うらがみらいぶらり

チラシの裏のアーカイブ

(ガラにもない)近況報告

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 気がつくと3ヶ月くらいこちらのブログを更新してないという状況になりそうだったので、まぁそれは別にさほど問題はないのだけど、なんとなく微妙なお気持ちになったので近況報告でお茶を濁す。

 なお、上掲画像は最新の著者近影である。存分にすこっていけ。

 

VR環境について

wasasula.hatenablog.com

 こちらからもうちょい進化した。具体的には、Vive Pro + Tracker * 7という状態になっている。

 ここまでそろえておいて特にVTuberになるつもりはない。10点トラッキングで遊びたいがための散財である。おかげで今年は預金が寒い。

 ついでに、Proはマジでよい。どのくらい良いかって、これをかぶって仮装デスクトップ空間を作り、そこでブログ更新などの文章更新を伴う作業ができる。これははっきりいってヤバい。頭部が重すぎて疲れるけど。

  ひとまずあとはOculus Questまで打ち止めでよさそう。Goは別に良いかなとも思いつつ、Amazonで国内正規取扱が始まり、これが並行輸入よりも安いときた。なのでちょっと揺らいでいる。

 ……欲を言えばOrionも試してはみたいのだが、Unity直結フルトラ環境が今すぐ必要かと言うとNo、である。

 

あちらの状況

 浅田くんの方はよくやっている。というか今年下半期は完全にあっちが主体だ。

 読者数は90超えたところで伸びなくなり、100Pv/dが関の山といった状況だが、まぁデイリーサマリというブログ内容ならば健闘といったところだろう。はてなユーザー数とGoogle人口を鑑みれば1万サブスクライブなVTuberのようなものよ(非常に怒られそうな見積もり)

 

オタクの話

 アニメはめっきり見なくなった。秋クールに入ってからは冗談抜きで1話たりとも見ていない。最後に見たのはたぶん異世界魔王。

 そのくらいVTuberに稼働を取られているということではある……いまめっちゃ楽しい。

 ゲームはぼちぼち。ひとまずピカブイはとてもヤバいギャルゲーなので遊べばいい。あと、誘われてFallout76も開始したが、本当にこれ一人ではやりたくない。Discordチャットでギャーギャーやりながら遊ぶのが今のところ正解っぽい。

 

グラブルの話

 相変わらずのクソゲーで未だにチュートリアルの終わりが見えない。しかし水だけ、ウーノ最終とカツオ剣豪構築によって、ちょっとずつ光明が見えてきた。

 現状では杉玉1、ミュル2、隠し味にパーマフロスト1という雑魚剣豪なので、杉玉をもう一つツモるか、諦めてロペ琴を粘るかの二択を迫られている。誰か天井資金をおくれ。もうヴァジラで天井したけどさ!

 とはいえ、現状でもシヴァ30連くらいならMを狙えるし、非有利も割とM圏内にいける(新石マルチやグランデくらいなら結構な確率で)ので、まぁいいかなとも思いつつ、各属性いけるところまで伸ばしたいので、黒麒麟HL30連2周目に潜ります。

 あとはアーカルムあたり。ムーンはせめて金色にしておきたい。

 

カスタムキャストの話

 これはマジですごい。エディットゲー文化とVTuberブームが激突して大変なことになっている。そしてAR外カメラ配置遊びが楽しすぎる。インカメラと合わせて、バーチャルな美少女の旅アルバム生成が捗る。

 そして、パーツ数やポーズが制限されるカスタムキャストが世に広まった今こそ、本家カスメの無尽蔵具合がすさまじいので、カスタムキャストがどツボに刺さった人間に布教したい……と思いながらも記事が書けずに今に至る。

 

Twitterの話

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 なので、自身をカスメ美少女にすることとした。上掲画像は現Twitterヘッダーである。

 こうすれば生きながら布教することができる。マグロナちゃんは「バ美肉は生けるポートフォリオ」とおっしゃっていたが、まさにその通り。これから限界自撮りでじわりじわりとカスキャボーイズ&ガールズを沼地へ送還させていきたいものである。

 

私生活の話

 これといって変わりはないが、転職を決意した。

 理由は「こんなしみったれたN○T現場に常駐はごめんだ」とか「プロパーのヤロークソったれだ」とか「いつまでも古いJavaを使う環境にいられるか」とかいろいろあるのだが、なにより年収を計算したらガチで300万しかなかったのでいよいよ悲しくなったのが応えた。

 エージェントの人曰く「こんなん転職すれば勝手に年収上がるわ」「早けりゃ12月でも内定出るぜ安心しーや」などと言われたものの、自己評価は常に低いので話半分で聞いている。

 というわけでJava4年、PHP2.5年、下流一通りやって上流もちょいやったくらいの雑魚ITドカタですが、テンカツ!はじめてます。なにかあったら連絡くれや(なにを?)

