててみると、彼女の内には、非常に興味深いシコリティが内在することに気がついた。そして、そのシコリティは、いわゆる「シコリティのユニバーサルデザイン」に合致するのではないか――そのような仮説を立てるに至ったのである。

 スケベの伏魔殿たるグラブルにおいて、「主人公が最も多くエロ本の題材になる」という構図は、どのようにして生まれているのか。以下は、ジータのシコリティに関する、ちょっとした論考メモである。

 キーワードは、「可変」「中立」「至近」の3つだ。

 

  • 1. 「可変」 ~自在なる外見と人格~
    • ①可変的外見
    • ②可変的人格
    • ③可変的設定
  • 2. 「中立」 ~空における最もスタンダードな少女~
    • ①種族的中立
    • ②身体的中立
  • 3. 「至近」 ~プレイヤーに最も近い美少女として~
    • ①主体から客体へ
    • ②製作サイドへの反映
    • ③主体としてのグランの存在
  • 総括 ~シコリティのユニバーサルデザインとの照合~
    • (1) どんな人でも公平にシコれること(公平な利用)
    • (2) シコる上での柔軟性があること(利用における柔軟性)
    • (3) シコり方が簡単で自明であること(単純で直感的な利用)
    • (4) 必要な情報がすぐに分かること(認知できる情報)
    • (5) うっかり二次創作ミスを許容できること(失敗に対する寛大さ)
    • (6) 想像力への過度な負担を必要としないこと(少ない妄想的な努力)
    • (7) おかずにするための十分な認知度と接触経路が確保されていること(接近や利用のためのサイズと空間)
    • 広がり続ける少女の(スケベな)物語

  

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「けものフレンズ考察班」概況

CLIP アニメ

 『けものフレンズ』は2話目も確認した。1話と相変わらず見ているだけで不安になるCGが、吊橋を渡るようなスリル感と、ささやかなワクワク感を提供してくれている。おはなしも至極チャイルドな趣きだが、スリル感あふれる絵柄とのアンバランスさが、徐々にクセになっていく。そしてEDの謎の実写。あまりに常軌を逸した姿に、しばらく脳が停止した次第だ。

 間違いなく今期で最もヤバく、かつ憎めない、愛らしい立ち位置を確保している。だが、それ以上に奇怪な事象が起きている。「けものフレンズ考察班」という、正気の程を疑う求道者の集団が、にわかに発生したのである。

 だが、メディアミックス企画として散りばめられた諸要素を検討してみると、アニメ版の異様な姿は戦略的なものではないかと疑うほど、信じられないが考察の余地がある。この広大な大自然は、その実想像以上の謎に満ちている……のかもしれない。

 とにもかくにも、ジャパリパークに考察者がワラワラ湧く光景だけでもおもしろい。おそらくめったに見られないムーブメントなのはたしかだ。その動向を記録するための最初の一歩として、けものフレンズ考察に関わるを記録しておく。

 

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