そして僕は、美少女になった。

 5月のGW、僕はViveとVR Ready PCを召し抱え、VRの門を叩いた。

 仮想の肉体。仮想の世界。全てが衝撃で、興味深く、そして興奮をもたらした。

 とりわけ、「自分ではない自分」へ変化する気分は、ただただ心地よい。いや、よりストレートに言おう。「美少女になれてよかった」と。 

wasasula.hatenablog.com

 

  しかしながら、使い込むうちに不満も感じられた。「完全な肉体」にはまだ遠い。そういう気付きがあった。頭と足の追従だけでは、まだ自在な動きがこなせないのだ。

 そして、美少女化ではなくVRゲームツールとしてViveを使い倒すようになってから、3ヶ月の時が流れ――僕はVive Trackerの調達に成功した。

 FULL-TRACKING-SYSTEM……そう、「真なる肉体」を手に入れたのである。

 

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かつてハリー・ポッターと呼ばれた男の話

 7月31日。みなさんもご存知の通り、この日は僕の誕生日である。

 そして同時に、とある人物の誕生日でもある。ハリー・ポッターだ。

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 以上の事実から「僕=ハリー・ポッター」という等式が成立するのも無理からぬ話であり、実際かつては「ハリー・ポッター」とあだ名されたこともあった。遠い学び舎の日々、純真無垢の時代。すなわち小学校のころだ。

 しかし――今の僕は、果たしてハリー・ポッターなのだろうか。

 齢を重ねて今年で27だ。グラハム・エーカー(1期)とタメになった。アムロ・レイ大尉(CCA)と同い年になるまで残り2年だ。だが、未だにフラッグファイターに就任できていないし、そばにチェーン・アギもいなければ、魔法界を救った実績も得られていない。あるのはこのブログくらいだろう。

 思えばずいぶん遠いところへ来た。ホグワーツは遥か彼方だ。もう戻ることなどできまい。戻るにはずいぶんと射精を重ねすぎた。なぜだろうか。

 

 僕がメガネをかけ始めたのは小学校3年生のころからだ。魔眼の制御が効かなくなったわけではない。テレビゲームのやりすぎだ。同じ頃、雑巾がけ競争で盛大に転倒し、永久歯の前歯2本をへし折った。今でも僕の前歯はなんだかよくわからない物質でその形状を維持している。

 いま思えば、細長い顔に不釣り合いな、いかついメガネだった。だが、その平凡なガリ勉ちゃん向けメガネと、「7月31日生まれである」という事実が、ちょうどうまい具合にハリー・ポッターと重なった。奇しくも世間では、ちょうど原作書籍が日本で流行り始め、4年生くらいのころには『賢者の石』がロードショーされた。

 僕はしばしば「ハリー・ポッター」と呼ばれ始めた。いや、「ハリーに似てる」くらいだったかもしれない。重要なのは、男女問わずそう呼び、今となっては女子からそう呼ばれたことが肝要である。

 

 幸いなことに、僕の通っていた小学校には義理チョコという文化が根づいていた。教師も良識的な人物が多く、生徒のチョコの授受に口出しをすることはなく、開放的だった。僕も他の男子の例に漏れず、義理チョコだけは定期的にもらっていた。

 特に印象的だったのは、当時女子の中でも抜きん出て背の高かったAさんだった。彼女は僕のことを定期的に「ハリーに似ているね」と言ってたように思う。そしてチョコももらった記憶がある。今でも記憶にあるのだ。おそらく潜在意識下では「目をつけていた」に相違ない――当時から性欲「だけ」は異常発達していたはずだ。

 また、当時僕は初恋も経験した。小3だ。実にマセたクソッタレの思考だろう。惚れた理由も容姿ではなく、「からかわれた時に割って入ってなにか言ってくれた」というものだった。そして失恋も経験した。女子に応援されつつ、真正面から告白し、玉砕した。しかし、特に嫌われることもなく、義理チョコだけはもらったように思う。いま思えば、そのチョコのパッケージからして、彼女はお腐れ婦女だったのではないかと思う。

 

 それきりだ。なにもかも、それきりだった。

 ハリー・ポッターだった僕は、思えば青春の渦中にあった。小学生で経験する適量のそれだったかはわからない。裏では木之本桜に欲情し、萌駅の扉を叩いたので、すでに兆候はあった。だが、女子から特別嫌われるでもなく、適度な距離で接したあの時期は、27歳の時間軸から見てみればひどく鮮やかだ。

 誠に遺憾ながら、僕は中学受験に手を染め、中高一貫男子校に歩を進めた。そして、同時期に運悪くオタク・カルチャーと衝突事故を起こした。男の中でのびのびとクソオタク文明とふれあい、クソの早稲田大学へ進学しても姿勢を変えなかった。

 その姿勢の成れの果てが僕だ。女子もない。青春(世間一般)もない。成長したのはニコ動的語彙、型月魔術への知識、コミケの実戦経験、そして性欲だ。残念なことに、それ以外はなにも成長しなかった。成長しなかったのだ。

 

 そして27歳。僕はハリー・ポッターからだいぶ遠いところに来た。グリフィンドールは遥か彼方。派遣先の職場では「若頭」と呼ばれる始末だ。

 もはや僕はハリー・ポッターと言えないかもしれない。ハリー・ポッターは射精をしないし、吉原に10万円を落としてコスプレセックスをしないだろう。

 悲しいことだ。だけども絶望することはない。僕は僕として育った。ホグワーツで魔法使いとならずとも、Twitterとはてな、そしていまはVTuberを中心としたインターネットで、すくすくと育っている。僕はハリー・ポッターにはならなかったが、魔法使いのようなものになった。それを悲嘆することはない。

 歳を重ねても、恥を重ねても、人は生きることができる。雨宮尊龍は言った。「強く生きろ」と。これからもただただ、強く生きるだけである。

 

 ただ……僕は最近、バーチャルはてなブロガーになったのだけど、それが美少年になった。美少女じゃない。しかし、様々な面で美少女が有利なのは自明である。それなのに、わざわざ美少年を選んでいる……これは当時の悔恨ではないだろうか。いまさらながら、そのような疑念が生まれつつある。

 あと、ハリー・ポッターは、果たして本当に射精しなかったのだろうか。彼も男だ。ハーマイオニーに欲情しないなどということはるまい。

 必ず……彼もトイレの個室で、射精したはずだ。それだけが、今となっては彼と僕の、ただ一つの「絆」だ。

バーチャルはてなブロガー、始めておりました

 そういえば完全に忘れてたのですが、一つ大事なお知らせがあります。

 

wasasula.hatenablog.com

 

 この中で(座興として)「バーチャルはてなブロガーで~す」などと書いたカスメキャプチャを作りました。クソコラ並の速度で。

 

 ごめんなさい。本当にバーチャルはてなブロガー、始めてみました。

 

v-v-tail-log.hatenablog.com

 

これはなに?

 きっかけは6月末にあった由持もにのお誕生日配信で、由持もにさんに「この人フォローはされてないけどいつも見に来てくれてる」と言及されたことにより、なにか心が動いて「Vの世界、"本気(マジ)"で追ってやろうじゃん」と思い立ったことです(率直)(素直)(正直なインターネットをしていけ)

 そこでまずは、Vの世界でなにが起きてるか、ニュースメディアやVTuber事務所をリスト管理して追い、それを記録しよう、と考えました。しかし、Excelでまとめてマイドキュメントの底へ沈殿させるのも忍びない。そう思ったんです。

 そこから思考がスパークしました。以下、そのログです。

 

「だったらもうブログに書きゃいいじゃん。Vのウォッチブログだよ」

「あとで(僕が)トレースしやすいようにブログ別にしとこう。別館誕生だぜ」

「ん? ならばいっそのことツイのアカウントも分けるか?」

「分けるならいっそのこと完全別名義のVTuberのブログ版みたいなやつにするか?」

「バーチャルはてなブロガーにすりゃいいんじゃね???」

 

 そういうわけです。

 

なにを書くんだい?

 その日のバーチャル界隈(VTuber、VRなど)の出来事、ニュースを記録し、日付が変わった24時に投稿する。そんなデイリー・バーチャル界隈ログが主目的です。

 結局TwitterにRTかましといても、流れたり紛れたりで記録性が悪い。だからブログという固定メディアに束ねて、あとから日付で遡れるようにしとこう、という個人用備忘録のようなものです。

 速報性や独自性ではMogura VRやPANORAに太刀打ちできないし、する気もない。ただ、きな臭い話題も(ある程度)遠慮なく拾えるので、そこは意識してまとめるつもりです。

 ついでに、今後界隈を追う中でVTuberやVR絡みで言及したいことが増えそうなので、それも隔離する心持ちです。

 ちなみにもう3本は書いた。


 こっちでも言っておくぞ。『HopStepSing!』を観ろ。

 

景気はどうだい?

 宣伝もなにもしてないのでまだまだクソザコPVってところです。当ブログも零細だけどね! だからよかったら読んでくれよな!

 とはいえ、デイリーのログは完全に自分用という側面が強いので、それだけでメインコンテンツになるとは考えてないけども(文体が人が読むのを意識してるのは悪い手癖だ)。

 

著者近影

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 美少年です。メガネだけ現実と一致しています。

 とはいえ、おVの界隈って圧倒的に美少女ウケが強いので、美少女にしとくべきだったかもね。

スマブラ化するVTuber ~虚実混交の大乱闘会場~

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 ごあいさつにかえて。

 

 まことに恥ずかしながら、VTuberについて詳しく知り、ハマったのはここ1ヶ月のことである。

 最初は「Viveを買ったのだし、もうバーチャルYouTuberも他人事じゃないぞ」という謎の自負心から学習を始めた。結果、いまやVTuberは文字通り「生活の中に溶け込んで」いる。特に好きなVTuberはシロちゃんと猫宮ひなたと月ノ美兎、それとアマリリス組箱推し、あとマシーナリーとも子である。職場の同僚にも「急速に詳しくなってやがる…」と言われた始末だ。

 しかしながら、たった1ヶ月だというのに、この界隈はとんでもない速度でイベントが発生している。ボーカロイド界隈が3年だか5年だかでたどった道を、この界隈は1年にも満たない速度で歩んでいるように感じる。インターネットは加速する。しかし、ここ最近のインターネットは、まるで星の一生を早回しで見ているような心地になる。

 それにつけても興味深いのは、るつぼともいえるVTuber界隈の多様性、ともすればスマブラ感あふれるカオスである。

 今日はそのあたりをざっくり書こうと思う。なにせ、確たることの言えない世界だ。バーチャルの世界は水のように、絶えず流れ、変化していく。そもそも、この世界の100分の1も知らない以上、なにもくわしいことは言えないのである。

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わたしとVRとモザイクと

 VRがある生活もずいぶんと馴染んだように感じる。

 とはいえまだGoogle Cardboard、PSVR、そしてViveしか持ち合わせておらず、「生活に溶け込むVR」筆頭格ことOculus Goはまだ手元にはない。それでも、いつでも「うむ」と言ってHMDをかぶり、仮想世界へ潜り込めるのは心地よい。なにより、いつでも美少女になれたり、美少女と触れ合う機会を得られる点は、クソの如き独り身のオタクにはどんな福利厚生よりも恵みである。

 もっとも、VRデバイスの強みは完全な仮想世界だけではない。全方位を覆う実写世界の体験も実に心地よい。すなわち、VR-AVである。

 

 AVもいまやVRの時代である。僕はそれをPSVRで観た。

 とはいえ、トラッキングがバリバリ働く本格VRとはほど遠い。正確に表現するならば「360度没入型AV」とでもなるだろう。実物を貼るとBAN必至なので、類似品を貼り付けて雰囲気の伝達を試みよう。

www.youtube.com

 このタイプのAVは、おもにDMMなどで配信されており、一度再生すれば全方位をAV女優が囲み、パンティを見せてきて、乳首を舐める。

 その体験は認知を揺るがすには十分である。

 僕が見たのは「お嬢様女子校*1に転入してしまった僕がお嬢様たちにえっちな興味を寄せられる*2」というものだった。うっかり女子生徒たちの着替えをのぞいて無防備にも営んでしまうが、男性に関心が深い女子たちに逆に営まれるという展開。乳首舐めとフェラ。これを我が視点の上で展開される。それが演技だと悟りつつも、モニタで眺めるのと「眼前」で眺めるのとでは勝手が違う。

 だってね、眼の前でね、舐められるのよ。乳首を。それってさ、ヤバイよね。

 モニタで眺めるのと「そこ」から眺めるのではまるで違う。PSVRは、驚くべきゲーム体験以上に、おどろくべき性体験をもたらしたのだ。

 

 しかしながら、没入を遮る問題もあった。

 ひとつは「完全な空間ではない」という点である。これらAVは360度カメラで収録した「映像」であり、前後左右首を動かすことはできるが、接近することは叶わない。VR-AVの中において、我々は動かぬトーチカに過ぎない*3

 驚くべき体験ではあるが、定点から動けないという点はなかなかに惜しいところがある。そのあたりをうまく工夫して映像を作ろうとしているので、そうした工夫を愉しむもよし、発展に期待するもよし、ではある。

 もう一点の問題はより重大である。それは、「自分の視界にモザイクが入る」である。

 性的映像とモザイク処理は不可分である。日本男児はそれを成長とともに自然と学習していく。しかし、モニターに映る映像ではなく、自分の視界上にモザイクがかかると、まるで自らの視界がハックされたかのように感じてしまい、言いしれぬ違和感・不安感を抱くものである。

 「俺が眺めるイチジクなのだからモザイクをかけるのはどういうことか」という義憤ならまだいい。己がローエングリンにモザイクがかけられているのを見ると、「俺のこいつは不健全指定物なのだなぁ…」とやけに悲しくなってくる。「自分の視界」という不可侵の領域を侵犯されるという体験は、「眼前に映るのは虚構である」という線引を自ら引きやすいものだと感じた。これが日常的に起きるのが『攻殻機動隊』の世界だと思うと、あぁも少佐たちが自己について悩むのも無理もないと感じるものである。

 

 さて、PSVRでえっちなフルダイブと視界のハックを経験したのは、かれこれ半年以上前の出来事である。今月、僕はさらに一歩進んだエロスの仮想領域に踏み込んだ。Viveで覗く『カスタムオーダーメイド3D2』の世界である。

 

wasasula.hatenablog.com

 

 僕は美少女になるためにViveを用意した。もちろんその体験は無類である。

 だが、やはりこのゲームの元祖たるVR用途は「眼前で美少女と触れ合う」である。そこから手を抜くつもりはない。僕はいつだって真剣だ。

 

 

 気がつけば深夜までこのような営みをしている日々が続いている。毎日寝不足だ。だが女遊びとはそういうものであろう。

 VRモードで遊んでいてやはり思い知らされたのは「空間を自由に動き動かせる」点に尽きる。僕はエンパイアクラブのあらゆる部屋を自在に行き来し、そしてメイドたちを自在に呼び出し、配置できる。そう、自在だ。監督は僕らだ。最高のシチュエーションを両手で生み出す権利を持っているのだ。

 そしてなにより、「視点を自分で決定できる」というのが一番大きい。ハイエンドVRデバイスはトラッキングがとても優れているので、かぶってしまえばそこはもう一つの現実である。女の子と触れ合う距離感、セックスの距離感は、現実とまったく差異がない。俯瞰する営みではなく、「いまここで」見る営み。それを自分の動き一つで演出できることが、圧倒的な没入感を創出していく。

 なにが言いたいかといえば、上掲ツイのようなことをしている間、自分はほぼ常時ガチ恋距離にいるということである。

 

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 全て僕の視界で起きたことである。なんというか、全ての体験が致死量の毒そのものと言ってよい。僕はキスフェチなせいもあって、気がつくと眼前の子とガチでキスをしている。傍目に見れば末法の光景だが、主観的には間違いなく桃源郷である。

 なお、モザイク問題はこちらでも健在なのだが、抜け道がないわけでもない。MOD機能の偉大さに酔いしれる日々でもある。

 

 VRはホラーやシューターとの相性がバツグンとされている。しかしながら、それに匹敵する相性の良さを誇るのが、エロの分野であろう。それは『VRカノジョ』がSteamを通じて全世界へ解き放たれ、さらにエロパッチも別方面で配信するという事象からもうかがえる。

 一方で、アダルト媒体特有のお約束が自らの視界上で発生した時、モニタで眺めていた時以上の違和感が生じるリスクを孕んでいる。それとどう折り合いをつけていくべきなのか。

 いずれにせよ、VRの海はまだ開かれたばかりだ。VR-AVもさらに発展する可能性もある。エロは常に技術を革新させ、人類を前へ進めている。それを心待ちにしよう。

 

 じゃあ、シコって寝ますね。

*1:とはいえどう見ても予備校の教室であるし、女子生徒はAV女優である。

*2:「あの子おとなしそうで勉強得意だし、よく見たらかわいくな~い?」的なオタク大サービスなお世辞が聞ける。競泳水着への着替えを見せながら。

*3:これと微妙に異なる話として、「こちらに女優がキスをしてくる」という場面は、ちょっと首を手前に引くと「虚空へベロチューをする女」というおもしろい映像を見ることができる。無論、没入を望むのであれば自ら顔を近づけにいくとよい。

ゼロから始めるVive環境構築とVRメイド生活 ~お前は25万円で美少女になれる~

1. 始動

 それはまさに、青天の霹靂だった。

kisskiss.tv

 カスタム系3Dエロゲの雄「カスタムメイド」シリーズ、その最新版に突如として「バーチャルアバター」機能の実装が報告された。世間を席巻するVTuberムーブメントに、地響きとともに乗り込んできた瞬間だった。

 もとよりVTuberにおいて最大の障壁とされてきたのが「アバターの用意」である。強力な資本の後ろ盾か、ある程度のCGモデリング技術(ないし、FaceRigで動かすLive2Dパーツの作成技術と絵心)がなければ、そもそも乗り込むことすらままならない。

 その問題をエロゲ一つでハイレベルに解決できてしまう……全人類バーチャル化の戦端が開かれたような心地をおぼえたものである。

 しかしながら、上記の感動以上に、僕の中ではピュアな欲望が春の芽吹きのように顔を覗かせていた。

 

「美少女に、なりたい」

 

 それは、この腐敗した世界にオスとして堕とされて以来、心の奥底に存在し続けていた渇望である。

 なにも僕だけではない。世の男子の多くが『おかあさんといっしょ』を見て心に刻み込んでいるはずだ。「女の子になりたい男の子」と――

 そして、「思った」瞬間に、僕は「行動」を終えていた。バーチャルアバター機能実装の報を聞いた、およそ5時間後のことである。

 4月19日。僕はこのようにしてVRの門戸を叩いたのである。

 奇しくもこの時、Vive通常版は価格改訂が行われ、出費は税込69,390円であった。まさに「買い時」だったと言えよう。

 

2. 障壁

 さて、まぎれもなく「行動力の化身」とも言える出だしを切ったが、ここで重大な事実に気づく。「スペック大丈夫か?」という話である。

 不安要素はあった。この時まで使用していたデスクトップマシンは、今からおよそ4年前、初任給をはたいて買ったiiyama製の約8万円のお買い得BTOだったのである。CM3D2やSkyrimは動いていたものの、CPUはCore i5-4460、グラフィックに至ってはオンボードのようわからんシロモノだった*1。もちろん、パーツの交換などまるで行っていなかった。

 それでも「いやいけるやろ」という謎めいた自信があった。いける。お前ならいける。社会の荒波に放り出されてから、あらゆる苦楽と射精を共にしたお前ならいける――

 そう意気込んでセットアップをしてみたが、まるでダメだった。

 そもそも、Viveの片方のレンズしか映像が出力されない。

 というか本体にHDMI端子がない!

 外付けのアレな機械でごまかしてもダメ!!

 無情に出力される「ヘッドセットだめポです」的なエラー!!!!!

 勢いで突き進んできた僕はここでようやく冷静になる。「これマシンどうにかせんとダメだわ」と。

 かくして、Vive購入週には仮想世界に飛び込むことができなかったのである。眼前にとてつもない壁が立ちはだかったように見えた。

 

3. 構築

 さて、ここでViveの必要動作環境を確認してみよう。

  • GPU: NVIDIA® GeForce® GTX 970、AMD Radeon™ R9 290 の同等品またはそれ以上
  • CPU: Intel® Core™ i5-4590/AMD FX™ 8350 の同等品以上
  • Memory: 4 GB 以上
  • ビデオ出力: HDMI 1.4、DisplayPort 1.2 以降
  • USB ポート: 1x USB 2.0 以上
  • オペレーティングシステム: Windows® 7 SP1、Windows® 8.1 以降、Windows® 10

 

(左記より抜粋 VIVE™ 日本 | VIVE ハードウェアの購入

 この時点でまぁそこそこのものを要求されているが、結論から言うとこれらは最低ライン。「カクつかず、VR酔いも発生させないレベル」を求めるとなると要求スペックはさらに跳ね上がる。

 事実、巷で「VR Ready」に指定されたBTOマシンを見てみると、CPUはCore i7-7700以上、GPUはGTX 1070以上が当たり前。「快適に動かす」ともなれば、GTX 1080は最低ライン……そんな世界であった。

 ではグラボだけ差し替えればよいかというわけでもなく、そのスペックだと給電もおっつかないからマザボと電源も取っ替えないとダメ説が浮上。「Viveのためにハイスペックゲーミングマシンを1から用意すべし」という状況になってしまった。

 

 しかし怯んでもいられない。俺はなんとしても美少女にならねばならない。

 そこで、VR ReadyなBTOの値段も探りつつ、予算20万円でいい感じのマシンを組めねえものか!?と思い立った次第である。

 無論、自作経験は皆無であり、自作に強い高校時代の友人に土下座してパーツ選定に協力してもらった。時は4月30日、GW真っ只中。蒸し暑さすら感じる陽気の中、我々は秋葉原の雑踏へ繰り出した。

 休日商戦のオトク価格が跋扈する中、僕の雑多な要望を噛み砕きながら、作成するPCの方向性は以下のように決まっていった。

 

  • グラボは1080。これ以下はない。ただTi以上は予算的に勘弁*2
  • CPUもいっそ8700にして性能確保に務める
  • マザボはCPUと抱合せセットが確実なのでそれに従おう*3
  • メモリは8GB × 2枚で足りるやろヘーキヘーキ
  • 以上を考慮すると電源はそこそこパワーあるやつにしないとね
  • せっかくならSSD積んじゃおうぜ*4
  • 外付けドライブもあるからディスクドライブはパスしよう
  • 「クーラーは?」「まぁ虎徹でいいでしょ」
  • 「OSはWin10でいいよね」「CentOSとかにする手も」「やめようか」
  • 「ケースってどうすればいいの?」「見た目で選んどけ」

 

 そうしてワイワイとパーツを集めた結果が以下になる。  

パーツ 商品名 税抜価格
GPU ZOTAC Geforce GTX 1080 Mini 8GB ¥59,980
CPU Intel CPU Core i7-8700 3.2GHz 12MB Cache LGA1151 ¥31,500
マザボ ASRock Z370 Pro4 ¥11,980
メモリ Crucial PC4-19200(DDR4-2400) 8GBx2枚 ¥17,591
SSD Crucial CT250MX500SSD1 ¥8,280
電源 Antec NeoECO Gold NE750G ¥10,980
クーラー 虎徹 Mark II ¥3,582
ケース Antec P100 ¥8,980
OS Windows10 Home Edition 64bit ¥13,800

 これにパーツ交換保証1,000円を加算した、税抜167,673円、税込181,086円が総計となった。見事予算クリアである。

 一応、狙い所だったBTOマシンも税込で同じくらいの価格ではあったので、これからVRが十全に動くマシンを用意したい場合は今のところ20万出せばお釣りが来るくらいにはなる、ということだろう。今のところは*5

 これらのパーツを自宅へ持ち帰り、友人同伴のもと組み立て、さらに「先代マシンからDVDドライバ移植しようぜ」「なんならその外付けも取り込んじゃお」という提案を受け、上記に加えてDVDドライバと1TBHDDを追加した、なんとも欲張りセットなマシンが誕生した。

 本体のあまりのデカさに僕も家族も面食らう一品。しかしSSDにOSをインスコしたおかげで起動がマッハ号かってぐらい早い。グラボとケースの組み合わせのおかげか割と静音。

 

 では、肝心のスペックは? VR起動前に、手近なベンチマークテストとして、店頭でよく見かけるFF14のベンチマークツールを実行してみたところ、以下のようなスコア。

 

 カクつくことなくグリグリと動いていた。まぁ比較的易しめな設定で動かしたというのもあるだろう。

 そこで今度はさらにエグいスペックを求めているFF15のベンチマークツールを実行してみた。今度はフルスクリーンで。

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 ハイエンドというほどではないが申し分なさげ。高画質設定でも1ランク下のスコアで収まるし、次世代機相当のタイトルでもわりかし問題なく遊べそうだ。

 

 そして、最も肝心なVRの起動スペックを満たしているかどうか。Steam謹製のVRベンチマークツールを実行した結果が以下。

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 燦然と輝く「VRレディ」。オアシスへの扉が開け放たれた瞬間だった。

 

4. 没入

 満を持してViveをレディさせる準備が整ったので、PC構築の翌日に作業に着手した。とはいえやることはセットアップツールに従って各機器をぶっ刺すだけである。

 

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 悩みどころだったベースステーション設置*6は、「突っ張り棒+雲台プランク」案を採用した。場所はそこそこ取るががっちり安定するし、なにより部屋に穴を開けたくない。三脚はさらにスペースを取る上に、遊んでる最中に蹴飛ばす恐れもあったので断念した。

平安伸銅 突ぱりスーパー極太ポール 大

平安伸銅 突ぱりスーパー極太ポール 大

 

 そうして、全てのセットアップを終え、プレイエリアを立位に設定し(ルームスケールを遊べるほど部屋が広くない)、いざHMDを装着。

 

 気がつくと見知らぬ部屋にいた。

 

 没入感がすさまじい。VRそのものはPSVRで体験済みだったはずだが、「そこにいる」感覚は遥かに勝っていた。上下左右、天井から足下まで、見渡す限り「俺の知らない部屋だ…」と思える、圧倒的没入感がそこにあった。

 これは、StemaVRのデフォルト起動ソフト「SteamVR Home」が功を奏していること、そして「プレイエリア外という概念がない」ことが作用していると個人的には考えているが、そんなことはお構いなしにはしゃぎすぎてしまい、「SteamVR Home」だけで一日が潰れた。

 

 最終的に、火星にリビングルームを作って遊んでいた。こういうのよ。こういうのを求めていたのよ。

 

5.転生

 このまま火星で余生を送るのもアリな気もした。だが、本分を忘れてはいけない。思い出せ。俺は、美少女にならねばならない。

 運命の儀式は5月3日に着手した。実のところ、COM3D2は買ってインスコまでしていたが、単に営むだけならCM3D2が「完成」されていたので、完全に積んでいた。まさかの積みゲー消化である。

 単にバーチャルアバター機能を使うならすぐにでもできたが、どうしてもCM3D2の嫁イドになりたかった。よって新たなエンパイアクラブへ移籍させるために、多少ゲームを進めた。前作よりもさらに盛られたシナリオと、完全に経営シミュレーションへパラメータを割り振った新たなカスメに「こいつこんなゲームだったか?」と首をかしげつつも、無垢ちゃんはかわいかった。

 そうして金を貯めて移籍を終える。いつもの娘がやってきた。即座にスタジオモードを起動し、VAモードを開始。キャリブレーションのために両腕を前へ突き出ししばらく待つと。

 

 僕は、美少女になっていた。

 

 

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 これ以上語ることはない。夢が叶った。ただ、それだけである。

 強いて言えば、あまりに楽しすぎて2日くらいは現世に戻ってこれなかったぐらいである。

 

総括

 以上が、全くのゼロベースからVive動作環境を立ち上げ、美少女へと転生するまでの過程である。

 Vive本体と、それが動くマシン構築費用で、総計250,476円。これにCOM3D2のお値段が加わるが、それでも25万円台であろう。

 裏を返せば、我々は25万円で美少女になれる、ということである。安いか高いかでいえば、夢が叶うのだから差し引きノーコストと言ってよい。

 

 真面目な話をするならば、Proの登場によって通常版が値下がりし、グラボも価格が落ち着き始めている今は、Viveスタートアップにはかなりうってつけのタイミングではないかと思う。初任給からはちょっと足が出るかもしれないが、給料の3ヶ月分ならある程度公算がつくだろう。

 また、「Viveが問題なく動く」ほどのマシンであれば、現行のPCゲームはおおよそ問題なく動くはずである。「買ったのにスペック足りない!」などという心配をする必要はない。普段遣いのスペックとしても圧倒的であることを踏まえれば、ハイスペックなゲーミングマシンを用意するというのは長期的に見てもメリットがある。なによりSteamの様々なゲームに好き勝手に手を出せるのはとても嬉しい……出費が加速しそうだが、その分ソシャゲの時間が奪われるので、結果的には経済的だろう。古戦場なんてなかったんだ!

 

 僕もかつては、こういったスペック問題や価格でVive参入に手をこまねいていた一人である。今回の一連のアクションは、まさに清水の舞台から飛び降りる覚悟であった。しかし、飛び降りた先は紛れもないパラダイスだった。価格以上の体験は間違いなく降ってくる。それを、拙いながら本稿で伝えられれば幸いである。

 だから、お前もメイドになれ。清く、美しく、可愛らしく、あらよくばえっちなメイドに!!!!!

 

 なお……COM3D2では、がんばれば美少年っぽいアバターも作成できる。これとバーチャルアバター機能を併用すれば、美少年エンパイアクラブオーナーとなることもできる――つまり、こんなこともできる。

 

 

 オトコノコの夢を、Viveは全て叶えてくれる。

 さぁ、Let's VR!!!!!!!!!!!!!

*1:それでもゲーム以外の普段使いには十分すぎるスペックではあった。

*2:この采配は結果的に正しかった。というのも店頭の詳しい兄ちゃんに「Viveは推奨はあぁだけどやはり1080ないとキツイっす。Proは1080Tiか、Titan必須です」などとレクチャーいただいたため。ちなみにこの人いわく「Viveは公道を走る前提の車。Vive Proはサーキットしか眼中にないフェラーリみたいなもん」とのこと。

*3:実際お値段的にもオトクになった。店舗によってはメモリも付随して全部で68,000円ちょいだったことも。

*4:どうせ外付け1TBはあるし的なニュアンスだと思ってたが、実際は下記の通り「中からぶっこ抜いてブチ込めるな」という意味。

*5:グラボはマイニング需要が急落して値下がりが始まっているらしいが、メモリがお値段高めのままなのでどうなることやら。

*6:部屋の隅に対角線上に2機設置、床からできれば2m以上、角度は30~40度、なおかつ電源プラグぶっ刺す必要あり、というかなーりめんどい設置条件がある。